こんばんは。一度にあっちこっちで大会を開かれて、追いきれない種子島ぴーです。
明日から全日本ですが、ロシア選手権もスタートしました。イタリア選手権は、終わりました(笑)
雪豹、ホスピタルから直行直帰か?!
さて、副鼻腔炎が重症化して“フロム・ホスピタル”な出場となった雪豹コリヤダ君。
覚悟を決めたようなネコ科の瞳が素敵。
Михаил Коляда / Mikhail Kolyada - Rostelecom Russian Nationals 2019 Men - SP - December 20, 2018 - YouTube by Pokav1deo
ランビ伯爵振り付けのSP「アイ・ビロング・トゥ・ユー」では、従来の超絶きれいな4回転ではないものの、高さのある4T+3Tを跳んでウォーっし!!
続いて、4回転が3回転になっちゃったんじゃないかと思うような余裕の3Lz。
最後キメてくれ~!! な3Aは、思いっきり力が入ってステップアウトしてしまいました。
が、練習ができない中で、今できるすべてを出すコリヤダ君の執念を感じてホレボレ。
スピンはちょっと危なかったけど、不思議な音楽の緩急に合わせて、自在に全身をストレッチする「アイ・ビロング・トゥ・ユー」は、とても素敵でした。
そして、コリヤダ君の人気が前より盛り上がっているような気が。
声援がすごいし、曲のイントロが始まった2秒後には、手拍子が起こっていました。
演技前には、「平昌オリンピックアゲインか?」ってことで、ぐっと老けこんで見えたチェボタリョーワコーチも、
キスクラでは100年に一度の笑みを浮かべてうれしそうでした。
しかし、隣に座るコリヤダ君は、やはり鼻の調子が悪そうでした。
現在2位です。
ランビ伯爵の伯爵説を追う!!
話はそれますが、どなたかのブログを読んでいた時、「ランビ伯爵」という記述があって、私はいつもテキトーに書いていたのですが、
「もしかして、ステファン・ランビエールは、本当に伯爵だったのか?!」と、驚いてウィキペディア(Wikipedia)をチェックすると、
スイスのマルティニに生まれ、サクソンで幼少期を過ごす。みんなが顔見知りの小さな村から、いつも50人ほどのカウベルを持った応援団がランビエールの試合に駆けつけていたという。
家族はアルプス生まれの父、ポルトガル出身の母、3歳上の姉、4歳下の弟。フランス語、ドイツ語(スイスドイツ語ではない)、英語、ポルトガル語を流暢に話し、さらに現在はイタリア語と日本語を学んでいる。
と、メルヘンの世界の住人みたいなことが書いてありました。
よって、正式に伯爵と認定いたします(笑)
ここで、コリヤダ君に関する心配なニュースが!!
ロシア語なので、翻訳機にかけてみました。
【コリヤダは、ショートプログラムの後、医者に行った。】
ロシアのフィギュアスケート連盟の広報は、ショートプログラムの後、ミハイル・コリヤダが医者に行ったと語った。
彼は、プレス・カンファレンスの場には現れなかった。
少し前には、大会の前に発生した健康上の問題のため、大会を棄権することも検討していた。
コリヤダ君!! 大丈夫なのか!!
鼻が悪い時に回転するのはよくない気がする・・・。
一方、手のひらで語る男アリエフにも悲劇が!!
コリヤダ君が不調なら、優勝はアリエフかと・・・。
手のひらで語る男アリエフの、これまた大好きな今季SP「モジリアニ」。
Дмитрий Алиев / Dmitri Aliev - Rostelecom Russian Nationals 2019 Men - SP - December 20, 2018 - YouTube by Pokav1deo
二本目のジャンプ 4Tで、珍しいスタイルの不思議な転倒。というか、転倒を避けようとして、深いシットスピンのような体勢で尻もち回転。
次のアクセルジャンプは、跳び上がれず。片足をやや引きずるように、動きが一瞬止まってしまいました。足を痛めてないといいけどなぁ。
それでも、ジャンプの失敗などどうでもいい。美しい動きをいつまでも見ていたいと思わせる、素晴らしい演技。情感も途切れず。
思うに、「モジリアニ」で、うつむいて「ノーノ―、なんてことだ」みたいに頭を振るコリオがあるのですが、あれが演技に影響を与えているような気がします。感情移入しすぎているのでは(笑)
現在8位です。3位と19点近く差があるから、表彰台は・・・うーん、まだ諦められない。最近、なぜか試合でうまくいかずもったいない。
明日から全日本なので、ロシアは追いきれないと思いますが、大好きな2人になんとか頑張ってほしいです。