おはようございます。エイプリルフールなのに、気の効いたウソも浮かばない種子島ぴーです。
さて、世界選手権を振り返ってみると、女子の演技で私が一番心に残っているのは、坂本花織選手のショートの演技です。
保存版として、心に余裕がなくなったときに見返したい演技でした。
ブリティッシュ・ユーロの実況を訳そうと思っていたのですが、案の定、youtubeの映像は見られなくなっています。
が、私も経験上学習したので、録音しておいたものを訳します。何度聞いてもわからない部分もありますので、意訳ということでお願いします。
映像はないので、LIVEのスクリーンショットでイメージしてください(陳謝)
坂本花織世界選手権SP。Bユーロ解説意訳
坂本花織の登場です。
シャルロット・チャーチの「フロム・マイ・ファースト・モーメント」で滑ります。
(音楽スタート)
(From my first moment you gave me wings. Let me fly and believed in my dreams.
あなたに出会った瞬間から、私は翼を手に入れたの。空だって飛べるし、夢を信じさせてくれた)。
トリプルフリップ+トリプルトゥループのコンビネーションを跳びます。
(3F+3T 歓声:わーわー)
回転がとても速いです。
イエース。文字通り、一切のためらいがない。
なんとすばらしいスタートでしょう。
おぉ、翼が生えているかのような(flying)ダブルアクセル。
(コンビネーションスピン)
(ゆ~らゆ~らと心地よいコリオステップ+ステップシークエンス)
実況も絶句。私も絶句。
うぉう(驚愕)!! なんと難しい入りのトリプルループ!!
(スピン。演技終了。かおちゃん。ガッツポーズ。観客わーわー)
息をのむような演技でした。
観客の期待に応えました。たくさんの人々が、スタンディングオベーションをしています。
間違いなく、トップ争いに加わるでしょう。
演技を始めた瞬間から(From the first moment she started)、世界観を創りました。
(曲の題名「From my first moment~)にかけているのかもしれません)
ワンダフル!!
優雅でしたね。坂本花織の演技でした。
素晴らしかったね。
間違いなく、全日本チャンピオンとしての滑りを見せました。
6分間練習のすぐ後に滑ったので、緊張する暇もなく有利だったかもしれませんが、 “ゾーン”に入っていましたね。
最初から最後まで、とても気持ちよく滑っているように見えました。
まったくもって、センセーショナル。
すばらしいトリプルループにやられました。
こんなに難しい入りなのに!! 彼女は簡単そうに跳んでいました。
スタート直後から、誰にも負けないほど集中していました。
いいセカンドスコアが出るでしょう。
テクニカルスコアは確実です。
トップに立たなければ、私は驚きますよ。
テクニックをご覧ください。
ジャンプの最後のすばらしい膝の屈伸。
なーんて、スケールの大きなダブルアクセル!!
見てください。飛距離が3メートルもあります。
もちろん、スピードもつなぎも最高クラスです。
本当にセンセーショナルな演技でした。ステップもレベル4。
エッジや腕の使い方もラブリーです。
ジャッジに向けて、常にアピールしています。
彼女はこの最終グループの金メダルを目指す他の5人の競技者に、脅威を与えるでしょう。
トゥルシンバエワより上に行くだろう。僕はそう思うね。
トゥルシンバエワの得点は、75.96です。
イム・ウンスは、72.91。
彼女たちもドキドキしているだろうね。
ここでのプレッシャーを想像できますか。
(坂本花織さんの得点は、76.86)
イエス! 最高点が出ました。
76.86。トゥルシンバエワを上回りました。
こういう戦いが見られるのは、うれしいよ。
ということで、坂本がトップに立ちました。
(完)