オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

「超高速で回るタイプの4回転をコンビネーションにできる。いかに有能かってことさ」。宇野昌磨2017年国別対抗SP_NBC解説

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ブログの原稿を整理していたら、5月8日に途中まで訳したものの、忘却の彼方に放置していた宇野昌磨選手の国別対抗戦SPのNBC実況がありました。

 

なぜアップしなかったのか、理由は不明。フリーを訳しているうちに、短期記憶を失ってしまったのかもしれません。怖い。

 

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解説者は、Tanith White(2006年トリノオリンピックアイスダンス銀メダリスト。チャーリー・ホワイトの奥さん) & Ryan Bradley(2011年全米選手権優勝、2008年スケートカナダ2位)のお二人。

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解説のお二人

 

NBCはこれから、この美しいコンビを推していくのでしょうか。

技術的解説を盛り込んだRyan Bradleyのコメントは、ためになるものの、時に難解なので、誤訳があったらすみません。

 

 

宇野昌磨2017年国別対抗SP_NBC解説


Tanith)さぁ、19歳の宇野昌磨の登場です。


Tanith)ここまで、なんという素晴らしいシーズンだったことでしょう。
初めて全日本選手権のタイトルを獲り、つい先月の世界選手権では銀メダルリストに。
金メダルをとるのに、あとわずか2点足りませんでした。

 

(演技スタート)

 

Ryan)オープニングは、4F。ちょっと外側に傾いた。

 

Ryan)特徴的なショーマのスケーティング。ワイルドな着地は、この後のコンビネーションジャンプを跳ぶのを難しくしています。

 

Ryan)4T+2T。完璧なコンビネーションなら3Tです。点数を稼ぐ、とても重要なポイントでした。

 

(実況沈黙)

軸のぶれないスピン。音楽とともにピタっと静止。

切り替えしてから両腕を大きく振り上げ、指揮者のポーズ(違うと思うが)。

演技後半の盛り上がりへGoGo!

 

Ryan)きれ~なトリプルアクセル、ふふっ。
なんて難しいつなぎなんだ。コリオグラフィーの中で流れるように跳びます。


(実況沈黙)

氷に吸い付くようなステップに、ただ見入るのみ。

 

ギュイン♪ という結びの音と共に、左手を突き上げ指揮者のポーズ(だから違うってば)。

軽くガッツポーズ。

 

(演技終了)


Tanith)宇野昌磨でした。観客の熱狂も当然の、この反応にふさわしい、若い日本の世界選手権銀メダリストによる、素晴らしい演技でした。

 

Tanith)ショートプログラムを終えた、日本の宇野昌磨のキス&クライでの様子です。
パーフェクトではありませんでしたが、ほぼそれに近い演技でした。

 

Ryan)ガッツある演技はこの力強い4Fで幕を開けました。

シーズン中ずっと、コーナーをクルッと回る、ちょっぴりワイルドな(粗い)着地をする傾向がありました。

 

羽生結弦のように大きく幅広の曲線を描く(4回転)ジャンプとは違って、(ショーマの4回転は)非常に高速で回転して、降りてくるときに(衝撃を吸収するために?)逆方向にまわって、着地を可能にしています。

このことが、ショーマが4回転のコンビネーションを跳ぶのを難しくしています。

 

なーんて語ってきましたが、ビデオを見ての通り、4Tに2回転をつけてコンビネーションを跳んでいる。彼がいかに有能な選手かってことだね。

 

Tanith)審判もあなたの意見に同意したようね。シーズンベストが出たわ。

103.53点。彼は信じられないみたいね。

 

日本の宇野昌磨のテクニカルエレメントスコアは56.79点。あと一人、演技をする選手を残して、暫定的に1位です。