オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

「羽生結弦にはイノセンスが必要」「パトリック・チャンはいまだ健在」。フィギュア2016-2017シーズンを、IceTalkの3人が本音でワッショイ!

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「icenetwork」のpodcast 版 「Ice Talk」より、番組ホスト Nick McCarvel, 「RockerSkating.com 」のJackie Wong 、NBCスポーツのNick Zaccardiの3人が、2016-17 seasonのフィギュアスケートを、"北米寄り"にぶっちゃけトーク。その中から日本人選手に関係する部分を雑に訳してみたので、話半分にお楽しみください。

昨シーズンのトップストーリーは、なんだと思う?

男子について聞かれてるとしたら、「4回転」だね。毎年、4回転のことは話題になるけど、今年は特別、4回転が前進した年だった。オリンピックのサイクルに合わせてそういう話になるけどさ。ネイサン・チェンは、全米選手権の、特にフリープログラムですばらしい点数を出した。

 

うん、まさに4回転の年だったね。ネイサン・チェンは、最速で4回転をモノにした男じゃない? 4回転レースについては後でまた話すけど、ジャッキー、君は昨シーズンのトップストーリーはなんだと思う?

 

プレ・オリンピックシーズンに、新しい名前がどんどん出てきたことかな。世界選手権、全米選手権、ワールドジュニア・・・常にニューフェイスが大会をかき回した。ネイサン・チェンがジュニアから上がってきたのを筆頭に、ケイトリン・オズモンド(カナダ)、ガブリエル・デールマン(カナダ)もトップに上がってきたね。

ジュニアでは、アリーナ・ザギトワ!15歳が3回転+3回転を跳ぶなんて、来年はどうなっているんだろう。本田真凛、ビンセント・チョウ・・・彼らは、来年、シニアシーズン1年目でスター街道を駆け上がるだろう。オリンピックシーズンに、そういうニューフェイスを見るのは本当に好きだよ。

 

(続いて、テサモエの復帰や女子のメドヴェージェバはなぜこんなに強いのか、などの話)

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男子に話を戻すと、4回転の時代って話があったよね?

ネイサンは(中略)4回転をもっと、もっと、もっと!って力を入れて、オリンピックではプログラムに1ダースくらい(スゲーいっぱい)入れるんじゃない? 

 

Nickのネイサンに対する印象はどう? まだ17歳で、金曜日に18歳になるのに、本当にブレイクしたシーズンだったよね。

 

まさに僕らは、彼がシニアに上がり、トップレベルになる過程の目撃者になった。彼は、僕らが夢見た以上の最高の結果を出したよ。全米選手権 フリーは、とにかく素晴らしかった。四大陸もすばらしい構成で、羽生結弦を打ち負かした。世界選手権で6位に終わったのは残念だったけど、来年はもっとエキサイティングなはずさ。4回転を跳ぶというショーマンシップの面からも、スケートとの向き合い方の面でも。今年は男子の試合が楽しみで、毎回、ネイサンを見るのが待ち遠しかったよ。

 

シーズンの最後はちょっと残念だったけど、全体として勢いがあった。世界選手権ではスケート靴が壊れてしまったけど、練習では4回転ルッツを着地していた。 スケート靴の調子はベストではなかったけど、「オーマイゴット!なんてタフなヤツなんだ」と思ったよ。

 

6位に終わってしまって残念な結果だったけれど、最悪ではない。

 

(ネイサンの話が長すぎるので中略)

 

世界選手権では気落ちしたと思うけど、グランプリファイナルのフリーはこの世のものとは思えない出来で、羽生を打ち負かした。全米で優勝したし、オリンピックシーズンに向けて勢いは十分だ 。ネイサン・チェンの名前は、米国のあらゆるスポーツファンの間で話題になり、(中略)彼は米国の金メダル候補の筆頭だね。過去数年間アメリカの男子フィギュアスケートは振るわなかったけど、ネイサンチェンが現れてくれた。(中略)ジェイソン・ブラウン、アダム・リッポンは、ちょっともろい。 

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米国内ではネイサン。世界的に見ると羽生結弦 。

羽生結弦は世界選手権のタイトルを奪還した。ハビエル・フェルナンデスは、フリーの出来がすごくよくなかったけど、羽生の優勝は、アリーナで見ていてどんなふうだった?

 

不思議な感覚だったよ。僕は2年前にグランプリファイナルを見たけど、(中略)世界選手権の会場はものすごい緊張感があって、彼がジャンプを跳ぶごとに衝撃が増していって、別次元のスコアを叩き出した。演技の構成も、2年前のグランプリファイナルより難しい。でも、一般的な意見とは違うかもしれないけど、僕が見た羽生の最高の演技は、いまだにあのグランプリファイナルのときの演技。世界選手権より難しいプログラムではなかったけど、クオリティはもっと高かった。羽生は世界選手権で優勝したけど、もしハビエル・フェルナンデスがフリープログラムを完璧に滑れていたら、 彼のほうがずっとリードしていたと思う。

 

そのとおり。そこが議論のポイントだと思うんだけど、 僕はマジな話、羽生結弦にはイノセンス(天真爛漫さ、純真無垢さ)が必要だと思う。

 

oh、ははは(それ言っちゃう?)

 

だって、彼は世界選手権で優勝したし、オリンピックに向けて現時点ではベストスケーターだし、嫌いじゃないよ。でも世界選手権で、彼は(イノセントな演技を?)やらなかった。「これを初めてやったのは俺だ」と、自分ができることを証明したっていうか・・・。宇野昌磨やハビエル・フェルナンデスや他の選手に対して、「俺は絶対王者だぞ」と思い知らせたような感じ。(中略)

 

ブライアン・オーサーも、結弦に話すと思うけど、過去2回の世界選手権では、結弦はショートプログラムで首位を争っていた。でも、ハビが世界選手権のショートで結弦を破り、ネイサンはグランプリ、4大陸で羽生を打ち負かした。

来シーズンは多くの人が言うだろうね、「羽生結弦はプレッシャーに打ち勝てるか?」って。彼はこの3年間、スケートに寄与してきた。君がいうように、ショーマやボーヤンを阻止するには、ポジションを再構成する必要がある。(中略)

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他に男子で気になったのは、パトリック・チャン。

興味深いシーズンだった。ヴィンセント・チョウも気になる存在。 ジェイソン・ブラウンは、今年いくつかのチャレンジングな怪我からカムバックして良くなっていた 。アダムリッポンも怪我を乗り越えた。パトリック・チャンは、印象に残ったよね。

 

「パトリック・チャン、ここにあり」って感じだった。

 

彼は、年齢がいってるのでは?

 

そうは思わないよ。パトリックは、国別対抗選のショートで2本のクワドを入れた。大きなサインを送ってきたと思ってる。「俺はまだここにいるぞ」とね。数年前、4回転革命を始めたパトリックは、健在だ。「4回転とケガ」みたいな話もあったけど、彼が5種の4回転を跳べば金メダルを獲れるよ。 

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