こんばんは。冬が苦手な種子島ぴーです。はしかもインフルエンザも流行っていますが、みなさま御無事でしょうか。なんとか切り抜けて、春を迎えたいものです。
さて、3回しか試合で見られなかった高橋大輔選手の「Pale Green Ghosts」。
音楽もコリオも衣装も、すべてが素敵なプログラムなので、来シーズンもやってほしい。あれで終わるのは、かなりもったいないと思います。
でも、高橋選手があと何年滑ってくれるかわからないので、新しいプログラムも見てみたいかな~。迷うな~。
彼の場合は、どんなふうに曲を料理してくれるかが予測不能なので、シーズンごとの使用曲の発表が、一番楽しみな選手でもあります。
「イン・ザ・ガーデン・オブ・ソウルズ」や「ブルース・フォー・クルック」、「マンボ」「eye」が、あんな世界観を持って表現されるとは、観客はもちろん作曲家も演奏者も、想像できなかったと思います。
スケーターが楽曲に息を吹き込むという、珍しいパターンじゃないでしょうか。
そして、ジョン・グラントという「有名だけど、私のような者はまったく知らなかった音楽家」も、大ちゃんを通じて認知度が上がっていくからすごいパワー。
紀平選手の「ビューティフル・ストーム」のジェニファー・トーマスさんも、そうですよね。初めて、紀平選手が「ビューティフル・ストーム」を滑るのを見たときは、「雷鳴とどろく激しい曲」という印象しかなかったのですが(すいません)、紀平選手が演技をものにしていくにつれて、曲の鼓動みたいなものが私にも伝わってくるようになりました。
というわけで、ジョン・グラントさんが来日されるそうです。
「メトロポリス」という日本在住外国人向けの情報誌に、インタビュー記事が載っていましたので、高橋選手に関係ある部分のみ翻訳します。
ジョン・グラントと日本の様々な密接な関係。
アメリカのシンガーソングライター ジョン・グラントが、東京キネマ倶楽部で待望のライブセッションをするために、来日します。
同誌(メトロポリス)は、彼の世代のアーティストとしては、もっとも率直で感動的に人を魅了するグラントに、彼の最新アルバムと彼と日本のフィギュアスケーター高橋大輔との驚くべき結びつきについて、話を聞きました。
M)日本のフィギュアスケーター高橋大輔が、最近、あなたの歌う「Pale Green Ghosts(BBCフィルハモニー・オーケストラとの協演版)」を、演技の曲に使ったのを知っていますか? 初めてそれを聞いた時、どう思いましたか?
J.G)大輔が私の曲を選んだことを光栄に思ったし、非常に興奮もしました。
M)多くの人々が、とりわけここ日本では、あなたとあなたの曲を、大輔と大輔のスケーティングを通じて知ったのではないでしょうか。それについては、どう思いますか?
J.G)すばらしいことです。日本により多く演奏に来られるということであり、それは私がやりたいことでもあります。日本という美しい国と人々を、より理解するすばらしい機会になると思います。
M)あなたの曲で高橋選手が滑るのを、見る機会はありましたか?
J.G)残念ながら、大輔が僕の歌で滑るのは、まだ見ていません。でも、見ます!!
M)3月に日本で演奏するのは、3年ぶりですね。一番、わくわくしていることは、何ですか?
J.G)大輔に会いたいですね。そして、人々と建築物と出来れば自然にも触れてみたいです。私が行くときは、桜の花が咲いていますよね?(うーん、どうでしょう?)。見事でしょうね。それから、食べ物もすごく好きだし、好きなバンドの12インチシングルレコードを探しに、レコードショップにも行きたいです。ストロベリー・スイッチブレード、トーク・トーク、アソシエイツなんかのね。
M)どんなライブが期待できますか?
J.G)ファンの方々は、もちろん「Pale Green Ghosts」を含め、3つのアルバムと新しいアルバムから、たくさんの曲を聴けますよ。
美しくライトで照らされ、私たちは、気持ちをオープンにし、ファンと心を通わせ、エキサイティングに演奏するでしょう。
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