こんばんは。諸事情により、ブログの更新を怠っていた種子島ぴーです。
見に来てくださった方、申し訳ありませんでした。生きてます。
オリンピックの演技後に、走ってリンクを出た理由
さて、平昌オリンピックの後、しばらくは、金メダリストさんがどどーんと載った表紙ばかりの雑誌群に辟易して、本屋さんに近寄らなかった私ですが、
先日、スポーツクラブに置いてあった「Number」の表紙の文字「宇野昌磨」に引かれて、昌磨のページだけを急いで読んでみました。
Number(ナンバー)947号 [完全保存版] 平昌五輪2018 総集編「17日間の神話。」 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))
その時、昌磨のインタビュー記事の中に、「演技後、走ってリンクを出たのは、何か意味があったのか?」というような質問が。
それに対する昌磨の返答は、「次の選手が早くウォーミングアップできるようにです。自分も、前の選手の演技が終わったら、早くリンクに出たいタイプなので」というようなものでした(コメントは正確ではありません)。
それを読んだとき、「なんて、品がある人なのだろう」と、しみじみ思いました。
いい演技をした後は、できるだけ長く喝采を浴びていたいものだと思いますが、次の選手のことを考えて、なるべく早く切り上げるとは!
さすが紳士の国ブリティッシュ・ユーロの解説者に「The Great Personality! (素敵な子、人格者)」と評されるだけのことはある(笑)。
「クマプーの雨」について真剣に考えるべきとき。
で、思ったのですが、羽生選手の演技の後に投げ込まれる名物「クマプーの雨」について、そろそろ真剣に考えるべきではないか、と。
大量のぬいぐるみを回収する時間は、次に滑る選手にとって影響がありすぎます。
平昌オリンピックのSPで羽生選手の後に滑ったネイサン・チェンは、
試合前には「クマプーを回収している間に、ウォーミングアップの時間が取れる」とプラス思考の発言をしていましたが、
もっと以前には、「クマプーの雨が降った後に集中するのはたいへん」と話していて、選手としての偽らざる気持ちだと思います。
実際、フラワーガールと大量のクマプーの間をぬって、ウォーミングアップなんて危険でできない。
また、リンクに羽一枚落ちても減点されるのに(全日本2012高橋大輔「道化師」)、
毛の付いたぬいぐるみが、むき出しのまま投げ込まれている現状は、明らかにおかしい。
さらに言えば、毛が落ちないように包装されていたとしても、固形物を投げ入れるのは危険がいっぱい・・・と思った映像はコチラ。
冗談抜きで危ないんですけど。
me rn being overfloated with yuzu content: #shomauno #宇野昌磨 #yuzuruhanyu #羽生結弦 pic.twitter.com/2rBqwlXTPo
— sleepyshoma (@unosleepyshoma) 2018年4月22日
これは羽生選手が悪いわけではなく、クマプーを投げ入れること自体がイベント化していて、それを楽しみに試合に足を運んでいる人もいるのではないでしょうか。
スケート連盟や大会開催地としては、なかなかオイシイところだと思われますが、
ここまでプレゼントの数が増えてしまった以上、どーにかすべき時ではないかと思われます。
選手やコーチが他の選手のプレゼントについて何か言うのも、なかなか厳しい。
町田樹さん@紳士マークのように、各選手がファンに向けてプレゼント類の辞退をアナウンスすれば済むのでしょうが、人気商売的な面もあり、難しいのかな。