オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

残暑の疲れに「せんねん灸」。1カ月のお灸生活やってみた。

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春の終わりから30度超えの猛暑が続いたと思ったら、連日の雨模様。

かと思えば、曇っているのに気温は高く、ギラギラ&もわーんの繰り返しで、疲れがたまっている人も多いのではないでしょうか。

 

病気ではないけれど、なんだかだるい。絶好調とはいいがたい。そういうときにおすすめなのが、「お灸」です。

 

お灸と言っても、「もぐさモクモクあっちっち」のお灸ではなく、シールでペタッと肌の上に貼って、低温でじんわり温めてくれる「せんねん灸」

 

ひょんなことから大量の「せんねん灸」を購入し、その魅力にすっかりはまってしまった私 種子島ぴー が、使ってみた感想を報告します。

 

 

目次

せんねん灸って何?

せんねん灸は、お灸です。資料によれば、「お灸の原料は、よもぎ。よもぎの葉の裏の綿毛だけでつくるもぐさ」です。身体のツボを温めることで血行を良くし、セルフ治癒力を高めてくれるそうです。

 

せんねん灸は、お灸をより手軽に安全にしたものです。

 

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手下げ袋いっぱいの「せんねん灸」を買っちゃった

灼熱の銀座をぐったりと歩いていると、「せんねん灸 showroom GINZA」と書かれたお店を発見しました。近づいてみると、1階ではいろいろな種類の「せんねん灸」が売られていて、お灸体験もできるみたい。3階には、お灸による治療室や教室がありました。

 

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1階のショールームに入り、手の甲に小さなお灸をのせてもらうと、じんわりと温かさが広がって、かすかな香りが漂いました。

 

火を見ると人間は癒されると、何かで読んだことがありますが、お灸が消えて冷たくなるまでの5分間、ぼんやりと煙を見つめていると神経がゆるんでいきます。

 

うーん、なんだかいい感じ。さっそく、1箱買って帰って、身体の凝った場所にポン。温かくて、じわーん。これをり返しているうちに、あっという間に使い切ってしまいました。

 

翌週、再びショールームを訪れると、「夏のお灸まつり」の真っ最中。「この商品を2箱買うと、ミニサイズをプレゼント」「○○円以上買うと、ミニせんねん灸9個パックをプレゼント」などなどの特典におぼれ、気がつけば紙の手下げ袋いっぱいの「せんねん灸」を購入してしまったとさ。

 

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さすがに、買いすぎたかな・・・と反省しつつショールームを後にしようとすると、スタッフが"しゃもじ"を持って駆け寄ってきました。

 

「イベント中なので、これですくっただけのせんねん灸をプレゼントさせていただいています」

 

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えっ? すくい放題なの?

 

すでに、使いきれないほどの商品を抱えていたものの、やるき満々でしゃもじをつかむと、ザクッ! っとザルの中に。

 

じゃーん。これだけの「せんねん灸」を追加でゲット~。「少ないですか?」と聞くと、「いえ、十分多いと思います」と、ドン引きのスタッフ。

 

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数えてみると、37個ありました。「おためしタイプ」が一箱20個入りだから、2箱分もすくってしまったことになる。ごめんなさーい。

 

では、さっそく使ってみましょう!

 

用意するもの

基本は、この3つだけ。

お好みの「せんねん灸」、火をつける道具、水を入れた容器。

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水を入れた容器は、使い終わったお灸を入れます。

 

火をつける道具は、ショールームの人は「せんねん灸点火器」を使っていましたが、私はチャッカボーを使っています。まったく問題ありません。

 

初めての「せんねん灸」おすすめはこの3つ

初めて「せんねん灸」を使う人は、熱さに対して肌が慣れていないので、温熱レベルの低いものがおすすめです。熱くなるタイプを使うと、熱いだけでなく、肌が赤くなっちゃいますよ。

 

おすすめは、こちらの3種類。いずれも温熱レベルが低く、お肌にやさしい作りになっています。

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【はじめてのお灸 moxa】

「くだもののかほり」「緑茶のかほり」「香木のかほり」「はなのかほり」の4種類があります。かすかな香りなので、どの香りを選んでも大きな差はありません。私は、芳香剤がとても苦手ですが、そういった種類の香りではなく、自然の香りなのでご安心を。

 

 

【レインボー】

こちらも初めての人におすすめの、温熱レベルがいちばん低いものです。香りはほぼありません。せんねん灸のお灸ルームでも使われているとのことです。

 

 

少量パックでお試しするのもいいですね。

 

 

 

【アロマきゅう】

「初めてのお灸」「レインボー」より、もうすこし熱いです(一段階だけ)。バラのパッケージで「アロマ」と聞くと、ローズオイルを思い浮かべるかもしれませんが、かすかな香りでローズ感はあまりありません。「初めてのお灸」「レインボー」に慣れた、物足りない人におすすめです。

 

 

 【竹生島】
上の3種類よりもう少し刺激を強めたい場合は、【竹生島】を。温熱レベルは「アロマきゅう」と同じですが、台座に和紙がついていません。
 

どこに貼ればいいの?

