こんばんはー。ご無沙汰していた種子島ぴーです。
4日ほど札幌に行っていました。
忙しいながらも、疲労困憊でホテルに戻った後、ライブストリーミングやテレビで、フィギュアスケートの試合をチェックしたり、しなかったり(笑)。
GPフィンランド大会の女子SPでは、演技後の坂本花織選手の姿に心が痛みました。なので、フリーでのすばらしい演技は、鳥肌と涙に同時に襲われましたよ!!
そういうわけで、youtubeのブリティッシュ・ユーロ版をお借りしてさっくり訳します。聞きとれなかった箇所もあったので、信頼度85%の超訳とさせていただきます。
坂本花織フィンランド杯「ピアノ」Bユーロ解説超訳
彼女は最終グループにいるべきです。すばらしいスケーターです。
オリンピックでは6位、四大陸選手権の覇者。
彼女も日本の大スター。数週間前、スケート・アメリカで銀メダルに輝きました。
坂本花織。7位でフリーに進みました。
感動的な演技を見せられるでしょうか。スケート・アメリカでは、このFPで並はずれた演技をしました。
音楽は、映画「ピアノ」のサウンドトラックです。
(♪波の音ザザー、カモメの鳴き声キーキー)
最初にビッグコンビネーションで幕を開けます。トリプル・フリップ+トリプル・トゥループ。
(3F+3T)
まーったく問題ありません。完璧でした!!
カウンターから逆カウンターへ移行する美しいつなぎ。審判は、こういう点を評価しなくては。
ダブル・アクセル!! すぅ~ばらしいフォーム。
(「次は何かな。ワクワクするな」的なつぶやき)
トリプルルッツ!! その調子!!
(フライング・シットスピン)
(ザザー♪ キーキー♪ カモメが演技後半に入ったことを告げる。)
(3S ♪観客:ヒューヒュー)
トリプル・サルコウ!
(音楽、主旋律へ)
ここでもう一つのビッグなコンビネーション。
ダブル・アクセル+トリプル・トゥ+ダブル・トゥ。
(ワーワー♪ 歓声が大きくなり始める)
トリプル・フリップ+ダブル・トゥ。
点数をモリモリ稼いでいます!!
(コンビネーション・スピン)
彼女は、表彰台に乗るね(キッパリ)
(スパイラル、2つ目のポーズでぐらつく)
ちょっとぐらつきました。
ステップシークエンスにどんなコリオが含まれているかは分からないけれど、
彼女が最後のジャンプを跳ぶことに集中しているのは分かるよ。
これです。トリプル・ループ!!
(3Lo ワーワー:観客)
(最後のコンビネーション・スピン。途中から観客の歓声でリンクが揺れる:ワーワー♪)
(フィニッシュ。かおちゃんガッツポーズ!!)
(観客総立ち。たくさんの日の丸が揺れている)
演技後解説。
ただもう、すばらしいとしか言いようがない。
スケート・アメリカでも素晴らしい演技をしましたが、それよりも今日の午後の演技のほうが良かったと思います。なんという光景でしょう。
本当に、私は日本人選手の中で、彼女の演技を見るのが一番好きです。こんなことを言うのは全くもって失礼だとわかっていますが、宮原よりも彼女の演技に惹かれます。
あっ(感嘆)、こんな、見事な見事な輝きを放つ演技をするなんて。
彼女はショッキングなショートプログラムのあと、とても気落ちして混乱していました。グランプリ・ファイナルへの出場権が得られるかもしれないという状況で、たぶんものすごいプレッシャーがあったでしょう。
しかし、彼女はやりました!(ファイナルに行けるだろう)。 パーフェクトな演技をやり遂げました。ショートでの失望を振りはらい、すばらしい演技をする努力をしました。
君が、「彼女の演技に一番惹かれる」と言ったのは興味深いよ。彼女のチームが、コリオグラファーにブノワ・リショーを起用したのはすばらしい采配だ。
花織は、宮原のようにエレガントで詩人のようなアプローチをするスケーターではない。花織は、そういうスタイルではないんだ。だから、彼らはとても抽象的な振付を採用し、エレガントというよりは、ちょっぴり風変わりなスタイルにしている。でも、彼女には、ぴったりのコリオだ。
場面は変わって、すばらしいルッツ。ジャンプを跳んで着氷するときに、彼女は頭の動きを入れています。(クルンと回している)。完全に集中してジャンプを跳んでいます。
審判は、コリオグラフィーとコンポジションに点を与えないでしょう。(☜聞きとれず)。彼らはスケーターのプログラムが、うまく構成されているか、うまく組み立てられているかどうかを見ているようです。
しかし、曲への解釈を見るなら、彼女はマイケル・ナイマンの音楽に身をゆだねていました。
彼女はチャンスを手にしました。現実的に、表彰台に上がるチャンスがあります。ショート3位のヘンドリクスは、63.17点。花織は、57.26点でした。ですから・・・6点差です。
(ビデオに3Loが映る)
は~い、ここで3回転してからジャンプに入るループ。
審判は、大きな加点を与えるでしょう。彼女のスケーティングスキルは、素晴らしい。オープニングに話しを戻すと、つなぎにすばらしい流れがありました。
(ガッツポーズ映る)
あはは。彼女のリアクション、大好きだよ。素敵じゃない?
イエース。日本人が大挙して観戦に訪れていますが、オリンピックを連覇した羽生が、とてもすばらしい演技をして、そして今、このようなシーンを目にして・・・なんと素晴らしい一日でしょうか。
はるばるフィンランドまで飛んできたかいがありました。
オゥ、まったくその通り。興奮するよね。すっごくエキサイティングな日だよ。
僕は、彼女が2位になると思うよ。
(140.16)
(やさしく)あはは。彼女が(フリーでは)2位だね。
140.16。
あはは。
スケート・アメリカ同様にすばらしい点数が出ましたが--昨日はいったい何があったんだろうね—スケート・アメリカよりさらにいい出来でした。
表彰台が射程圏内に入ってきました。どれだけ差を詰めたか見てみましょう。
彼女は、極上の特別な才能を持っています。
見てください。ほぼ半分の選手が滑り終わった現時点で、2位に37点の差を付けています。
ここハートウェル・アリーナを、どよめかせました。えー、そんなわけで、日本の坂本花織がぶっちぎりでリードしています。韓国のキムが2位です。
(完)
坂本選手の演技、中毒性がありますよね。不思議な魅力に私もどんどんはまっていって、日本女子の中では、一番見るのが楽しみです。