オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

拍手しすぎて手が痛かゆい!「THE ICE 2017」ざっくり備忘録その1

行ってきました、激暑の大阪「THE ICE 2017」! 楽しむことを優先したので、誰が何をしたとかいう記録はメモっておらず。忘れないうちに書きとめておきたいと思います。

 

注)以下の内容には、アイスショーの内容がネタばれでバンバン書かれていますので、これから名古屋公演に行くので知りたくない方は、ご注意願います。

 

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2017年7月31日の大阪は、35度を超える猛暑。朝潮橋駅を降りると、もわーんとした空気に包まれます。

本田駅から朝潮橋駅に向かう電車の中は、ほぼ「THE ICE」を観に行く人たちで、「Tシャツ、残ってるかなー」「なぜ、初日公演をいきなり土曜日に放送しはったんやろか?」といった、同じ車輌にいる全員が「そーだ、そーだ」とうなづくような話題にあふれていました。

 

並んで開場と同時に入場。 パンフレット2000円を購入。買わずにはいられないけど、予想通りあまり内容ないな・・・

 

ショーの写真は撮影禁止でしたので、演技写真はすべて「スポーツナビ フィギュアスケート編集部」様の7月28日のツイート&ツイート写真を埋め込みさせていただきます。

 

私の席は、スタンドSで入退場ゲートの近く。リンク全体が見渡せ、開演直前の出演者の気合入れの掛け声も聞こえました。

 

 

 

客席までこんなに聞こえていいの?って驚くくらいの声。ものすごい気合入ってましたよ。

 

ショーの始めに、メモリアルVTRが流れる。「MAO HISTORY」。

競技会での演技を振り返り、後半のスペシャルメドレーへの伏線になっているのか・・・。選手数名から浅田真央へのメッセージが。

 

オープニング。いきなり真央ちゃんが登場。スケート靴を履いて、誰もいないリンクでおなじみのウォーミングアップを始める。

 

照明は暗いけど、シルエットだけですぐわかる、真央ちゃんのアップシーン。テレビで何度も見てきたからね。

そこへ、ジェフが登場。軽く挨拶を交わして練習を続ける。やがて、ジェフ+4名でバーレッスンを開始。

最初、なぜ棒を持っているか理解できず。すぐにバレエのバーレッスンだと気づく。体幹が強くないと、宙に浮くバーを持って演技するのは難しいよね。

 

やがて、仲間がどんどん加わり、それぞれがウォーミングアップをしている体(テイ)で。

 

そこへ、シャーっと、いきなり大技クリムキンイーグルでリンクを横切るお方が。はい、昌磨の若旦那です。ウォーミングアップだっちゅーに・・。この日の若旦那は、エネルギーがあり余って制御できない感が。

 

続いて、鈴木羊子さんの生ピアノ演奏に合わせてリチュアルダンスの群舞。堂々として迫力があり、アントニオ・ガデス舞踊団の「カルメン」を思い出しました。

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やがて群舞の中心に真央ちゃん。やはりオーラが違う。このあたりからショーがピリッと引きしまってきました。

 続いて、舞ちゃんのブラックスワン。ダブルアクセルもきれいに着氷。 スタイルがいいので、舞台映えします。 

最後のほうに持ってきたジュディ・オング風のビッグフェザーを使ったところを、もう少し見せてほしかったな~

 

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久々登場のこづの、おなじみ「ラストダンスは私に」。衣装にも見おぼえが・・・。

ブランクが響いているのか、この日はジャンプが決まらず、動きも小さめ。ただ、美しい滑りは健在でした。 

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キリッとした空気の中、長洲未来ちゃん登場。

 

冒頭でいきなりトリプルアクセルを決めて歓声が起きる。
「大歓声」とまではいかなかったのは、あまりにも軽々と跳んだために、トリプルアクセルだと気付かなかった観客が多かったからか。


「オリンピックを目指す現役選手は、かくや」と思わせる気迫の滑りでした。

 

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数々の男前語録を残す未来ちゃんが好き。女王メドベージェワと同じ曲とか言われてますが、こっちが先だぜぃ! 前回のオリンピック米国内選考の無念を晴らしてほしいな。

続いて、チン・バン&ジャン・トン夫妻のムーン・リバー。

さすがに息がぴったり。静かに見入るのみ。

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今回、印象に残った演技の一つ、無良選手の「Too Close」。今シーズンのショートです。

  

いい。すごくいい! 重厚感のある無良選手の滑りに音楽がとても合っています。オリンピックに行けそうな気がする!

 

続いて、本公演で大活躍、佳菜ちゃんの「Hometown Glory」。アデルの曲ですね。

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Round my hometown, memories are fresh.
Round my hometown, ooh, the people I've met.

故郷にくると、思い出がよみがえる。

故郷にくれば、懐かしい人たちがいる。

とても集中していて、完成度の高い演技でした。

ブラックの衣装に赤いバラ。「佳菜子スマイルは健在です」というでかい声のアナウンスとは裏腹に、涙が出そうな切ないバラード。ってか、アナウンス合ってないよ

ここで、「佳菜子スマイル、もう一度、見たくないですか?」とアナウンスが入る。見たいよ。さっきは、演目とコメントがあってなかったからね・・・

 

おわびに、佳菜ちゃんだけが再登場してニッコリするのかと思ったら・・・珍しい佳菜ちゃんと真央ちゃんのコラボがスタート。

曲は、加藤ミリヤさんの「旅人」。

 私たちはまだ長いこの旅の途中
行く先はまだ知らない
確かなのはたったひとつ
それは美しい場所
ふたり名もなき旅人

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トークショーでの話によると、小さい頃、二人がスケートリンクで一緒に遊んでた頃の動きをそのまま振りにしたものだそう。

 

お正月の朝、一番最初にリンクの真ん中に行くのは誰かを競ったり、先生が来る前に氷の上に座ってお尻でクルクル回ったり(先生に見つかると怒られちゃう)、氷の上で追っかけっこをしたり。

 

佳菜ちゃんが、ほんとにうれしそうな顔してやってたのが印象的。

 

ちょっと長くなってきたので、備忘録「その2」へ続きます。