・皮膚がくぼんだり、しわしわだったり、色つやがわるい箇所

 ⇒血行が悪い場所です。

 

・症状に効果があるとされているツボ

 ⇒商品についている説明書を見ながら、ツボを探しあてて貼ります。

 

・指で押してみて、凝っている、疲れていると感じる箇所

 

せんねん灸の貼り方

①台座の裏のシールをはがす

②片方の手の指の腹に「せんねん灸」を貼り、火をつける

③指からはがして、癒したい場所に貼る

f:id:tanegashimapi:20170829131619j:plain★出典:せんねん灸冊子

 

炎がぼうぼうになるまで、燃やす必要はありません。かすかに煙が出る程度で◎。

必ず、着火してから皮膚に貼ること。貼ってから着火しようとすると、チャッカボーの炎でアチチッてなりますよ(体験談)。

 

熱いと感じたら、我慢しないではがします。台座を指でつまんで、くるっとひねると簡単にはがれます。

 

じわーっとほどよい温かさを感じるのが◎。

ツボの血行がすでにいい場所に貼ると、ピリピリしたり熱さを感じやすいそうです。私は、そういう場合には「悪い箇所ではない証拠」と思って、すぐやめています。

 

ここからは、私がよく貼っている場所を参考までにご紹介します。

冊子やいろいろなサイトに効果のあるツボが紹介されていますが、自分で自分の身体と対話しながら、こったり、張ったりしている箇所を探すのがいいと思います。

 

バリバリにこった肩に

下を向いてのデスクワーク、人と話すことによる緊張、冷房による筋肉の硬直などなど、クビの付け根と肩は、指が入らないくらいバリバリにこっています。

 

指圧とかマッサージでは、次の日に揉み返しやうっ血が出たりすることもありますが、お灸なら、じんわり温まってコリがほぐれます。

 

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万が一、髪の毛がこげたりしないように、タオルで髪をカバーすると安心です。

 

パソコンを打ち過ぎの腕に

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腕の内側よりのところを筋に沿って押すと、痛い~。パソコンを打ったりメモを取ったり、何かと酷使している部分です。

間隔を開けて、2か所に貼ってます。

 

頭痛、ストレスを和らげたい

手の甲を上にして見ると、親指と人差し指の付け根のあたりに、少しくぼんだ箇所があります。そこが、合谷(ごうこく)。肩コリ、ストレス、頭痛など、万能のツボらしいです。押してかすかな圧痛がある場所へ、ポン。私の日課です。

 

 

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疲労のたまった腰や背中に

こっている場所に、背骨をはさんで左右対称に貼ります。

うつぶせに寝てやるのが、リラックスもできるしベストですが、パートナーが必要かな。

一日中、座っていたときや、新幹線や飛行機に長時間乗っていた日は、必!です。

 

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冷房による足のむくみやだるさに

東京の地下鉄も会議室もデパートも、冷房が効きすぎです! 家に帰ってくる頃には、足がアイスキャンディみたいに冷たーくなっていて、いかにも身体に悪そう。

ヒザのお皿の下の外側にあるくぼみから、指4本分下に「足三里(あしさんり)」というツボがあるので、そこを温めます。

「足三里」は、有名な"養生のツボ"で、肩コリ、便秘、下痢にも効くそうです。

熱さを感じやすい箇所なので、やけどに注意。

 

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足がとにかく疲れたときに

スポーツのあと、たまにハイヒールを履いた日、ショッピングで歩き回ったあと、ふくらはぎがパンパンになってしまいます。

 

ふくらはぎの横の筋を押すと、張ってて痛い。そこに、「せんねん灸」を一つ。

アキレス腱とふくらはぎの筋肉の境目も、押すと痛きもちいい。そこにも一つ。

皮膚が薄い部分なので、熱くないタイプがおすすめです。

 

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足の裏の疲れに

スポーツクラブに行ったりジョギングをしたりするのですが、無理をしすぎると足の裏が疲れます。

「湧泉(ゆうせん)」と呼ばれる足の裏のくぼみ(足でグーをしたときに、くぼむところ)は、字のごとく「泉のように元気が湧いてくるツボ」なので、両足に「せんねん灸」をポン!

 

さらに、指で押して疲れているなー、固くなっているなーと思う箇所も温めます。

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どーもトイレが近いので

もの心がついた頃からトイレが近い私。冷房で身体が冷えると、トイレがいっそう近くなります。そういうときは、おへそから指4本下にある 「関元」というツボをじわーんと温めます。

「関元」の奥には有名な「丹田」と呼ばれるツボがあり、「関元」を温めることで、トイレ関係や女性特有のさまざまな症状を整え、元気を補ってくれるそう。

 

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以上、私が「せんねん灸」をやっている箇所を中心にご紹介しました。お灸をすると効果のある場所は、ものすごーくたくさんありますので、あなたの症状や悩みによって試してみてください。

 

1カ月試してみて、お灸(せんねん灸)がいいなーと思った点は、

 

  • 疲れて動きたくないときも、その場でできる。
  • マッサージする力がいらないし、痛みもない。
  • マッサージのような「もみ返し」がない。
  • じんわりとした温かさと煙に癒される。
  • 寝る前にやると、ぐっすり眠れる

 

残暑の疲れを一掃するもよし。秋冬の寒さから、身体の冷えを遠ざけるもよし。興味がある人は、ちょっと試してみませんか。