こんばんは。秋の気配にノスタルジーを感じる種子島ぴーです。
子どもの頃、スーパーは探検の場所だった
小学生の頃、母におつかいを頼まれて、近所の大型スーパーに行くのが好きでした。
6歳違いの弟が生まれ、母は赤ちゃんのめんどうを見るのに忙しかったので、夕飯の買い物を頼まれることが多かったのです。
「ぴーちゃん、おつかい頼んでもいい?」
「うん、いいよ」
メモ用紙に書かれた買い物リストと1000円札を持って出発です。今なら「エコバッグ」とおしゃれに呼ばれる薄いペラペラの手下げ袋は、地味な色合いが子ども心に恥ずかしく、人に見られないように小さく握りしめて出かけてました。
頼まれた買い物は、お肉と野菜、トイレットペーパーなど、子どもでも15分ほどで買って帰れるようなカンタンなもの。
でも、新商品を見つけては手に取り、不思議な雑貨を見つけては何に使うのだろうと想像し、きれいなデザインのお菓子があればしげしげとながめていた。気が付けば、1時間半ほど経っているのが常でした。
幼いころの私にとって、スーパーは探検に行く場所だったんですね。
大人になっても、その感覚は残っています。仕事帰りにスーパーによると、夕食の材料だけ買ってすぐに帰ればいいものを、陳列棚をながめながら店内を一周してしまう。同じ棚を何度も行き来していると、お店の人に怪しまれているように感じることもしばしばです。
近所のスーパーがPB商品だらけに!
そういう状況が変わったのは、4、5年くらい前でしょうか。近所の大手スーパーの棚が、プライベートブランド(PB)商品だらけになってしまったのです。
「この商品おいしいな」と思って買っていると、2、3カ月で商品が消えて似たようなプライベートブランド商品が置かれるようになる印象です。
メーカーと共同開発してコストを下げ、「安くて家計を助ける」と評判のようですが、おそろいのパッケージを着せられた商品は、味気なくて買い物をする「わくわく感」がありません。
忙しい人たちには、迷ったり選んだりする時間が省けて、いいのかもしれません。でも、なんだかとても味気ない。
新しい探検の場は成城石井
探検の場を奪われた私が、代わりに向かうようになったのは、スーパー「成城石井」です。国内外から集められたおいしいもの、珍しいもの、自社開発商品が並んでいて、店内にいるだけでわくわくします。近年、急速に店舗数を増やしていて、東京でも駅ビルなどいろいろなところで見かけるようになりました。
で、見かけると入っちゃいます(笑) そして、何十分もかけて探検し、電車に乗る前だというのにあれこれ買いこんでしまいます。
近所のスーパーで買い物するより断然楽しいですが、お金もかかるので、毎日通うのは大変ですが。スーパーで買い物を楽しむのは、お金持ちの特権になりつつあるのかもしれません。
私が成城石井で買うお気に入り
さて、成城石井に行くと、私がついつい買ってしまう商品をご紹介しましょう。
成城石井自家製ソーセージ
このソーセージを食べたら、他のは食べられなくなります!☜Click
パリッ! 一口かめばわかります。おいしいです! これを食べたら他のソーセージは食べられなくなります。売り切れているときもあるので、見かけたらすぐに買いましょう。
味付けうずらの玉子
なぜかひかれる味付けうずらの玉子。衣をつけてあげてもよし。☜Click
うずらの玉子って、どうしてこう吸引力があるのでしょうか。中華やさんの八宝菜の上に乗っていたり、串上げやさんで揚げられているのを見ると、避けて通ることはできません。この商品を見かけたときも・・ ・これ、大人気商品なんだそうです。
旬の果物のマーマレード
大きくて丸い瓶がシアワセ感いっぱいのオレンジマーマレード☜クリック
まるまるとした瓶の形が、朝からシアワセ気分をくれるマーマレード。成城石井には、そのほかにも季節限定とか何種類かのジャムやマーマレードがあるので、みつけたらすぐ買いです。
珍しいシリアル
パンでもご飯でもなくシリアルが食べたい朝があります。私はナッツや豆類が好きなので、いろいろな素材をミックスしたシリアルが豊富な成城石井に行くと、心が躍ります。この「小豆ぐらのーら」は、フリーズドライの小豆あんが入っている変わり種。ドライフルーツが好きではない人にもおすすめです。
ほかにもゼリーやムースなどのデザート、生クリームメロンパン、キャラメルコーン、ごぼうせんべい等々、おいしいものがたーくさんあります。
自家製ハンバーグやお惣菜もレベルが高いです。
お店を見かけたら、ぜひ、店内を探検してみてください。