オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

宇野昌磨の4CC。攻める、攻めれば、攻めるとき、天から何かが舞い降りる!!

いやー、もう絶叫するしかない演技でした。

6分間練習の最後に、何やら考え事をしながらリンクを流す昌磨。

 

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スタート位置についた表情は、ものすごくいいものでした。

これは、やってくれる予感・・・

4Fは、きれ~に流れる着氷で、+1.83。思わずため息。

続く4Tも余裕で回って、+2.71。

 

3Loも無事に着氷し、「このまま何とか頑張ってくれー」と思っていたら、なんとここで、4T+2T!!

ええー、これぞまさに、昌磨流「攻める、攻めれば、攻めるとき」。

 

直前の報道でも、「プログラムに4回転ジャンプは2本で練習」だったのに、3本入れてきましたね。

いいんですか!! 樋口コーチ!!!(笑)

 

ジャンプシークエンスは、最後のフリップが詰まってしまいましたが、

大きなミスはなく、技術点はどんどん上がっていきます。

 

「行けー!!」。ラグビーの試合でもないのに叫ぶ私。

入魂のステップとスピン。

技術点のカウンターが100点を超え、フィニッシュ。

崩れ落ちる昌磨。

 

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すごい。すごい。すごい。

 

練習不足で足りない体力を、200%に押し上げての渾身の演技。

宇野昌磨って、こんなにカッコよかったっけ?

 

そのあとに続く選手たちも、すばらしい演技を繰り広げる中、

「はーい、昌磨さん、あなたが金メダルですよ」。

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あー、はいはい。いま、スケート靴履いてます。

優勝インタビューでは、「最後に崩れ落ちたのは、精神的な疲れ? 肉体的な疲れ?」という、誰もが知りたい質問に、ピントはずれなアンサー。

 

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しかし、今回、追い上げたときの心境は、「攻める」でも「信じる」でもなく、「自分はできるんだ」と思ったそう。

昌磨さん、それは「自分を信じて攻める」っていう意味でいいですか?

 

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メダルの持ち方も、いつものように美しい。さすが、家元は違います。

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ボーヤンくん、もう少しメダルを上げてもらえますか?

 

あー、ほっとした。

何かおいしいもの食べに行こう。