こんにちは。長野に「Heroes & Future 2018 in NAGANO」を見に行ってきた種子島ぴーです。
感想は、「行ってよかった!!!」。それしか言葉がない(笑)。
最後の最後に、長野駅でネイサン・チェン選手にも会えたし!!
あまりに豪華な出演者たちと濃すぎる内容に、昨日は頭が飽和状態でしたが、すべてを忘れる前に、誰が何をやったのか書き留めておこうと思います。記憶違いもあると思いますが、さらっと流してくださいませ。
石が飛んで来そうな本音の感想も書いちゃいますが、怒らないでーー。
(演技中の写真は撮影禁止なので、参考写真だけです)
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美しいオープニングにうっとり。
平昌オリンピックから長野オリンピックまでをさかのぼって、ハイライトシーンが会場スクリーンに映し出されていきます。「Heroes & Future 2018 in NAGANO~長野オリンピック・パラリンピック20周年記念事業~」という、今回のショーのテーマを確認。
平昌の羽生・メドベージェワ選手、バンクーバーの浅田・高橋選手、トリノの荒川選手などなどさかのぼって行き、本田武史・キャンデロロ・ストイコ選手の映像も。
バンクーバー女子金メダリストの映像なし。流れていたら、会場の温度が5度下がっていたと思う。Good.
続いて、出場選手たちが、登場。2人ずつぐらいで、スピンをしたりジャンプをしたりリフトをしたり、丁寧な顔見せをしてくれる演出がうれしい。
一度に大人数がリンクになだれ込んでくると、頭の回転が悪い私は、誰がどこにいるのか探そうとパニックになって、結局、誰がどこにいるのか把握できないまま終了~というケースが多いので。
だいたい、こんな組み合わせだったと思います。(敬称略)
・白岩&紀平
・三宅&須本
・樋口&宮原
・山本&友野
・村元&リード
・田中&宇野:昌磨は刑事君と二人で登場し、シンクロスタイルのクリムキンイーグルを披露。
刑事君、そこそこクリムキンできてなかったけどね(笑)優しいから、昌磨に合わせてやってくれたのかな。身長が高いとやりにくそうだよね。
・本田&ストイコ
・マリナ・アニシナ&グェンダル・ペイゼラ
・キャンデロロ
・マイア&アレックス・シブタニ
・ネイサン&ハビ
一番、「おおっ」と思ったのは、ネイサン&ハビペア(笑)がスプレッドイーグルでリンクに入ってきたとき。この二人の氷の上でのシルエットが大好きなので、ダブルで現れてくれるなんて奇跡だ。
・メドベージェワ
・プルシェンコ・羽生:リンクを出るとき、2人でハイタッチしてました。
これで全部だと思いますが、万が一漏れがあっても他意はございません。
最後は、みんながリンクに出てくるわけですが、スワロフスキーがきらきら光を放つ白い衣装の群舞は、ほんとーーーーに美しかった。今まで見たオープニングで、一番うっとりしたかも。
リンクを去り際にライトが落ちると、ベテラン選手たちは、氷の感触を確かめたり、軽くウォーミングアップしたり、ギリギリまでリンクで粘ってました。さすがです。
第一章「若きスケート界のホープ」
最初に、これからの日本のスケート界を背負って立つノービスやジュニアの選手たちの章がスタート。
長野のノービスのスケーター2人が登場。
ノービスの大久保正宗くんは、前半、ジャンプがなかなか決まらず。こんなすごすぎる面々に囲まれた舞台でトップバッターなんて、体が動いただけでもすごい。私なら硬直してリンクの入り口で倒れてるな(笑)。井口せなちゃんは、ドンキホーテを堂々とプリマの風格で滑ってました。
見た目別人、三宅星南くんの肩見せ投げキッス
赤いジャケット姿で現れたジュニアの三宅選手。手足が驚くほど長くなって、全体的に細身に。顔もシャープになって、別人のよう。というか、モデルか??って感じでした。
↓この衣装だったと思います。今回の写真ではありません。
