オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

宮原知子選手の不思議ジャパニーズテイストのコリオって、どうなのか。

こんばんは。宮原知子選手の演技を見るたびに、オルゴールの中のバレリーナ人形を思い出す、種子島ぴーです。

 

スケートアメリカでの宮原、坂本1、2フィニッシュは、予想外でしたがめでたいことです。個人的には、1位と2位が逆な気もしましたが、演技力という点では宮原選手が評価されるのでしょうか。

 

というか、宮原選手は、回転不足を取られ始めるとどんどん点数が下がってしまうので、最後まで点がわからないんですよね。審判次第というか。

今回は、ジョニー・ウィアーも「審判が甘かった」とコメントしていましたが、回転不足は取らない方針だったのでしょうか? (そんな方針があればですが)。

 

ブリティッシュ・ユーロのサイモン・リード&クリス・ハワース解説では、演技の世界観は絶賛。しかしながら「宮原のジャンプは小さすぎて回転が足りないことが多いから、後でたくさんチェックされるだろう」「あー、これは完全にアンダーローテーションだね」などと、ジャンプの回転不足を残念がっていました。

 

 

 

が、点数が出た後、無言になるクリス・ハワース。なかなか難しいもんですな・・・しかし、得点を待つ宮原選手の手をそっと握る濱田コーチの手にジーンときたので、何も考えないことにします。

 

で、ジャンプはどーでもいいのですが、今日はひとつ、悪口でないことをご理解いただいたうえで、私の疑問を聞いてはいただけまいか。

ショートで『SAYURI 芸者の思い出』、フリーで『蝶々夫人』と、日本をテーマにしたプログラムで攻める宮原選手。しかし、あのジャパニーズテイストって、なんか奇妙じゃないですか? 

 

もともと、いつもファンデーションが若干白塗りっぽいことが気になっていましたが、スケートアメリカのフリー『蝶々夫人』に現れた彼女を見て、びっくり!

白塗りに日本髪風のまとめ髪、それはまさにイタリア歌劇『マダムバタフライ』の勘違い日本衣装そのものじゃ、あーりませんか。

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そして、動きはインドor中国?って感じです。いや、インドネシア?

 

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インド? 中国? 日本ではない気がする。

 

そして、ショートは映画『SAYURI 芸者の思い出』。こちらも、中国舞踏団って感じはいなめない。

アメリカ人作家による小説『さゆり』を原作とした映画も、描かれている日本像が奇妙だったから、映画を忠実に再現しているという解釈でいいのだろうか。

 

フリーの振付師はトム・ディクソン、ショートはローリー・ニコル。大御所とは言え、彼らの目に映る日本は、こんなもんなのでしょうか

 

私なら、外国人振付師に勘違いアジアン振付をされたら、おそらく意義を唱えると思う。しかし、宮原選手がそうしなかったのは、国際大会&オリンピックという舞台で、「外国人受けする日本」を演じるアドバンテージを選んだのだろうか。

 

だとしたら、オリンピックにかける宮原知子の本気度、執念に称賛を惜しまない 。実際、海外実況席は「ビューティフル・プログラム」とほめていたし、点数も出ていたから、わかりやすい日本像は威力を発揮しているのだと思う。

 

骨折したメドベージェワ選手がグランプリファイナルを棄権すれば、宮原選手に出場権が回ってくるという。オリンピック枠への印象もぐっと強くなるだろう。風は宮原知子に吹いている。かなりの突風だけどね。