オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

皇帝プルシェンコ「平昌のフィギュア競技は、史上最高のものに」と予言。

こんばんは。種子島ぴーです。

平昌オリンピックもいよいよ来月に迫り、いろいろな種目のいろいろな元選手たちが、一言物申す季節になりました。

 

ということで、今週ロシアで開かれているヨーロッパ選手権を観戦中の皇帝プルシェンコも、平昌に向けてインタビューに答えています。

ジャパンタイムズのAP通信配信記事を、猛スピードで訳してみました。

 

 

「平昌オリンピックは、史上最高の大会に」byプルシェンコ。

www.japantimes.co.jp

フィギュアスケートのレジェンドであるエフゲニー・プルシェンコは、来月、韓国で開催されるオリンピックのフィギュア競技が、史上最高のものになるだろうと予想している。

 

「サスペンスたっぷりだよ」。男子の4回転ジャンプの急増とトップスケーターたちの怪我を例に挙げて、2度のオリンピック金メダリストである彼は話す。

2014年のオリンピックでも戦った35歳のプルシェンコは、男子の4回転ジャンプを見ると、ゾクゾクするそうだ。

 

最近で言えば、2010年のオリンピックで、エバン・ライサチェクは4回転ジャンプを1本も跳ばずに、プルシェンコを破って金メダルをとった。

 

「4回転は、すっごく難しいんだ。フィギュアスケートの要素の中では、もっとも難しいものだよ。そして、4回転がうまくいく人もいれば、そうでない人もいる。そこが面白いんだ」

 

「史上最高に面白いオリンピックになるよ。羽生結弦、ネイサン・チェン、宇野昌磨、ハビエル・フェルナンデス、ロシアの選手たちが競う、本当におもしろい大会になると思う。怪我をしているトップスケーターたちがいて、彼らの回復が間に合うかどうかというのもある。ハラハラドキドキが一杯で、人々を熱狂させる試合になると思う」

 

(プルシェンコ皇帝! ボーヤンは加えなくていいですか?)

怪我で今シーズン苦労している中には、2014年の金メダリスト羽生結弦と2度の世界選手権女王ロシアのメドベージェワもいる。2人とも、先のグランプリ・ファイナルを怪我で欠場した。火曜日の共同ニュース配信によれば、NHK杯の練習中に右足首を痛めた羽生は、先週、氷の上での練習を開始したそうだ。

 

地元開催の欧州選手権では、ロシア若手の成績にがっかり

今週、モスクワで開かれているヨーロッパ選手権で、6年連続の優勝と平昌オリンピックでのメダルを目指すスペインのハビエル・フェルナンデスについて、プルシェンコは精神的な強さを称賛した。


「相当なプレッシャーがのしかかっている中、それを抑えて良くやった。すごく難しいことだよ」

 

ヨーロッパ選手権で、水曜日のSPのあと、アリエフがフェルナンデスに続く2位、コリヤダが4位、サマリンが9位に終わると、プルシェンコはがっかりした。

「地元開催なので、若いロシアの選手たちが、もっとクリーンな演技をしてくれると期待していたんだ。でも、プレッシャーがあって、もちろん、彼らはベストを尽くしたけれど、いい演技はできなかった」(終了)

 

なるほどね。

会場にミサイルが飛んでくるんじゃないかとか、中止になるんじゃないかとか、団体戦が韓国と合同チームになって、羽生結弦の代わりにオーサーがチャ・ジュンファンをぶっ込んでくるんじゃないかとか、いろいろ考えて、実は私の中ではあまり盛り上がっていませんでしたが、皇帝にそこまで言われると、なんか楽しみな気がしてきた。

ありがとう、皇帝!!