オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

思い出がよみがえる真央メドレー「THE ICE 2017」ざっくり備忘録その2

記憶がぐちゃぐちゃになってきました。いろいろ間違ってたらごめんなさい。デザインがおかしかったらごめんなさい。追い追い修正します。

 

第一部の後半は、現役時代の浅田真央さんの演技曲をスケーターたちが滑る「スペシャルメドレー」。

 

ショーの写真は撮影禁止でしたので、引き続き、演技写真はすべて「スポーツナビ フィギュアスケート編集部」様の7月28日のツイート&ツイート写真を埋め込みさせていただきます。

 

浅田舞ちゃんによる「オーバー・ザ・レインボー」で幕を開けました。本当に虹を超えているような、のびのびとした演技。「この選手は大きなスパイラルが持ち味の一つだったなぁ」と改めて思う。

 

f:id:tanegashimapi:20170801200726j:plain

 

2曲目は ソトニコワ選手の「シェヘラザード」。

 

f:id:tanegashimapi:20170801202007j:plain

 

ソトニコワ選手、足はもう治ったのかな? 動きがのびやかで、とても映えるんだけど・・・真央ちゃんが演じていたときと同じロングパンツの衣装に、「真央ちゃん、トリプルアクセルがうまくいかない時期で、心配したな」という当時の思い出がよみがえる。

なぜか、「真央、恋をしなさい」と言っていたタラソワ女史の映像もよみがえる。なんかツライ・・・

 

 

過去を思い出してブルーな気分になっていたところで、織田くんによる説明不要の最強「スマイル」。

 

 

f:id:tanegashimapi:20170801203138j:plain

 

ひと蹴りが大きいから、身体は大きくないのにリンクが狭く感じる。やっぱ、この人はうまい。国宝級の膝を持つからこそ滑れる、やさしい「スマイル」に涙腺がゆるむ。

 

うるうるきていたら、「ヒャーン」というおなじみのラヴェンダーの前奏と共に、昌磨が登場して我にかえる。

 

怖いもの知らずの若旦那は、本日も暗い照明の中、むちゃしまくりで「独り競技会」状態です。いきなりのトリプルアクセルが、高いこと、高いこと。

 

「真央ちゃんのラヴェンダー、大好きで何度もリピートして見たな」と思い返していたら、演技のほうもリピート状態。曲調が変わって、鈴木あっこちゃんの「ラヴェンダー」へ。

 

f:id:tanegashimapi:20170801205630j:plain

 

このバージョンのラヴェンダーもいいですね~。

 

続いて、「Sing Sing Sing」のリズムに乗って、ケイトリン・ウィーバーとアンドリュー・ポジェが登場。

 

f:id:tanegashimapi:20170801205916j:plain

 

シン、シン、シン、シン♪♪さすが、西洋人はノリが違うねヘイヘイ。と思ったら、んー? ツイヅルがそろってないぞ。というか、ポジェ君、途中で回り切るのあきらめなかった?

 

続いて、このズシーンとくる音楽は・・・「鐘」だ!

 

f:id:tanegashimapi:20170801210542j:plain

 

ジェフリー・バトルって、すべるとき音がしないんですよね。

それでもって、貴公子みたいな外見だからか、重苦しい雰囲気がまったくない。

真央ちゃんの鐘とはまったく別物ながら、やや軽やかですてきな「鐘」。

 

ジェフがリンクの端にはけ、バトンタッチしたのは、えーと、誰かな?

 

実を言うと、最初は誰だかわからなくて、遠くから見ると動きがやや小さく感じられ、

「真央ちゃんのステップは、男性スケーターでも演じるのは難しいんだな。それほど大変なことを、彼女はやっていたんだ」と感無量になっていたら、

 

f:id:tanegashimapi:20170801210553j:plain

 

な、なんと・・小塚君じゃないですか~ごめんなさい。

後からテレビの録画を見たら、顔芸がメインだったのね(と、勝手に決め付ける)。

曲の最後のドドーン♪という部分が大音量になっていて、思わず吹き出しちゃったよ。

 

ジェフの正統派「鐘」に対して、小塚君のパロディ版お笑い「鐘」みたいな展開に・・・

 

 

笑ったあとは、チン・パン&ジャン・トンによる「愛の夢」。

 

f:id:tanegashimapi:20170801212655j:plain

 

 「この時期は、ほんとに真央ちゃんいろいろあったよねー」と、会場が静まり返る。

 

と、感傷を打ち破って現れたのは、高橋大輔先生のラフマニノフ。

ラフマニノフ先生、一瞬で会場の空気を完全制圧。お見事。

 

f:id:tanegashimapi:20170812151841j:plain

 

先生にハートをわしづかみにされたところで、真央ちゃんが登場。

神話の中の女神を見つけた男が、その後を追うような怪しい雰囲気が漂う。

この二人でアイスダンスやればいいのに・・・と思う。

 

やがて、女神をとらえた男がスカートをバッとはぎ取ると、ロングスカートバージョンのリチュアルダンスの衣装をまとった真央ちゃんが。

 

f:id:tanegashimapi:20170802012431j:plain

 

その動きの曲線の美しいこと。妖艶なこと。

氷の上でここまで美しくあった人が、今までいただろうか。

 

神様、どうしてこの人に金メダルをあげなかったのですか?

氷を愛し、愛されるだけではだめですか?

 

そんなことが頭の中をめぐる。

 

さて、第一部が終わる前に、恒例フィナーレダンスのレッスンタイムがありました。

この日は、織田くんと佳菜ちゃんが担当。

 

でも、全然、噛み合ってない二人。登場直後、「どっちの方向を向いて観客に挨拶するか」ってところから、もめまくり(笑)。

織田くんのボケを、佳菜ちゃんはスルー。

佳菜ちゃんを置いてきぼりにして、一人で進行する織田くんに、「私がいることも忘れないでよ!!」と大声ですねる佳菜ちゃん。普段からノー・バリアで接している様子が伝わってきます。

うーん。また長くなってしまいましたね。

その3に続きます。