オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

期待しかない“来シーズンの宇野昌磨”。

こんにちは。プリンスアイスワールドもコラントッテさんイベントも終了し、昌磨が長めの海外合宿に飛び立つ日も近いのかなぁと思う種子島ぴーです。

まぁ、6月だって話ですが。

 

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コラントッテさんイベントでの昌磨のコメントをテレビガイドで読んで、宇野昌磨という人は、私の予想をはるかに超えた深い人だなぁと敬服しました。

何回も叫んでますけど、「いったいあなたは何歳ですか?」って話ですよ(笑)

もう、応援するしかないですね!!

 

「コーチを変えろ」という人たち。

「宇野昌磨は海外のコーチに付くべきだ」という声が、定期的に出てきます。

「山田コーチと樋口コーチの下では、これ以上成長できない」と言わんばかりの論調です。

 

でも、昌磨は、「美穂子先生のコリオで勝ちたい」と言い切った。「満知子先生に、シニアの男子トップ選手を輩出させてあげたい」とも言いました。

 

だから、私は思ってました。

「昌磨は、『どんな手を使っても勝ちたい』と思っているわけではない。樋口コーチと一緒に、トップを目指すことに意味がある」と。

 

そして、樋口コーチがあれこれ言われないように、「男・宇野昌磨」は、いっそう努力して結果を出すだろうと。

今シーズン。たった1シーズン、結果が見えなかっただけで、外野はまたまた騒ぎ始めた。

「コーチを変えろ」「振付師を変えろ」。

 

でも、昌磨は、「自分が変わる」と言った。

「僕は今、ただひたすら“変わろう”と思っている」と。

人のせいにしないのが、いさぎよい。

 

そして、自分をより厳しい環境に置くために、苦手な海外合宿に出かけると決めた。

確かに、自分と同じレベルの選手がいない中、自分を律しながら一人で練習するのは大変だよね。

 

コメントを読むと、かなり腹をくくっていることが伝わってきます。

「(海外合宿は)僕が『どこに行きたい』と言ったわけではないんですが…。ただ、自分で“行く”と決めたのは初めてでした。成長ではなく、覚悟を決めたというか。(略)残りのスケート人生に覚悟を持って練習していこうと思ったので。」

「僕は『覚悟を決める』という言葉があまり好きではないというか、もっと大きな言葉だと思っていて、あまり使わないようにしていたんですけど、そんな僕が本当に『覚悟を決めた』と言える決断をしたのかな、と」

↓こちらのコメントなんて、試合で昌磨を見られなくなる日が近づいているような気がして、胸がちょっと締め付けられる感じがしました。

いずれスケート以外のことを中心に生きていく時間の方が長くなると思うんです。『平成』はずっとスケートだった。『令和』はたぶんいつかスケートから離れて、それ以外の時間が多くなると思うのですが、僕は残された時間を有意義に使って、“スケートで生きていく人生”に悔いを残さないようにしていきたいと思っています」

世界選手権が終わってからの短い時間で、どれだけ多くのことを考えたのかな、と思う。

ここまで深い言葉を導き出すほど、考えに考えたんだろうなと思う。

答えが出たから、アイスショーではあんなに生き生きしていたのかな。

 

宇野昌磨はどこへ行く? 

そして、長めの武者修行に出る昌磨。

いったい、どこに行くのかな?

「同じくらいのレベルで一緒に練習する相手がほしい」

「ジャンプを重点的に」

この言葉からすると、最初に浮かぶのは、大好きなネイサン・チェンのいる米国カリフォルニア。

ここには、「Great Park Ice and FivePoint Arena」という大規模なアイスリンク&スポーツ施設が4月に出来たばかりです。

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出典:https://www.greatparkice.com/

ホッケーとかスピードスケートとかのリンクが4つもあって、オリンピックサイズのリンクもある。 

そこに、ラファ親父が総指揮を取るスケート学校みたいなものができて、50人くらいのフィギュアスケーターが、練習拠点にする予定だそうです。

 

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教えることに対してオープンなラファ親父なら、昌磨も迎え入れてくれるかな。

(中国やチェコのチームも、快く指導しているようです)

 

昨年同様、コリヤダくんもやってきて、ご機嫌な夏を過ごすのかな。

 
 
 
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昌磨とネイサンとコリヤダ君と3人で合宿するなんてことになったら、素敵過ぎる♡

個人的にも大好きな3人。

 

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もう一つ考えられるのは、羽生選手のいるカナダのクリケット。

ジェイソン・ブラウン選手、チャ・ジュンファン選手もいる。

「今年もシェイ=リーン・ボーンさんにエキシビションナンバーを一つだけ作っていただきます」

ということで、シェイ・リーンもカナダにいるし。

でも、日本のトップ2人を同じところには集めないかな。

 

  1. こういうとき、「俺にコーチをさせてくれ」と言ってきそうなのは、ニコライ・モロゾフ。でも、彼のところには、昌磨と同レベルの男子選手はいない。

  2. かといって、タラソワに、「超えなさい、自分を超えるのよ!!」とか言われて、肉体をぶっ壊されるのは嫌だ~(笑)

  3. そうはいっても、ミーシンに抱きしめられて、ブチュチュチュチュ~ってやられるのも嫌だ~(笑)

  4. ランビ伯爵にウフフ~ってやられるのは、そんなに嫌じゃない~(笑)

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スイスにランビのお城、いや学校があるよ。

まとめると、腹をくくった来シーズンの宇野昌磨に、期待しかないということで、よろしいでしょうか(笑)