「THE ICE 2018 愛知」ゆるゆるレポート②
こんにちは。台風が近づいてきたので、早めに帰宅した種子島ぴーです。
さて、昨日の記事の続きです。
ダンス番組出演で表現が洗練されていた未来ちゃん。
スポーツナビ フィギュアスケート編集部 on Twitter: "【#TheIce2018】#長洲未来 (写真:坂本清)#フィギュアスケート #figureskate… "
アリエフのビューティフォーなナンバーが終わったところで、長洲未来ちゃん登場。「彼が5歳で、私が6歳~」と、Nancy Sinatraが歌う『 Bang Bang byキル・ビル』を大人っぽく滑ります。
この数年、未来ちゃんの指先足先の使い方が、やや雑になっているように感じていたのですが、今回、ものすごく洗練されていてびっくり。きっと、TV番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』に出演して、ハードなダンスの練習をしたからでしょうね。
今シーズンは休養するんでしたっけ? アダム・リッポン共々セレブ活動で忙しいようですが、ジャンプは高いし、スピンも美しい。いつ練習しているんだろう?
黄金の膝から音楽がこぼれる織田ちゃん
続いては、いつ見ても幸せな気分にさせてくれる織田ちゃんの『ナット・キング・コール メドレー』。
毎回思うのですが、競技を引退しても、ほとんどの選手よりも上手いのではないでしょうか?? 塀から飛び降りるネコのような、黄金の膝を使ってのジャンプも健在。ひょいっと、両手を上げて、「ルッツを跳んでおきましょーかねー」って感じ(笑)
プロになって、滑る喜びの放出度がハンパないです。解説者として、パトリック・チャン選手のことを、「スケートの刃から音楽がこぼれ落ちるような」と表現していましたが、あなたの膝からも、音楽がこぼれ落ちていましたよ。「ありがとう」としか言いようがない演技。もちろん、スタンディングオベーションです!!
念願の生『ラプソディ』は粗めの仕上がり。
さて、ここらでパンチのきいたナンバーを入れておきましょう。ガブリエル・デールマンの『ラプソディ・イン・ブルー』。この過去プロ、大好きです。
彼女のダイナミックな動きと、ガーシュインが鍵盤を叩きつけるように弾くパワーがマッチしていると思います。
で、ギャビーは、ジャンプが決まれば大迫力、決まらなければグダグダ気味・・・という傾向があるのですが、今回はややグタグダ気味のほうでした(汗)。日本の夏は暑いからね(笑)
『From Now On』とデニス追悼『Tu Sei』
10人のスケーターたちによる、厳かな『From Now On』。ネイサン、ヴォロノフ、ヴァネッサ、シブレ、マライア、花織ちゃん、パパダキス、シズロン、アリエフ、舞依ちゃん・・・かな。(メンバーが違ってたらごめんなさい)。
彼らが去り、会場の空気が浄化されたような雰囲気の中、先日亡くなったデニス・テン選手と親交の深かった9人が、肩に白い布を付けてリンクの中央へ。
ネイサン、ボーヤン、無良、織田、ザギトワ、ヴォロノフ、アリエフ、シブレ、未来(で合っているかな)。
『Tu Sei』。リンクの上の画面に、テン君が滑っている映像が流れる。最後になんで、こんな美しい曲で滑ったのか・・・
デニスのコリオをなぞりながら、9人が心を込めて追悼と鎮魂の滑りを見せる・・・けど、私はまだ、彼の死を消化できていない。いろんな心残りを置いて、逝ってしまった気がしている。
アイスショーでデニス・テンさん追悼。「Tu Sei」をチェン、ザギトワらが舞う#フィギュアスケート #figureskatehttps://t.co/hQ0hFyoJqf
— スポーツナビ フィギュアスケート編集部 (@sn_figure) July 28, 2018
この場面は、全員ではなく、本当にゆかりのある人が滑るという演出が素晴らしいと思いました。
ここで、第一部が終了。
リンクの整氷が始まるも、モリコロに整氷車なし!!(笑)
スコップとバケツを持ったみなさんが、リンクの上を歩きながら、穴を埋め、表面をきれいにしていきます。さすが、アットホームなモリコロ。手作り感があっていいですね。
アットホームついでに、トイレは別の建物。炎天下で行列するのはいやなので、我慢して整氷作業を見つめる(笑) *すいません。そういえば、途中で整氷車出てきました。
第二部突入~
まだみなさんがトイレに行列しているので、グランドフィナーレにみんなで踊るダンスレッスンの練習です。
いつもは、浅田舞ちゃんが、事前にビデオを公開したりしてくれていたのですが、今回はないなぁ~と思ってたんですよね。
で、今回は、ザギトワ選手が講師になって、ビデオで指導。
「マサルぅ、マサルぅ、アップ、ダウン、アップ、ダウン。次は速くやりましょう・・・・」ってな具合で、流暢な日本語でかなり長いダンスレッスンがありました。狭い客席では、隣の人を蹴ったり殴ったりしそうな振り付けに仕上がっておりましたよ(笑) とか言いつつ、まじめに練習する私。
ここでいろいろ考えたのですが、「THE ICE」としては、浅田真央→ザギトワで推していくのだろうか?
