オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

「フィギュアスケートはジャンプだけじゃない」。ロイター通信の記事に激しく同意(結局はジャンプだったが)。

 ささいなことですが。昼間のテレビに世界選手権を振り返るコメンテーターとして出演した安藤美姫さんが、「女子スケーターの中で、平昌オリンピックの有望選手は誰?」的な質問に対して、三原舞依選手をあげていた。これは、よし。

 

続いて、「浅田真央選手はどうなんですか?」と話を振られると、

「浅田選手の場合はもうクリエートしてきたので、やるべきことは(☜意味不明)。もう悔いはないと思うんですよ(☜勝手に決めるな)。もう、どれだけ自分の愛するスケートを追求するかという視野になっていると思うので(☜勝手に決めるな)、結果とかオリンピック出場ではなくて、彼女のスケート人生を応援してあげてほしい(☜勝手に幕を閉じるな)」とコメント。 

 

思いやりを見せるふうを装って、「あの人はもう終わった人だから」と印象づけようとしていたことに、いらっとした。安藤美姫さんが嫌いなわけではないけれど、何かが透けて見えちゃったよ。 

 

さて、男子ショートプログラムを見て、「4回転だけがフィギュアじゃないのでは」と、流れの変化を感じた人は少なからずいたらしい。結局は、4回転で勝敗がついたようなものだったが、一夜限りの賞味期限に終わったロイター通信の記事を、いつものようにざっくりと訳してみた。

 

 

 

 

www.reuters.com

 

木曜日の世界選手権で、魂が吸い込まれるようなショートプログラムの演技を見せたハビエル・フェルナンデスは、並み居る挑戦者たちを払いのけ、世界チャンピオンになるために、4回転製造マシンになる必要はないことを証明してみせた。

 

このスペイン人の選手は、スパニッシュギターのマラゲーニャの調べにのせて魅惑のパフォーマンスを見せ、パーソナルベストを5点近く上回る109.05点を叩き出した。3度目の世界選手権優勝に向けて、これ以上ないスタートを切ったわけだ。

 

フェルナンデスの順位は残りの競技者にかかっていたが、ほかの競技者の中では宇野が104.86点で2位となり、彼よりも華々しい活躍をしている同胞のオリンピック金メダリスト・羽生の陰から、ついに抜け出した。

 

保守的な演技スタイルのカナダのパトリック・チャンもまた、国際大会で初めて100点の壁を突破して102.13で3位になった。パトリックは、上位6名の中で、2分40秒の演技中に4回転を1本しか飛ばない唯一の選手だった。

 

「ずっと、国際大会で100点を突破したいと思っていたんだ」と、2014年のオリンピックで羽生の後塵を拝し銀メダルに終わる前に、3度のワールドチャンピオンに輝いている26歳のパトリックは話す。


「世界選手権でそれができて、4回転をもう一本プログラムに加えれば、点数に伸びしろがあるとわかったよ」。

 

競技会が幕を開ける前に宣伝されていたのは、次世代のスケーターたちがプログラムに詰め込む、高得点ジャンプの数ばかりでした。木曜日の時点で、36人中20人のスケーターが、氷上に降りる前に空中で完璧に4回転しなければならないジャンプを跳んでやろうと、意気込んでいました。そのうち7人は、ショートプログラムの中に2本の4回転を組み込んでいたんです。

 

アメリカのネイサン・チェンは、土曜日の世界選手権フリープログラムで、6つの4回転を入れる練習をしています。彼は、ルッツ、フリップ、トゥループ、サルコウという4種類の4回転を跳んだ史上初の選手で、今年の全米選手権では、合計5つの4回転をフリープログラムに入れました。

 

彼は、木曜日のショートで、ダイナミックな4回転ルッツ+3回転トゥループのコンビネーションジャンプを跳んで、19.47点というすごい点数を稼ぎました。一つの要素としては、最高得点です。でも、17歳の青年は、その後のトリプルアクセルに失敗して、ドタンという痛そうな音を立てて、地面に倒れたんです。羽生より1.06点低い97.33点で、この四大陸選手権のチャンピオンは6位にとどまりました。

 

日本の人気者羽生は、4回転サルコウ+3回転トゥループのコンビネーションジャンプを跳ぶときの判断ミスと、1つ目のジャンプの後で膝をついて着地したことで、勢いを失いました。このミスでフェルナンデスより10.66点遅れを取っていますが、羽生が完全に金メダル争いからはずれたわけではありません。彼の練習仲間にリベンジする望みを抱いていることでしょう。

 

昨年、羽生と同じく1987年の世界チャンピオンであるブライアン・オーサーに師事しているフェルナンデスは、ショートプログラムを終えて、金メダルをつかむにはトップから12点、不足していました。しかし、栄冠をかっさらうことをあきらめませんでした。


「たくさんのスケーターがこのようなすばらしい演技をする中で優勝できれば、自信につながるでしょう」と、5度のヨーロッパチャンピオンは語ります。
「若手が挑んできたって勝てるって、思ってるよ」。

 

中国の10代選手ボーヤン・ジンは、観衆受けする映画「スパイダーマン」のサウンドトラックに乗せた演技で、98.64点のパーソナルベストを出して4位につけています。
(Reporting by Pritha Sarkar, editing by Clare Lovell)

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