こんにちは。今日から18連休の人たちがうらやましい種子島ぴーです。
さて、もうまもなく、昌磨がニュー衣装で登場しますが、
その前に昨夜のロシアナショナル男子フリー。
今回も「フロム・ホスピタル」な雪豹コリヤダ君。
今週は、公式練習まで滑っていなかったようですが、気合だけで「カルメン」を滑ります。
鼻に激痛が走るなか、80%キレキレのカルメンコリオを細やかに表現します。
4回転トゥループもきれいにキメ!
トリプルアクセルに2回転を付けたり、ステップが氷となじんでいなかったり、雪豹らしくない場面はありましたが、グランプリシリーズのときより気迫が感じられて、見入ってしまいました。
滑り終わると、本日も自分自身に拍手するコリヤダ君。
私も拍手。
病院で寝たきり状態からフリーを滑るのは体力的にも厳しく、
リンクから上がると、チェボタリョーワコーチの胸に倒れ込みます。
キスクラで満面の笑みを浮かべるハッピー・チェボタリョーワコーチ・・・の横で、ものすごく苦しそうなコリヤダ君でしたが、我に返って、両コーチと握手。
健闘をたたえ合います。
フリーは3位でしたが、総合で2位。世界選手権でお会いしましょう!!
一方、SPがボロボロになり、8位だったアリエフ。
フリーは、手袋大好きの彼らしい衣装で(もしかすると、指先が冷えるのか??)、巻き返しを狙います。
音楽は、ピアノとバイオリンで流れゆく雲を表現した「The mind on the (Re)Wind」。
ふっ、ふつくしい。アリエフにしか演じられない曲でしょう。
しかし、あぁ、なぜか途中からジャンプがところどころ噛み合わない。
フリーでは4位でしたが、総合では5位でした。
残念~このまま世界選手権では会えないのか~??
優勝は、怪我で昨シーズンを棒に振ったマキシム・コフトン。
コリヤダ君と同じ「カルメン」で滑りましたが、繊細なコリヤダ君に対して、骨太すぎるくらい骨太な、メンズなカルメン。
プルシェンコ皇帝を思い出しましたが、正直、ちと大味だな。好みの問題だとは思うが。
滑った直後、本人感動のガッツポーズ。
エレーナコーチも感無量。
そして、実況席のタラソワ女子、号泣です。
苦労を近くで見ていたからでしょうか。最近、涙もろいですよね。
どこの国も、ナショナル大会はドラマがあっていいですね。
全日本男子はどうでしょうか!! 緊張してきた~