かつての「浅田真央&ジェフリー・バトル」みたいな感じで、「宇野昌磨&ザギトワ」。
本当は、浅田真央→本田真凛で「宇野昌磨&本田真凛」となれば丸く収まったのかもしれませんが(昌磨と真凛ちゃんの恋バナなども演出しつつ)、真凛ちゃんだとバッシングされてしまうし、宮原、三原、坂本ラインでは、なんか違う(失礼)。「ザギトワなら海外選手ってことで、ワンクッション置けるぞ」みたいなね。
嵐のジャンプ選手権
さて、みなさんがトイレから戻ってきたところで、ヴァン・ヘイレンの『ジャンプ』が流れて、ジャンプ選手権が始まりますよ~
ジャンプ選手権は、「ジャンプの高さや回転不足は一切関係なく、観客の心をつかんだ人が勝ちとなります」と、クリス・ケプラーさん。
審査員は、織田ちゃんと未来ちゃんということで、まずは、審査員のお手本です。
ジャンプ選手権のデモストレーション6回!頑張りました!未来ちゃんありがとう♡#TheIce2018 pic.twitter.com/SYIDTxNMol
— 織田信成 nobunari oda (@nobutaro1001) August 5, 2018
★この写真の、未来ちゃんと織田ちゃんの隙間からのぞく、ネイサンの「ふっふっふっ」っていう怪しげな目つきが好き。
モリモリとジャンプを跳んでいくお2人。殿、豪快なタノジャンプで喝采を浴びます。
しかし、前回の大阪公演でジャンプが決まらなかったことを悔しがっていた未来ちゃんも、渾身の6連続ジャンプを見せます。
ジャンプが美しく決まって自信満々の織田ちゃんですが、観客の判定は~~
未来ちゃん!! ってことで、リンクの上に倒れ込みます。まぁ、そうなっちゃいますね(笑)
“前座”で盛り上がったところで、選手入場。
コスプレジャンプ選手権スタート
まずは、名古屋にちなんで?中日ドラゴンズのドアラのコスプレをしたザギトワ登場。かわいいマサルのぬいぐるみを観客席に配るという反則技を見せながら登場します。個人的にドアラが好きな私は、気分が上がってきました。
いや、もうザギトワ選手の中日ドラゴンズといい、坂本選手のサッカー日本代表といい、キュート過ぎ😭 https://t.co/pWEdN8oCet
— チュッキョ (@ctveventkawa) August 4, 2018
と、もう一人の選手、宇野昌磨登場~~
遠目に見ると、両耳にリボンが付いたミニーちゃんのコスプレ? う、なんか違う。おぉ、これは~~
ゴスロリ? ピンクのリボンに縞のスカート・・・ジャンルは不明だが、
織田信成 nobunari oda on Twitter: "ザアイス2018ジャンプ選手権のチャンピオンは宇野しょうこちゃんでした♡♡
#TheIce2018… "
昌磨、か、かわいくなーーーーーい(爆)。どうした、昌磨!! 怖ろしく、かわいくないよ(涙)。
というわけで、ザギドアラ対昌子ちゃんのコスプレジャンプ対決がスタート。
女装していることを忘れて、ブルドーザー(by高橋大輔)のようにぐぉぉぉと助走に入る昌子ちゃん。アクセルから4回転という伝説の連続ジャンプを披露!!
と思ったら、失敗して豪快にズトーンと尻もち。お花のように開いたスカートの中で、パンツ丸見え状態になってしまいます。
そんな昌子ちゃんに冷たい視線を浴びせ、スイッ、クルッと涼しげに連続ジャンプを繰り出すザギドアラ。観客から大きな拍手を浴びます。
それを見た昌子ちゃん、負けてはならじと立ちあがり、再びぐわっしょぉぉと助走に入り、ダブルアクセルからの~~パンク??
その間に、またまた、タノジャンプを交えながら5連続だったか6連続だったかのジャンプを見せるザギドアラ。
昌子ちゃん、あんたの負けだよ(笑)
しかし、ごつい女装コスプレに衝撃を受けた観客が夢遊病のように拍手をして、軍配は昌子ちゃんへ。
勝利を祝福しに近づいたと見せかけたザギドアラが、昌子ちゃんのスカートをめくります。
この醜い(?)ドタバタ劇を清めるかのように、「本日は、昌子ちゃんを見守るために特別なゲストが観客席に・・・」。
それは、浅田真央ちゃんだー!!
私の席は、真央ちゃんがよく見える位置でした。ブラック&ホワイトのストライプのAラインワンピースに、黒のキャップの真央ちゃん。神様、ありがとー!! 去年のTHE ICEから、ちょうど一年ぶりに会えました。「サンクスツアー」も応募してるけど、チケット当たらないかもしれないし、愛知まで来て良かった。
THE ICEを見に来てるってことは、もしかして来年は・・・とか、いろいろ考えちゃいますよね。たぶん、昌子ちゃんじゃなくて、無良くんを応援しにきたのだとは思いますが。
と、真央ちゃんで盛り上がって、勝利スピーチのタイミングを逃した昌子ちゃん。おずおずとマイクを握って、「賞品の任天堂スイッチ、僕もう持ってるので、お客さんにプレゼントします」と。ここで「僕」ではなく「あたし」って言えば、芸人として一流だったのに、惜しい!!
緑のTシャツを着た男の子がもらっていました。
ここで文字数が4000字を超えたので、次の記事に続きます。
スマホで読んでくださっている方、本当にすみません。20スクロールくらいしてるかな。