オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

秋の夜の悲劇。スポーツクラブで一糸まとわぬお爺さんに遭遇。

 

オーノー!! なんてこったい!!!

 

リラックスしようとスポーツクラブを訪れた金曜の夜、とんでもない光景に出くわしてしまったぜ。

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それは、全裸のお爺さん!

 

本日、「ハッピーフライデーナイト」またの名を「意味が定着しないままに忘れ去られようとしている『プレミアムフライデー』」に訪れたスポーツクラブは、「SPA」施設があるところ。

 

ジムマシンやスタジオもあるけれど、岩盤浴や露天風呂もあり、マッサージチェアも備え付けられている。館内にはカーペットが敷かれていて、スポーツクラブというよりも、お風呂に入りに来る高齢者が多い施設だった。

 

さくっと、ランニングマシンで走り、ゆっくり露天風呂につかってラウンジでくつろいていたとき、背後のフロントで男性の声がした。

 

風呂場でタオル盗まれたから、もう一枚くれや。

 

「盗まれた」という言葉に振り向くと、そこにいたのは、

 

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一糸まとわぬ全裸の爺さん。

 

えっ? ここ、風呂場の延長だっけ? 露天風呂の敷地内か?

 

なぜかこういうとき、不幸な現場に居合わせてしまうのは、私だけだったりする。ラウンジは閑散としていて、私、爺さん、フロントスタッフの3名だけ。

 

フロントスタッフは、大学生ぐらいの男の子だった。しかし、一糸まとわぬ全裸の爺さんを前に、青年は眉ひとつ動かさず、こう言ったのである。

 

その恰好じゃ、警察につかまりますよ。

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なんと冷静な青年。こんな状況に驚かないなんて、よっぽど感情の起伏がないのか、エネルギー不足なのか。

 

「あ、ああ・・・」と言って、更衣室に引き返す爺さん。

  

ええい、こっちを向くでない!!

 

うろたえているのは、私だけ。奮発して買った苺ミルクラテをゴミ箱に捨て、夜道をぐったりと帰ってきたのでした。