オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

日本橋高島屋で「美しき氷上の妖精 浅田真央展」 に、どっぷりつかる。

残暑きびしい東京の昼下がり、「美しき氷上の妖精『浅田真央展』」初日を鑑賞しに、日本橋高島屋へ。歴代衣装の細部をじっくり眺め、ビデオ上映で涙し、グッズコーナーを何往復もして、浅田真央の世界にどっぷりつかってきたのでレポートします。

 

f:id:tanegashimapi:20170920145210j:plain

街灯がともるとパリな雰囲気の日本橋高島屋

 

高島屋全館あげて浅田真央です! 

もちろん、開店と同時に飛び込むほどのエネルギーもなく、ディープなファンが去ったであろう14時30分から16時までの空いていそうな時間帯を狙っての訪問です。

 

f:id:tanegashimapi:20170913233736j:plain

f:id:tanegashimapi:20170921121243j:plain

ショーウインドーには名演技のパネル&映像で、真央一色。おや、なぜかピンカートンさんも?

 

 一階のホールには、特大パネルと演技の映像。ここが本会場かと勘違いしてしまいそう。帰っちゃダメですよ~

 

f:id:tanegashimapi:20170919005054j:plain

 

1階右手には特設ショップがあって、写真集や会場限定企画グッズ、エアウィーヴ提供の日本画展示、「スケートベア」などが展示されています。

 

f:id:tanegashimapi:20170919010248j:plain

f:id:tanegashimapi:20170924220552j:plain

堀泰明画伯による真央ちゃん



f:id:tanegashimapi:20170919004601j:plain

歴代衣装を着たスケートベアも一堂に会してます。

f:id:tanegashimapi:20170919010605j:plain

ジュエリーもあるよ

 

ショップをゆっくり見ていましたが、「8階で売ってるのと同じです」という店員さんの言葉に、あわてて8階へ向かいます。

 

f:id:tanegashimapi:20170914000429p:plain

ちょっと待った~8階以外にも、一緒に写真が撮れるスポットが何か所があるよ!

SNSマークのある場所では、写真撮影OK。ここで撮影してSNSに写真を上げると、抽選でプレゼントがもらえます。(ざっくりした情報で申し訳ないが)

上階へ向かうエスカレーター脇や催事場の壁にも「浅田真央展」のポスターが。盛り上がってます。

 

さあ、いよいよ入場です。

 

f:id:tanegashimapi:20170914000928p:plain

はーい。8階会場の入り口です。

会場内は、指定された場所のみ写真撮影が許可されていますので、注意してくださいねー。

「浅田真央展」に行く前に、デザイナーのニック・ベルレオスさんと共に歴代衣装を振り返っておくと、より楽しめますよ(笑)。私は予習、ばっちりでした。

 

www.tanegashimapi.com
www.tanegashimapi.com

www.tanegashimapi.com

 

展示されている衣装で最小のものは、ジュニアCクラス女子5位になったときの衣装。すごーく小さいの♡ こんな頃から滑ってたのねー。衣装の手仕事の跡もあったかい。

 

映像を通して見るのと実際に見るのと、印象が違う衣装もありました。肉眼でリアルに見て、一番すばらしいと思ったのは、リチュアルダンスのブラックの衣装。

 

これは確か、ベルレオスさんが絶賛していた衣装!!

この衣装は、浅田真央が着た衣装の中で、いっちばん好きなもののひとつ!ただただ、素晴らしいわ! 伝説の ロダルテ風ガウンを思い出させるインパクトのあるデザインが好きよ。軽やかでダークで、すばらしく凝った作り。とりわけ、スカート部分を形作って、すばらしくユニークな動きをするハンカチのような布地は、素敵だと思うわ。

 

f:id:tanegashimapi:20170909220058j:plain

f:id:tanegashimapi:20170909210138j:plain

ベルレオスさん、本物のデザイナーだけあって、やはりすごいわ!!

 

f:id:tanegashimapi:20170914011600p:plain
f:id:tanegashimapi:20170914011646p:plain
f:id:tanegashimapi:20170914011613p:plain



f:id:tanegashimapi:20170920150437j:plain

東日本大震災の復興支援宮城チャリティショーのときの衣装。いろんなことがありました。


 

f:id:tanegashimapi:20170909233156j:plain

蝶々夫人の衣装は、バックの帯の部分が鏡を通して見られます。こんなふうになっていたのね!!

