オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

「世界選手権前に、辞めようと思ったことも」。ザギトワ選手インタビュー翻訳。

こんばんは。週末、金沢まで行ってしまおうかと、あれこれ画策して断念した種子島ぴーです。

スターズ・オン・アイスに行った人の話を聞くと、かなり良かったみたい。

なんで行かなかったのかなー、私(悲)。

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とりあえず、ザ・アイス大阪、申し込みました。当たるのか?!

さて、ザギトワ選手推しか紀平梨花ちゃん推しか、ゆらぎの見えるマスコミ陣ですが(笑)、行きすぎじゃないかと思われた“マサル”フィーバー、なんだかんだで結構、かわいいぞ、マサル!!

そんなマサルに癒されながら、世界選手権を乗り越えたザギトワ選手のインタビューを訳します。

RTスポーツニュース、ザギトワ記事翻訳

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写真は記事内のものではありません。

‘I was on the verge of quitting everything’: Zagitova opens up on pre-world championship struggles — RT Sport News

 

「私は、全部やめてしまおうかという危機に瀕していました」……ザギトワが、世界選手権前の葛藤を公にした。

 

「調子を戻せずに苦しんでいたので、辞めるかどうするかの背戸際にいた」……

ロシアのフィギュアスケートのスター選手、アリーナ・ザギトワが、日本で最近開かれた世界選手権に出る前に、もがき苦しんでいたことを告白した。

 

ザギトワは、3月に埼玉で開かれた世界選手権で、昨年の韓国でのオリンピックに続いて、“世選で初”の金メダルを獲得。 

“カザフスタンのライジングスター”エリザベータ・トゥルシンバエワや3位のロシアのエフゲニア・メドベージェワを抑えた16歳の彼女は、日本での大会で群を抜いた演技を見せた。

 

しかし、ザギトワは、いろいろな内容に及んだインタビューの中で、世界選手権(1月にベラルーシで開かれたヨーロッパ選手権で、2位に終わった2カ月後でした)に向けて準備する過程で、苦しんだと明かしたのだ。

 

「ヨーロッパ選手権の後、気持ちが大きく変わりました。練習したかったし、走り込みたかったし、トレーニングしたいと思いました。

でも、世界選手権が近付けば近付くほど、神経質になっていったんです。ずっとそうでした。始まりは、昨年、ロシア選手権で5位になったとき……

そして、そのイライラした気持ちが、ジャンプに問題を起こしたのです。ジャンプが決まらなくなって、さらに神経質になっていきました」

 

「解決方法がわからなかったので、次第に間違った振る舞いをするようになりました。トレーナーたちが言うことと、正反対のことをしたり。

頭では、よくないこととわかっていましたが、どうすることもできませんでした」

 

ザギトワは、「士気が低下して、辞めようとさえ思った」と話す。

しかし、有名なロシアのトレーナー エテリ・トゥトベリーゼ率いるチームを称賛したいのですが、彼女たちは、ザギトワを落ち込んだ状態から引っ張り出した。

 

「私のほかに誰も、トレーターも近しい人たちも、世界選手権に備えることが、どれほど私にとって大変だったかを知りません。

トレーニングでは何一つうまくいかなかったので、トレーナーたちは、私をその状況から抜け出させなければなりませんでした。

私はギリギリのところにいて、すべて辞めて去ることさえ考えていたんです」

 

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フリーの演技を終えて、コーチに抱きつく。

「でも、トレーナーたちは、本当に助けになってくれました。何も強制せずに、的確なことを言ってくれました。

心理カウンセラーにはついていません。トレーナーたちこそがカウンセラーであり、世界選手権に備えるのを助けてくれたのです」

 

日本での世界選手権以前に、ザギトワは、浮き沈みのあるシーズンを経験していた。

ミンスクでのヨーロッパ選手権では、ソフィア・サモドゥーロバに敗れて2位に。

12月にカナダで開かれたグランプリ・ファイナルでも、表彰台の2番手だった。

 

ロシア選手権では、さえない演技を見せてジュニアスケーターたちに敗れ、がっかりな5位に終わっている。

あのとき、実は彼女は、ひどい火傷と水ぶくれを負っていたと明らかにされたが、そのことは最近まで報告されていないことだった。

 

しかし、日本での勝利によって、ザギトワは、神経質になっていたことも問題も、しっかりと乗り越えたように見える。

(ここまで)

 

やけどを負った16歳の少女が、葛藤を抱えて大試合で演技をする。

すごすぎる精神力ですね。

レースの衣装もタイツも、傷がこすれて痛そう(うぁ~)。

日本で楽しそうで何よりです。