オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

メドベより驚いたジェイソン・ブラウン、オーサーの元へ。NBCスポーツ翻訳。

世界ランク7位でもオリンピックに出られず。

こんにちは。今日の東京は雨。湿気が多いと髪が大爆発な種子島ぴーです。

さて、ジェイソン・ブラウンがコーチをオーサーに変更するというニュースが飛び込んで来ました。 びっくりしたと同時に「賢明な決断だ」と思ったし、「ジェイソンは北京まで現役を続けるのだな」という強い意志を感じました。

というのも、先だって発表された世界ランキング。
「1位ネイサン、2位昌磨、3位羽生」という結果について触れているニュースは見ましたが、その点にはあまり興味を引かれず・・・。

それよりも私の目を引いたのは、「7位ジェイソン・ブラウン」の部分でした。世界ランキング7位でもオリンピックに出られないなんて、何かが間違っていると思ったのです。「ジェイソンは、どんな思いでこのランキングを見たのだろうか?」と思うと、やりきれない気持ちでいっぱいに。

その件をブログに書こうと思いつつ、日にちが経ってタイミングを逃し・・・と、突然、届いた驚きのニュースでした。

ジェイソンの美しく芸術的なプログラムは、ノーミスだと信じられないくらい心を揺さぶられます。でも、4回転ジャンプが跳べないことが、本人の気持ちの重しになっていることは明らかで、「あー、冒頭で4回転ジャンプだー」という緊張が見ているほうにも伝わってきてしまうようになっていました。

そして、絶好調に思えた2017-2018シーズンの最後に、まさかのオリンピック落選。「4回転ジャンプにこだわらずに、完成度で勝負する戦略」がいい結果を生まなかったことで、多くのことを悩み、考えたと思います。


小さいころからずーっと一緒のコーリコーチ。リンクの上でも、友だちみたいにはしゃいでいた2人。キス&クライで手をつないで目をつぶって祈りながら点数を待つあのシーンは、もう見られないのでしょうね。

(この際、キス&クライで突然、オーサーの手を握って驚かせてほしいぞ!!)

クリケットチームに行って、ジェイソンが今より楽しそうに滑っているイメージは持てないのですが(私の勝手な思いこみでは、方向性やスケートに対する考え方が対極にあるように見えるので)、それだけに、彼の決意の固さを感じます。 

もしかすると、平昌オリンピックの前にそうすべきだったのかもしれません。でも、それまでの時間が、スケートをする喜びに満ちていたのだから、しあわせだったと思いたい(泣)。

 

このニュースに関するNBCスポーツとicenetworkの記事をさくっと翻訳します。内容が重複している部分もあります。→記事が長いので、icenetworkの翻訳を次の記事と分けます。

 

 NBCスポーツ訳「フィギュアスケーターのジェイソン・ブラウン、コーチ変更」

ソチオリンピックに出場したジェイソン・ブラウンは、コーチを変更してトロントのブライアン・オーサー組に加わることにした直近の選手だ。

ソチオリンピックでは9位、1月の全米で6位になって平昌オリンピック出場を逃したブラウンは、5歳のときからずっと、コ―リ・エイドに師事してきた。

「コーリと彼女のチームに対する愛情と感謝の気持ち、共に成し遂げてきたことへの思いを言葉にすることはできないよ」と、ブラウンは、USフィギュアスケートプレスで吐露している。

「今後もコーリは、スケーターとしても人としても、僕に大きな影響を与え続けるだろう」

2011年の「Goldenskate.com」の取材でブラウンは、「コーリは、第二のママみたいな人」と語っている。

ブラウンは、19歳のときに2014年のオリンピックに出場したが、これは、1976年以来、最年少の米国男子シングルスケーター。続いて2015年に全米王者となり、2004年以来、もっとも若い全米チャンピオンに。そのシーズン、世界選手権で4位になった。

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次の2シーズンは、背中と足の怪我に苦しめられた。その間に、ネイサン・チェンとヴィンセント・ジョウが現れ、4回転ジャンプを武器に米国男子スケートの新時代を牽引。ブラウンは、クリーンで回転不足ではない4回転ジャンプを、競技で跳べたことが一度もない。

1984年と1988年のオリンピック銀メダリストであるカナダのオーサーコーチは、2010年に金メダルを取ったキム・ヨナ、過去2回のオリンピックで金メダルを取った羽生結弦のコーチをつとめた。

加えて、2015年と2016年の世界選手権タイトル、平昌オリンピックの銅メダルを取ったスペインのハビエル・フェルナンデスもコーチしている。

オフシーズンの間に、オリンピック銀メダリストのロシアのエフゲーニャ・メドベージェワ、世界選手権で2度の銅メダルを取った中国のジン・ボーヤンも、彼らのコーチの元を離れてオーサー組に加わった。
(終)