 

f:id:tanegashimapi:20170909233223j:plain

「素敵なあなた」の衣装は、肉眼で見てもゴージャス。

 

勇気のある方は、いっしょに記念写真をどーぞ。

f:id:tanegashimapi:20170924213828j:plain

 

こちらのパネルは、赤リチュ真央と黒リチュ真央の間に立って同じポーズを撮り、撮影できるパネルです。

 

といっても、ここに立ってポーズを取るのはそーとー恥ずかしいです。普通の人なら、直立不動で写真を撮ってもらうのが精一杯。私が行ったときは、バレエをやっている女性たちが、ワーワーキャーキャー言って撮影していました。

 

会場を訪れた真央さん、舞さんのポーズはこちらで見られます。

浅田真央さん企画展でサプライズ握手 泣くファンも - フィギュア : 日刊スポーツ

 

そのほかには、愛用のシューズやメダルも展示されています。シューズのトウについた無数のキズを見て、いろんなことを考えました。

 

愛知県民栄誉賞と名古屋市特別スポーツ功労賞の賞状も展示されていましたが、「こんな程度でいいの?」と思ったり。もちろん、愛知と名古屋の姿勢はすばらしい。でも、「国民栄誉賞もありだったんじゃないか」とか、「そういえば、国民栄誉賞の基準って曖昧だな」とか、秋は考えることが多いなぁ。

 

ミニシアター上映のビデオは必見です。

そして、今回、ぜひ、ぜひ、ぜひにご覧いただきたいのが、会場内ミニシアターで上映されている15分ほどのビデオです。

ブルーレイ・DVD「浅田真央 Smile Forever ~美しき氷上の妖精~」の発売を記念して上映されているもので、すごーーーーーくいいです。

 

15分のビデオなのに、泣いているお客さんが数多くいました。という私も、涙がじわり。てへへ。

 

浅田真央本人が収録演技を選んだということですが、私が普段絶対に見ない2つの演技(バンクーバーのフリーとソチのショート)が入っていなかったので、「真央ちゃんも同じなんだ!」と、勝手に気持ちを共有(笑)

 

また、選手生活を引退したのは、「下り坂」ではなく「成長できたと感じた時」だったことがわかり、すがすがしい気持ちになれました。

 

さらに、真央ちゃんが「私の弟でーす」といって、とてもかわいい生き物を持ちあげて見せてくれます。それが何かは・・・ネタばれなので会場でご覧下さい。

 

浅田真央『Smile Forever』~美しき氷上の妖精~ Blu-ray

浅田真央『Smile Forever』~美しき氷上の妖精~ Blu-ray

 

 

メッセージボードへの記入もお忘れなく。

 

そして、会場の壁には、浅田真央さんへのメッセージボードが。サインペンが置いてあって、好きな色で自由にメッセージを書くことができます。写真撮影もOKです。

f:id:tanegashimapi:20170921120520j:plain

 

私も真央さんへのメッセージを書いたのですが、びっくりするほど汚い字になってしまい、大反省。みなさん書きなれているのか、とても上手に書かれていました。汚い字のメッセージがあったら、それが私です。(たぶん、スペースが一杯になったら貼り替えると思いますが)。

 

限定グッズのお買い求めはお早めにね~

出口付近には、限定グッズが販売されているショップがあります。チャリティーグッズもあるので、お値段設定はちょい高めです。

f:id:tanegashimapi:20170914020258p:plain

私はブルーのクリアファイル500円を購入。ピンクもありましたよ。

「ノリタケ」のマグカップ3240円は、初回限定300個。ショップの人が、「今日、明日で売り切れると思う。特にピンクが」と話しているのを聞きましたよ。ほしい方は、お早めに。

 

f:id:tanegashimapi:20170914020234p:plain
f:id:tanegashimapi:20170914020246p:plain
他にはノート、メモ帳、ふせん、テープ、ペン、ポーチなどがありました。


衣装をじっくり見て、パネルの前で写真を撮ったり、ミニシアターでビデオを見たり、ボードにメッセージを書いたり、限定グッズを吟味したりするには、人が比較的少ない昼下がりがおすすめです。4時前にはぐっと人が増えてきました。

 

なんかね。とてもハッピーな展示会なんです。夏の疲れを取りに、ぜひ、昼下がりの日本橋髙島屋にお越しください。

f:id:tanegashimapi:20170914020226p:plain