こんばんは。全日本フィギュア男子とオリンピック出場者発表をLIVEで見ながら、緊張で手足が冷たくなってしまった種子島ぴーです。
フィギュアスケートのファンは、クリスマスどころじゃないですね。
オリンピック代表選手決定!! おめでとうございます。
【#平昌五輪 代表選手】
— スポーツナビ フィギュアスケート編集部 (@sn_figure) 2017年12月24日
男子:羽生結弦、宇野昌磨、田中刑事
女子:宮原知子、坂本花織
ペア:須崎海羽、木原龍一組
アイスダンス:村元哉中、クリス・リード組#PyeongChang2018 #フィギュアスケート #figureskate(写真:坂本清) pic.twitter.com/nrmovy3Dpo
私にとっては納得の結果でしたが、女子の「坂本選手か樋口選手か」という部分が、一番難しかったのかもしれませんね。私は、坂本選手が選ばれてほしいと思っていました。
「全日本が一番大事な試合」「選手は全日本に照準を合わせて頑張る」と散々言っておいて、「今までのわずかな実績の差」で坂本選手が選ばれなかったら、後味が悪いと思っていたからです。
そして、会場の拍手が物語っていたように、全日本の主役は坂本選手でした。とりあえず、今夜は熟睡できそうです。
男子LP。本日緊張したBest3は、
最初に言っておくと、昌磨の演技は全然緊張していませんでした。代表入りは確実だったので、すばらしい演技が見たいというだけでした。
新しいコンビネーションジャンプを試すということで、結果としてうまくいかなかったのですが、表現力という点ではとても丁寧に演じていたので、オリンピックに向けて滑り込んでいる感じがしました。
が、代表入りの運命がかかっている選手は、緊張しすぎて体が硬直してしまいました。本日、私を緊張させたベスト3はこのお三方です。
第一位 ひじから下が美しい男 田中刑事選手
私がひそかに応援していたひじから下が美しい男田中刑事選手(もちろん全体的に美しいのですが、特にひじから手首までのラインと、長ーい指がセクシーなんです)。達観したような表情と練習で絞り込まれた美しいボディライン。そして、ひじから指先までの色気を強調するシャツの袖をまくってみましたタイプのコスチューム。Goodでしたね。
Sports navi様 撮影:坂本清氏 お借りします。
前にも書きましたが、「ポワ~ン ポワ~ン ポワ~ン ポッ」と割れたような音で始まるフェリー二メドレーは、田中刑事の洗練されたイメージにそぐわない気がしていたのですが、踊りこまれているせいか、前ほどポワポワ感は感じず。
無良選手がすごい演技をした後で、どーかなーと心配しましたが、演技スタート前の表情は、本日もピカイチ。4回転サルコウが決まったときは、「よし!」と叫びましたが、続く4回転サルコウも単独で、のりのりに見えたステップもレベルを取りこぼし、ヒヤヒヤしました。しかし、さすがに4回転を3本跳んでいたので、点数もちゃんと出てオリンピック出場を確信。「結局は、練習量の多かった者が勝つ」という方程式にのっとってくれました。よかった、よかった。
オリンピックではみなさんも、ひじから指先までの美しいラインに注目してください!!
第二位 このまま終わってほしくない男 無良崇人選手
Sports navi様 撮影:坂本清氏 お借りします。
無良選手が演技しているときは、緊張で左足がつりそうになっちゃいました。ここ一番でジャンプを失敗するシーンを何度も見ていたので、心配で心配で。オリンピック出場枠うんぬんの前に、納得いく演技ができなければ、コーチ共々つらい・・・もう一本4回転入れとけば・・・とか、いろいろ考えちゃうんだろうけど、観客の気持ちとしてはよかった。
四大陸への出場権を得ましたが、「若手にチャンスを譲ります」とか言って辞退しないでね。
第三位 本日も奇跡を起こした男 山本草太選手
Sports navi様 撮影:坂本清氏 お借りします。
どうしたって応援してしまう山本選手。
この人は天才なんじゃないかと思う。とんでもない強心臓だし。今大会で一番挑戦していたのは、山本選手ですよね。「ジャンプを跳ぶとき足にまだ不安がある」と言いながら、またまた申請よりジャンプ構成を上げてきた。全日本という凍り付くような緊張の舞台で、いつもより難しいことに挑むって、すごすぎる。しかも、転ばないってすごすぎる。衣装もビューティフル。
4年後は主役かな。
なぜ、昌磨は観客に謝るようになったのか。
Sports navi様 撮影:坂本清氏 お借りします。
、
昌磨、全日本選手権2連覇、おめでとう!!
最近、「すごく申し訳ない」とか「みなさんの期待にそえる演技ができず」とか、インタビューで謝ることを覚えた宇野昌磨選手。
なぜに? 全然、謝る必要ないよ。
ファンは、昌磨がいろんなパターンを試しながらさらに上を目指していことを知ってるからね。どっかのテレビ局が、プレッシャーでもかけてるのだろうか?
今日も、緊張の舞台でダブルアクセルに4回転付けようとしたり、守りに入っていないところが素晴らしい。ぶっちゃけ、オリンピック出場は決まってるようなものだったから、大舞台で新技を試すのは有意義だったと思う。
そりゃあ成功すれば大歓声だったと思うし、全世界のライバルたちを震え上がらせたと思うけどね。
そして、何かっていうと、羽生選手とからめて質問するテレビ局、やめなさい!! 羽生選手がいない中での二連覇だろうが何だろうが、その場にいない人が出場していたらどうだったかなんて、想像する価値もない。競技会ってそういうものでしょ?
あと、田中刑事選手にも、いちいち羽生選手と絡めた質問をするのは失礼。代表選手発表のテロップで、「同期の羽生と共にオリンピックへ」って、フライングで羽生選手の代表入りを発表するのも止めて(笑)。
さらに、昌磨のテロップだけ、「ファンが心配するほどの野菜嫌い」って、競技と関係ないコメントにするのは止めて(笑)