こんにちは。ブログに書きたいことはいろいろあったけれど、考えをまとめているうちに流されていく種子島ぴーです。もっと日記感覚で、気楽に書けばいいのだろうか。
アダム・リッポンのダンス、町田樹氏のボレロなどなど、書きたいなぁと思っているうちに、2人とも引退ですがな(笑)
そんなこんなの日曜日の夕方、家の中でジーッとテレビの録画が始まる音。
「なんか、あったっけ?」とテレビを付けてみると、予約していた浅田真央ちゃんの「サンクスツアー」密着番組がスタート。
「幸せはリンクの中に ~浅田真央 人生の第2章~」。
息をするのも忘れて、画面に見入ってしまいました。
リンクの中で新たな幸せを見い出した真央ちゃん。その真央ちゃんを見ながら、幸せを感じたシーンをいくつか。
❤帰ってきた、あの〝目〟
一番うれしかったのは、対談の後半、話している時の真央ちゃんの目つきが、試合に出ていたときと同じ目だったこと。
引退してからずっと、「しあわせ、ゆったり、ほがらか」な表情を見ていて、それはそれでうれしかったのですが、なんとなくしっくりこなかった。
もう一度、真央ちゃんが100%を目指すときの目を見ることが出来て、「これ、これ、これですよ」と、ちょっと興奮。
選手を引退しても、彼女が〝あの目〟を持てることに、驚きとうれしさを感じました。
❤「お客さんたちがいろいろやって、楽しみに見に来てくれるのに」。
「ショーに対する意識が低いのではないか」「熱意が足りないのではないか」と、涙でメンバーに訴える真央ちゃん。この辺りは、レベルやキャリアの違うメンバーをまとめて何かを成し遂げる、中間管理職的な難しさも感じつつ・・・。
最後の方で、「お客さんがみんな、頑張ってやって、毎日、楽しみにして来てくれるから」という言葉がありました。「この公演を見るのを心の支えに、日々の生活を頑張っているお客さんたちがいる」という意味だと思いますが、「ああ、この人は、ちゃんとわかっているんだ」と、じーん。
演じる側が、これをわかってくれているだけで、お客さんは幸せだ。
❤「これで、準備が整いました」
公演直前の練習を終えてリンクを去る時、「準備が整った」と笑顔でうなづく真央ちゃん。技術も経験も違う人たちと何かを創り上げて、「準備が整った」と笑えるレベルに持っていけるって、すごいことだなと。普通、無理だと思う。
「選手じゃないから」という言葉が途中であったけれど、世界トップのスケーターと同じ技術になれということではなく、ショーのメンバーとして同じ想いに到達しろということなんだと思いました。そう思える真央ちゃんがすごい。
そういうわけで、本当に本当に、見に行きたい「サンクスツアー」。しかし、埼玉のリンクも非常に狭いことが判明。ど~なるの~(笑)