オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

「そろそろ完璧な演技をしてみたい」by宇野昌磨。お願いしまーす!!

いよいよ明日!!昌磨はいい具合に不調らしい。

こんにちは。東京の冷たい雨に降られてグッタリしたので、昌磨の「Great Spirit」で元気を注入した種子島ぴーです。


いよいよ、バンクーバーでのグランプリファイナルが明日に迫り、昌磨の公式練習情報も賑やかになってきました。

今朝の練習では、ジャンプの調子が悪かったとか。いい兆候ですねー(笑)。

本番前のアドレナリンは、抑え目でお願いします。

www.hochi.co.jp

 

そして、昌磨、注目の言葉は、

「もうそろそろ、完璧な演技をしてみたい」

これまでは、今季ルールに合わせる部分と、自分の限界に挑戦する部分との間で、バランスを取っていたように見えました。

 

いくつかの試合でトライアルをした結果、どんな構成、試合運びを見せてくれるのか、楽しみです。完成度を目指すのか、技術的に限界な位置で尚且つ完璧に演じようとするのか・・・。どちらにしてもベースが鬼構成のプログラムなので、簡単なことではないと思います。

 

そして、ジャンプのミスが目立ったという公式練習後のインタビューで、

ゴタゴタ考えてもしかたないので、もうまっすぐ跳んで、思い切り締める。(昌磨)


なるほど、なるほど(笑)。山田コーチ、昌磨は教えを守ってますゼ。

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こうギュッと閉めなきゃ。ギュッと。

 

ISUサイトに昌磨の電気ドリルジャンプが。

ISUのサイトに、グランプリシリーズを勝ち抜いた各部門6人・6組が、晴れ舞台に顔をそろえますよーという告知記事がありました。

その中で、男子シングルのメンバーを紹介するビデオがあったのですが、これを見ると、昌磨のジャンプは、電気ドリルみたい。圧倒的に力強いことがわかります。

この重機系な感じが、元気をくれます。すーごいよね。

(現在は、別のビデオに差し変わっています。)

  


Entries Men | Vancouver 2018 | #GPFigure

 

出場者メッセージ

現在は、ビデオが別の種類に変わっていて、何人かの英語コメントになっていました。

昌磨は登場しないので、テキトーにざっくり要約すると、

タクタミシュワ「素敵なシーズンの締めくくりに、ファイナルに出られてうれしいわ。ウフフ❤バンクーバーは水も木も経済も素晴らしいベストシーズンよ。ウフフ❤」

メッシングさん「私はカナダ人です。カナダ・バンクーバーで開かれるグランプリファイナルで、みなさんをお迎えします。山々、水、樹々が美しいバンクーバーへ、皆様お揃いでどうぞ!!」

宮原選手「グランプリシリーズは、トップ6人だけが出られる特別な試合です。今回で4回目ですが、試合を楽しみたいと思っています」

ブジェジナおしゃれ番長「へ~イ、7年ぶりにグランプリシリーズに戻ってきたぜぃ。バンクーバーは、2010年に俺が最初にオリンピックに出た思い出の場所なんだ。少なくとも、エンジョイして帰るぜ」

ネイサン(スケートアメリカのときのインタ?)「グランプリファイナルは、フィギュアスケートで最も重要な大会の一つなんです。みんながそこを目指してシリーズを戦い、各部門のトップ6人だけが出場できます。ファイナルで戦えるのは光栄なこと。だから、スケートアメリカで優勝して可能性が見えてきたので、引き続き一生懸命練習してフランス大会に備えます。前回は表彰台に立てて、たいへん自信になりました。今季もファイナルに進めるように頑張ります」

 

続いて、記事を抜粋訳します。

「トップスケーターが、晴れ舞台の主役として集結」by ISU

  Top skaters take center stage in Vancouver - ISU

6週間にわたる2018-2019シーズンのエキサイティングなグランプリシリーズ大会を経て、男子、女子、ペア、アイスダンスのトップ6が、今週バンクーバーで開催されるグランプリファイナルの主役に名乗りを上げました。

 

ISUに加盟する9つの国と地域から、36名のスケーター (ペア・組を含む)が、グランプリファイナルの出場権を獲得しました。

ワシントンのエヴェレットで開かれたスケートアメリカ。ケベック州ラバルで開かれたスケートカナダ。フィンランドで開かれたグランプリ・ヘルシンキ。日本の広島で開かれたNHKトロフィー。ロシアのモスクワで開かれたロステレコム杯。グルノーブルで開かれたフランス杯の勝者たちです。

 

現世界選手権王者のネイサン・チェンと世界選手権銀メダリストの宇野昌磨が、グランプリシリーズ2大会で金メダルを取って、資格取得者リストのトップに名を連ねています。

ネイサンは、前回のグランプリファイナル金メダリストであり、昌磨は同じく銀メダリストです。ネイサンは、スケートアメリカで、280.57のシーズンベストを記録し、昌磨は277.25のシーズンベストをスケートカナダで記録しています。

 

2011年以来、久しぶりにグランプリシリーズに戻ってきたチェコのミハル・ブジェジナは、シリーズ大会で2つの銀メダルを取っています。シーズンベストは257.98です。

ロシアのセルゲイ・ヴォロノフは、シーズンベスト254.28で、3度目のファイナル進出を決めました。

 

グランプリファイナルのニューフェイスも2人います。

一人は、韓国男子で初めてシニアのグランプリファイナルに出場する、シーズンベスト259.78のチャ・ジュンファン。

そして、棄権者が出たために繰り上がったキーガン・メッシング。シーズンベストは265.17ポイントです。

 

*キーガン・メッシングのシーズンベストは、ミハル・ブジェジナ、セルゲイ・ヴォロノフ、チャ・ジュンファンより高いです。大会が違うと思うので何とも言えませんが、「○○さんの代わりに出場」と言われちゃうくらいなら、メダル取っちゃえと思います。

 

女子の戦いは、ロシア対日本。現オリンピックとグランプリファイナルの女王ロシアのザギトワが、カナダ大会で出したシーズンベスト238.43を引っさげて、大会に参加します。

ザギトワは、同じく2大会で優勝し、大砲をぶちかましてシニアに登場した紀平梨花と対決します。紀平のシーズンベストは、224.31です。

 

この10代の2人は、世界選手権銅メダリストの宮原知子(日本。シーズンベストは219.71)、4年ぶりにファイナルで戦う2015年の世界選手権女王エリザベータ・トゥクタミシュワ(ロシア。シーズンベストは219.02)と競います。

トゥクタミシュワと紀平は、トリプルアクセルを跳ぶ予定です。

 

日本の坂本花織(シーズンベスト213.90)とロシアのソフィア・サモドゥロワ(シーズンベスト198.70)は、シニア・グランプリシリーズに初参戦します。

(終了)