オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

後半/「オリンピックシーズンに向けて、羽生選手は視界良好」。GOLDEN SKATE 5月5日記事翻訳

GOLDEN SKATE 5月5日記事の後半部分の翻訳です。

 

 

 Hanyu heads optimistically into Olympic season.

GOLDEN SKATE May 5, 2017 By Tatjana Flade Photo/Danielle Earl

*この内容は当ブログ運営者が独自に翻訳したもので、GOLDEN SKATEは記事について一切の責任を負っていません。

前半の記事はこちらです。

www.tanegashimapi.com

次なるステップは、新しいプログラムをどうするかであるが、記者会見の時点では、羽生は来シーズンの音楽についてまだ決めていなかった。

「今シーズンは、自分に対して挑戦をしたかった。その意味では、とてもうまくいったシーズンだったと思っています」と、ショートプログラムのプリンス「レッツ・ゴー・クレイジー」とフリープログラムの久石譲「hope and legacy」という、二つのまったく違ったプログラムに言及した。

「僕にとってよかったのは、ショートとフリーで、まったく違ったスタイルの滑りを経験できたこと。来シーズンもまた、そうしたいと思っています」。

「要素の出来栄え点については、とりわけ表現の面で進歩を見せたい。技術的に自分を試した後に、プログラムをもっとよくできると思っています」。

羽生は、3つの異なる4回転ジャンプを跳べるという技術的難度の高さ&芸術的表現という完璧なパッケージを備えた、今の時代のベストスケーターの一人である。が、時々(たとえば世界選手権と国別対抗戦のショートプログラムでミスをしたとき等)、失望に対処しなければならない。”期待外れ”という一撃を受けると、オリンピックチャンピオンはひどく苦しめられるのだ。国別対抗戦のショートプログラムの後、たくさんのことが彼の心を去来した。

「あの日の夜は、ほんとに眠れませんでした。朝の3時、4時まで起きて『僕はリンクをどう見ていたのか、観客から見てどうだったのか』を考えました」と、羽生は吐露した。

世界選手権の王者は、コーチ陣や近しい人たちと語り合ったが、最終的には自分自身で熟慮した。

「滑っているときの感情がとても大事で、その感覚がわかるのは、自分だけです」と、彼は言う。

「最後には、自分で決めるしかないんです。国別対抗戦のフリープログラムでは5つの4回転を跳びましたが、演技の前に自分で決めたことです。ショートプログラムでミスをしたからそうしたのではなく、5つの4回転を跳びたかったからそうしました」。

氷の上に降り立つときは毎回、多くのプレッシャーにさらされる。おびただしい数のファンと観客たちに囲まれ、メディアは彼の活躍を期待する。アイスリンクは日の丸の海と化し、スターが氷上に現れると、声援で何も聞こえなくなるほどだ。彼はその瞬間をどう感じているのだろうか?

「うれしいですよ」と、彼は笑った。「世界中の人々が、僕だけではなくすべてのスケーターを見ています。自分がその中の一人であることが、うれしいんです。そしてまた、誰かが僕を見て、後に続いてスケートをしてくれたり、スケートのファンになってくれたりするとうれしいです。スケートに魅せられて新たにファンになる人がいたり、子供たち(大人も)が僕らを見てスケートを始めてくれたりすると、ハッピーな気持ちになります」。

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日本チームが2012年に続いて2度目の金メダルを獲得した国別対抗戦が、羽生の心に火をつけた。「この大会をすごく楽しめたし、競技自体をすごく楽しめたのも、ここしばらくで、初めてでした」。

オリンピックチャンピオンは、次のシーズンに向けて燃えている。

「今、競技がものすごくハイレベルな戦いになっているので、練習するのが楽しいし、さらなるやる気を感じています。今、滑れることが幸せです」。