こんばんは。今日も、ユニバーシアード女子シングルを、ライブで見てしまった種子島ぴーです。そして今は、エキシビション見てます(笑)。
トップ3の戦い、ドキドキでしたね。
トゥルシンバエワ選手が、ショートから5点差2位で、冒頭に4回転フリップを跳んできた勇気に拍手です。
スタニスラワ・コンスタンチノワ選手も、世界選手権選考のドタバタに巻き込まれながら、果敢にジャンプで攻めました。
回転不足や着氷の荒さは目立ったものの、「ロシアのライジングスター」と評されるとおり、気高く気合の入った演技でしたよね。
三原選手は最終滑走で、トゥルシンバエワ選手がフリーで高得点を叩き出していたので、ミスをすればアウト。かなりいい演技をしなければ優勝できないと思って、ハラハラしていました。
三原選手は、ものすごい重圧の中、冷静に集中して演技をしていたと思います。
そして、私は、今日は中野コーチの素敵さに目がいきました。
そんな、選手とコーチが一体となった、ラスト「ガブリエルのオーボエ」の実況を訳します。
ユニバーシアードFP「ガブリエルのオーボエ」
Thanks for Patinaje Artistico
三原舞依。最終滑走です。
日本での順位は第4位。
先日の四大陸選手権では、トゥルシンバエワに次いで銅メダルを取りました。
甲南大学に在学。
♪鍵盤を叩く音。トーン、トーン、トーン、トーン♪
(胃がキューンとなって、背中がぞわぞわしました)
「ミッション」のサントラから、「ガブリエルのオーボエ」です。
コーチは中野園子、グレアム充子、清水麻里江。
振付はデヴィット・ウィルソンです。
力みのないトリプルルッツとトリプルトゥのコンビネーション。
(やさしいボーカルがin♪夢の中のささやき。世界は静寂の中にあり、周りには天使たち♪)
コリオグラフ・ステップ・シークエンスです。
そこからの~~ダブルアクセル。
そして、トリプルループ。
(チェンジ・フット・コンビネーションスピン)
このプログラムの音楽、素敵ですね。
彼女が落ち着いて演技をするのを助けています。
(舞依ちゃん、空気をすくって、天界から天使たちを呼び寄せます。よし、後半だ!!)
(ふわっと3F)
彼女は、すばらしい膝のバネで空中に跳びあがり、とてもソフトに着氷します。
ダブルアクセル+トリプルトゥのコンビネーション。
(舞依ちゃん、小さくガッツポーズ⇒スピン)
三連続のコンビネーションジャンプ。
トリプルルッツ+ダブルトゥ+ダブルループ。
またしても、すばらしい膝を使って着氷したトリプルサルコウ。
(心躍るステップ。美しい)
(♪Vita vita nostra tellus nostra vita nostra sic clamant.
Vita vita nostra tellus nostra vita nostra sic sic clamant.♪)
再びステップです。音楽のすべての音を拾っています。
(♪ビッビッビタ、ビッタッタ♪ ドドーン♪ 演技終了)
最初から最後まで、美しいプログラムでした。
日本の三原舞依。
(中野コーチの表情が・・・感涙)
ビューティフルなステップシークエンス。
2017年の世界選手権で5位になったときと同じくらい××。(←ここ聞き取れず)
約5点リードして、フリープログラムに進んできました。
ショートでは、スタニスラバ・コンスタンティノバより約5点リードし、現時点でトップのトゥルシンバエワより8点リードしています。
とても回転が速いトリプルルッツ+トリプルトゥのコンビネーション。
なんて洗練されたスケーティングでしょうか。
すべての動きを中途半端に終わらせません。
フリーレッグをしっかり伸ばし、指先まで神経が行き届いています。
そして、すばらしいジャンプ技術。
ランディングの膝をご覧ください。
ダブルアクセルから、軽々とトリプルトゥにつなげています。
トリプルトゥの回転は、ちょっぴりアンダーローテかもしれませんね。
(♪ビッビッビタ、ビッタッタ♪)
トリプルルッツ+ダブルトゥ+ダブルループ。
これは、美しいトリプル・サルコウの場面。
(♪Vita vita nostra tellus nostra vita nostra sic clamant.
Vita vita nostra tellus nostra vita nostra sic sic clamant♪)
勝つためには、214.77点が必要です。
(キスクラでの中野コーチのなんとも言えない表情が好き。舞依ちゃんより緊張してて、ジーン。)
144.76点です。総合で220.68点。タイトルを手にしました。
(完。誤訳があったらすみません。)