オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

宇野昌磨はだいじょうぶ。

f:id:tanegashimapi:20190325225330j:plain

 

昨日、昌磨のEXの演技を見ていたら、涙がはらはらとこぼれてきた。

あー、やっぱり私、悲しかったんだな、と思った。

 

エキシで何を滑るんだろう?

「グレイト・スピリット」は、あり得ないよね。

「タイム・アフター・タイム」も、気分じゃないなぁ。

そもそも、エキシに現れるかな・・・と恐る恐るだったけど。

 

「See you again.」。そう来たか!!

故デニス・テンくんへの追悼。ちゃんと、意識していたんだね。

弟の樹くんが代わりにD10(デニス・テンの記憶に捧ぐ展示会)を訪れて、「See you again.」ってサインを残してきたそうです。

 

全身ブラックでまとめてくる昌磨。そういうとこ、やっぱり好きだな。

 

星空のようなリンクにピアノの鍵が響いて、動き出したと同時に全身で感情を表現する昌磨。

静かな曲なのに、力強さとメッセージが見える。

空気をシュッと切るような、トリプルアクセル。

 

うまい。やはり、うまいなこの人は。

 

今回の世界選手権で優勝できなかったからといって、スケートが下手になったわけじゃない。

こんなに上手いんだから、こんなに素晴らしいんだから、宇野昌磨はぜんぜん平気。

だいじょうぶ。

そういう当たり前のことを、思い出させてくれました。

 

そっか~国別対抗戦に出るんだね。

本当は、少し休んで足首を完治させてほしい。

看板選手が二人とも休んだら興行的にまずいんだろうけど、

しわ寄せはいつも、いい人のところへ。

 

発表会見での「団体戦は好きじゃない」っていうのは、笑顔ながらも精一杯の抵抗だと受け取りました。

でも、昌磨が「来年のスタート」と位置づけて気持ちを切り替えるなら、精一杯応援したいと思います。