オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

ネイサン、コリヤダ、田中刑事。世界選手権は、オリンピックのリベンジに燃える選手に注目!

 こんばんは。障害をものともせずに危険な冬のスポーツに挑むパラリンピックの選手たちに、ひれ伏すばかりの種子島ぴーです。まともにスキーもできないヘタレな私ですが、今日も元気にブログを進めることに致しましょう(笑)

 

さて、フィギュアスケートのシーズンを締めくくる世界選手権大会が、3月21-25日、イタリアのミラノで開かれます。ミラノで開かれるのは、67年ぶりということで、現地のみなさんも盛り上がっていますよ(推測)。

 

そして、イタリアと言えば、宇野昌磨。ロンバルディア杯のときのように、イタリアンマダムたちのハートをワシづかみにすることが出来るでしょうか。フリーにイタリア歌劇「トゥーランドット」を選んだことからも、昌磨がオリンピックより世界選手権に照準を合わせていたことがわかります。(ウソです!!テキトーです)。

 

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氷の上を跳ねるかわいい生き物に、イタリアンマダムも大喜び。

えーと、テキトーな情報はいけませんよ。仕切り直しましょうf:id:tanegashimapi:20170801013944j:plain

 

イタリアと言えば、カロリーナ・コストナー!! 大会のPRに大活躍しておりますよ。オリンピックの団体戦、個人戦と4回も滑らされたにもかかわらず、世界選手権を休場することは許されません。大変ですね。

 

しかし、以前、「母国での世界選手権開催を誇りに思う」と語っていたので、彼女もオリンピックより世界選手権に照準を合わせてきたと思います。(これもウソです!!テキトーです)。

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そろそろまじめに話しましょう。

オリンピックの年の世界選手権は、オリンピックでメダルを取った選手たちが出場しない傾向があり、やや寂しい雰囲気も漂うのですが、

 

一方で、世界選手権でリベンジしたいと思っている選手たちの想いが溢れ、素晴らしい大会になる傾向もあります。

 

ですので、マスコミのみなさんにお願いです。表彰台に上がった選手についての記事を書くときに、「前回優勝した○○が欠場した世界選手権で金メダルを獲得」とか、「首位発進。尚、オリンピック金メダルの○○と銀メダルの○○は、怪我で出場していない」などといった表現は、ぜひ、止めにしていただきたい。

どんなスポーツのどんな大会であっても、大会の場に現れることが、勝利者の必要最低条件。怪我をした、病気になった、モチベーションが上がらないといった理由は、「今、この大会に出ても勝てない」という意味であり、枕詞のように参加選手の勝利をたたえる記事に付け加えるのは、とても失礼なことだと思います。

 

この世界選手権で金メダルを取った選手は、「今シーズンの最後の時点で、一番すばらしい成績を残せた選手」ということになると思います。

 

そこで、今回、男子シングルで私が注目したいのは、この方々!!

 

 

 

ネイサン・チェンの完璧な「ネメシス」が見たい!

 説明はいらないですね。ただただ、あなたの完全燃焼した演技がみたい。「4回転キング」ではあるけれど、ただのジャンパーではないネイサン。平昌でのショート16位という悪夢によって、「ネメシス」という作品を完成させる舞台は整ったと見た!

 

そして、もちろん、気になるのは、最後に着るのはどの衣装だ??ってこと。

アメリカのメディアに「ボブスレーかスピードスケートの選手のよう」と評されたヴェラ・ウォンのニュー衣装を着るのか、

 

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ボブスレーやスピードスケートに最適な衣装

はたまた、調子の良かった頃の原点に戻って、衣料品店で買った自前の服のような「パーティの給仕ルック」に戻るのか。目が離せません!!

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意外とここに戻ったりして。

 

ニックさんも衣装に注目!!田中刑事の飛び散るパッションが見たい!