Ricky Martinの「Livin' la vida loca」(別名郷ひろみの♪アーチーチー、アチ)で、ジャケットの両肩をはだける“郷ひろみ芸”を披露。1回、2回・・・途中まで数えていたけど、8回肩を出したところでわからなくなった。ついでに、投げキッスも大サービス。
恐ろしいほど美形進化を遂げた三宅選手。でも、肩見せくらいじゃ驚きません。過去のEX「アフロ サーカス(映画『マダガスカル3』)」の衝撃に比べたら、まだまだ。どんな作品も臆することなくできる逸材だと思う。
2015WTT EX Sena Miyake - YouTube
白岩優奈のセカンドループ
青い衣装の白岩選手。60年代のアメリカンポップスだと思うけど、曲名がわからない。歌詞にSweet Babyって言葉があった気がするが・・・とにかく、popでのんびりした曲調にも関わらず、内容はグイグイすごい。3回転連続を2度跳んで、一度はセカンドにループがついていて「おぉー」。浅田真央ちゃんや安藤美姫ちゃんを思い出した。氷の上を移動するスピードが速いし、上手い選手であることは一目瞭然。女子トップ集団の一人であることを、改めて認識させてくれました。
背筋を伸ばして見たい山本草太の「G線上のアリア」
演目は、今季ショートの「G線上のアリア」。山本選手の滑りは、「詩」のような感じです。独特の世界観があるし、着氷で音がしない。始まった瞬間、周りの観客が、一斉に背筋を伸ばして座り直したのがわかりました。3回転も跳べるまでに回復し、終わった後、泣いている人も。
それにしても、細い。けど、弱々しくは見えない。氷の妖精みたいな感じ。
サンダーストームのような、紀平梨花の滑り。
この日、もっとも衝撃を受けた滑りは、紀平選手の今季フリー。トム・ディクソン振り付けだそうですが、雷鳴とどろく雨の中のような曲「Mercy in Darkness」by Two Steps From Hell/ A Beautiful Storm" by Jennifer Thomas。 その世界観の中で、梨花ちゃんのジャンプが本気過ぎ。
「トリプルアクセルか、連続3回転ジャンプか手を上げたタノジャンプしか跳びません!」って感じで、冒頭のトリプルアクセルに失敗したら、再度トリプルアクセルに挑戦。転倒するも、単独ジャンプは手を上げて2度跳んだっけ? 3連続ジャンプも跳んだと思う。力み過ぎているように見えたけれど、失敗しても失敗しても、果敢に疾走して攻めていく姿に度肝を抜かれました。
文字通り、サンダーストームのような滑り。最後の方で、後ろ向きに滑っているときに転んで、頭を打って後転したときには、心臓が止まるかと思った!! けど、何事もなかったように演技を続ける梨花ちゃん。この人は、すごい。
★転倒大丈夫だったみたいです。ほんとによかった!!
Heroes&Future2018in長野終わりました!
— Rika Kihira 紀平梨花 (@rika_kihira) June 10, 2018
最近、絶好調だった割にイマイチな演技が多かったですが、試合の練習になりました!
そして、今日は後半ミスなくできていたところでコレオシークエンスで後ろからずっこけて後転してしまいました!ですが、全然大丈夫です😆
皆さんご心配おかけしました😅#part1 pic.twitter.com/SwSZwu5NPi
須本選手の驚きの安定感。
須本光希選手は、新フリーを披露。「若いのに、なんなんだこの安定感は?!」というくらい、ジャンプに安定感がありました。
曲名はわからず。アルゼンチンタンゴかなと思ったけれど、途中でアンドレア・ボッチェリ風のボーカルが入る(←この情報はあてになりません)。この力強いボーカルに、全然、負けてないダイナミックなジャンプと骨太の滑りでした。
ここまでで、若きホープの章は終了です。
っていうか、ブログの記事が長くなりすぎて、腱鞘炎になりそう。3回くらいに分けないと無理だな。この記事に終わりは来るのか??