オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

宇野昌磨ひとりカウントダウンと、勝手に田中刑事&友野一希応援記事作成。

こんばんは。寒の戻りと雨にプルプルふるえる種子島ぴーです。

米国アナハイムのほうが、東京より気温が高いようです。

 

さて、いよいよ今週末に迫った四大陸選手権。

各国の報道を見ると、欧州勢が参加しないので、女子は紀平、坂本、三原の日本勢vs米国のブラディ・テネル、マライア・ベル。
男子は日本の宇野昌磨が優勝候補で、中国のボーヤンと韓国のジュンワンがからむだろう、という予想が多いですね。


女子は、日本の表彰台独占もあり得ます。というか、3人とも演技が好きなので、3人ともうまくいってほしいです。
そのほかに、カザフスタンのトゥルシンバエワと韓国のイム・ウンスも参加。米国ナンバーワンコーチ、ラファ親父も必然的に参加となります。


男子は、ジェイソンとヴィンセントも表彰台に近いのでは。特に、ジェイソンの安定感と3回転ジャンプの美しさは、今季すごいものがあります。母国で錦を飾れるといいですね。

 

昌磨の四大陸選手権、一人カウントダウン

さて、チームUSAのweb記事を読んでいて気が付いたのですが・・・

Team USA Ready To Take On International Field At Home In Four Continents Figure Skating Championships

全日本選手権を3年連続で制しているオリンピック銀メダリスト、日本の宇野昌磨は、大会の優勝候補です。統計的に見ても、優勝の可能性が高いのは宇野です。

そして、次の箇所です。

In the previous Four Continents championships going back to 2015, Uno placed fifth, fourth, third and second.
2015年の四大陸選手権からさかのぼると、宇野は5位、4位、3位、2位になってきました。

おぉ、そうです!! 昌磨は2015年から四大陸選手権に出続け、5位、4位、3位、2位と一人カウントダウンをしていたのです。

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あはは、あはは

なーんだ、去年、優勝しなかったのは、意図的なものだったのね(笑)
今回、何としても出場したかった理由がわかりましたよ。数字を並べるのって、ゲーム性があって楽しいですよね。


しかし、

The man who beat Uno last year at Four Continents, Boyang Jin of China, is back to defend his title. His best grand prix result this season was fourth in Helsinki.
昨年、宇野に勝った中国のボーヤン・ジンも、タイトルを守るために戻ってきます。グランプリシリーズでの結果は、ヘルシンキ大会の4位が最高順位です。


ということで、中国国内選手権での高得点&すばらしい演技の勢いそのままに、ボーヤンが連覇を目指します。

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無事に米国に着いたかな?


ネイサンは、結局、参加しないようです。

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おやじ、今回は一人で行ってくれ。ションボリ

世界選手権チャンピオンのネイサンは、先月の米国選手権でマスタークラス(傑作)の演技を披露しました。
しかし、今週、彼はクラス(大学の授業)に出ます。競技に参加しないと決めたので、イェール大学の新入生として、心置きなく勉強できるはずです。幸いなことに、世界選手権は、大学の春休み期間中におさまります。

 

No Nathan Chen, But Here’s The U.S. Men.

しかし、チームUSAの記事は、ここからがすばらしい!!
ネイサン以外の選手も、もりもりと盛り上げています。

No Nathan Chen, But Here’s The U.S. Men
ネイサンはいないが、米国メンズチームがいるぜ。

 

2018年オリンピックに出場した、全米2位のヴィンセント・ジョウは、勢いがあります。

「スタートは、出遅れて荒れ模様でしたが、シーズンここまでの自分自身を、とても誇りに思っています」とヴィンセント。シーズン始めのスケートアメリカでは5位でしたが、11月末にエストニアのタリンで開かれた国際大会では、銀メダルを獲得しました。

 

前回の四大会選手権で銅メダルに輝いたジェイソン・ブラウンは、2018年の平昌オリンピック出場を逃したが、今季は復活しました。

グランプリシリーズのフランス杯では、ショートでネイサンをリードし、総合では銀メダルを獲得。4回転ジャンプに苦戦している分を芸術性で補い、シニアになってからの6シーズンすべてで、表彰台に乗っています。

樋渡 知樹は、ジュニア世界選手権の銅メダリスト。全米で4位になり、補欠から繰り上がっての出場です。

 

Yes Shoma Uno, and also Here’s The JAPAN Men.

ということで、日本メディアにも、昌磨だけでなく、田中刑事選手、友野一希選手も、どんどん記事にして盛り上げてほしい。

記者に成り代わり、私がもりもりコメントを書くことにいたしましょう。

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宇野昌磨も一応いるが、日本には田中刑事がいる。

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前回4位だった田中刑事が、昨年の借りを返しに、今年も四大陸選手権に乗りこんでくる。熾烈な代表争いが続く日本で、安定的に「第三の男」の地位をキープする存在感はあなどれない。

持ち味は、リンクを飛び出してしまうのではないかとジャッジを恐怖に陥れる、審判席前でのダイナミックな4回転ジャンプとトリプルアクセル。マッシモ・スカリ振付の「メモリーズ」では、情熱がほとばしるステップも圧巻だ。先日の公式練習では、熱い演技に火災報知機が誤作動したほどである。

努力家だが結果が出せない人間味に、自らの境遇を重ねて共感するファンも多い。今シーズンは、最大の武器である肘から下を衣装で隠し、新たな表現力に挑んでいる田中。表彰台でのジョジョ立ちが期待される。

なお、フジテレビの大会中継では、復活した高橋大輔の指導を受けながら決意を新たにするシーンや、同期の羽生結弦と交流する姿が、視聴率アップのためにぶっ込まれることが予想される。

 

宇野昌磨を見逃しても、友野一希は見逃すな。

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繰り上げ出場した昨年度の世界選手権で5位、一昨年の全日本選手権で4位と、あっと驚く場面で実力を発揮する友野一希が、今シーズン人々を驚かせるのは、四大陸選手権になるだろう。

今シーズンは、ショートの「ニュー・シネマパラダイス」、フリーの「リバーダンス」と、観客を魅了するプログラムを2本用意。表現力を磨いたステップに加えて、時間をかけて練習してきたサルコウとトゥループの4回転ジャンプが成功すれば、初の表彰台が見えてくる。

全日本選手権では、人気振付師ミーシャ・ジーが、リンクサイドやキス&クライに突如現れ、平池コーチより前に出て観客をハラハラさせる場面もあった。今回は、平穏に観戦できるかどうかも注目だ。

20歳を迎えた今、表彰台に乗って試合後に祝杯をあげたいところである。

なお、フジテレビの大会中継では、ミーシャ・ジーに指導を受けているシーンがぶっ込んで来られるものと予想される。

本日の夕刊からは、以上です。