平昌オリンピックでは、同じ国の選手2人が金・銀メダルを取ってお祭り騒ぎが起こるという、ある意味、最悪の展開に。相当きびしいメンタルだったのではないかと推察されます。


全日本選手権のときのような演技ができなかったのは残念ですが、それでも世界の18位。「兄貴的存在で、羽生・宇野のメダルを支えた」なんて記事を見かけましたが、失礼にもほどがあるってもんです。サポーターで行ったわけではなく、上位入賞を狙える選手ですからね。

そんなKeiji Tanakaの衣装には、ニック・ベルレオスさんも注目。

ニックさんのブログ「icestyle」の「平昌オリンピック男子シングル衣装振り返り」より、部分引用して、意訳させていただきます。

ICE STYLE.....2018 Winter Olympics Figure Skating Costumes RECAP: MEN'S COSTUMES | Nick Verreos

 

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special thanks ニック・ベルレオスさん!

日本のKeiji Tanakaのフリープログラムは、「アマコルド」「カリビアの夜」「8と1/2」。有名なイタリアの作曲家ニーノ・ロータのメドレーよ。彼は、フェリーニの映画の音楽担当として知られているわね。

 

だから、アタシは、曲に合ったカラフルで大胆で面白みのある衣装を期待していたの。で、Keijiはあたしの期待に、ぜーんぶ応えてくれたわ。

 

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このロイヤルブルーとブラックのジャケット、ストライプのシャツ、そして、ぴっちぴちの〝ジーンズ〟をご覧なさい。色もすっごく、いーじゃない。

 

だけど、アタシがとりわけ注目したのは、〝ジーンズ〟風のぴっちぴちのスケーター・レギンスなの。色は、完璧なインディゴ・デニム・ブルー。トップステッチ(縫い目がデザインのアクセントになっている)の入り方といい、すっごく、1970年代のディスコファッションぽいのよね。あの頃は、おしゃれなJordacheのジーンズで、みんなディスコに繰り出しのよ。(引用ここまで)

 

もちろん、私が注目したいのは、美しい腕から指先にかけてのライン(笑)。オリンピックの団体戦の6分間練習のときも、腕の美しさが絶好調だったので、いけると思ったのですが・・・

今回は、特にショートの「メモリーズ」で、全日本のときのような演技が見たいですね。パッションがあっちこっちに飛び散って、収拾がつかない!!って感じのやつをお願いします。

 

まだまだいます、気になる選手!!

まだまだ気になる選手はいるのですが、またまた、記事が長くなりすぎてしまったので、駆け足で。

ミハエル・コリヤダ選手

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石の地蔵フェイスの人々に囲まれたコリヤダ選手

とにかく、このままでは終われない。絶対に終われない。

マッテオ・リッツォ選手

個人戦は21位でしたが、団体戦では、有名選手たちがバッタバッタと氷上に倒れる中、鮮烈な演技を見せました。母国開催の世界選手権で、どこまで上位に迫れるでしょうか。 

ラトビアのデニス・ヴァシリエフス選手

オリンピックのショートでふがいない演技をしてしまい、キス&クライでコーチのランビエール伯爵に渋い顔で「なんじゃ、それ」ポーズを取られてしまったデニス。

ランビ伯爵の愛を取り戻すために、どこまですばらしい演技を魅せられるか。

 

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この時は、ラブラブ。手が・・・いいのか?こういうの。
カザフのデニス・テン選手

オリンピックでフリーに進めなかったのは、ありえない。コーチのフランク・キャロルの鬼瓦のような表情もありえなかった。最近、ずっと顔色がよくない気がしますが、復活してくれるといいのですが。

 

チェコのミハル・ブジェジナ選手

ミラノの地で、日本の「鼓童」を響き渡らせようというブジェジナ。引退の噂も聞かれるおしゃれ番長の最後の試合になるのか!?
 

ウズベキスタンのミーシャ・ジー選手

なぜかミーシャが滑る時は、正座して見てしまう私。本当に本当に、これがラストダンスになってしまうのか・・・見逃せません。

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今回も、演技後に「氷君ありがとう」のパフォーマンスはあるのか?!

眠い。眠すぎる。おやすみなさい。