こんにちは。せっかくの土曜日ですが、東京は雨です。
全国的に大気が不安定なので、お互いに気を付けたいですね。
さて、先だって発表されたグランプリシリーズについてのNBCスポーツ記事を翻訳します。
注目ポイントは人それぞれだと思いますが、米国民目線でのポイントです。
Eight matchups to watch.8つの見どころ
さぁて、グランプリ・フィギュアスケートのアサインが広報されました。今秋、もっともエキサイティングな、8つの戦いを見てみましょう。
男子シングル
スケートアメリカのネイサン・チェンvs.ジェイソン・ブラウン
米国男子の2人が、10月の初戦に姿を見せます。
この対決の何がスペシャルかって?
チェンとブラウンが最後に同じグランプリ大会で対決したのは、昨年11月のフランス大会。ブラウンは、ショートを終えて、チェンをリードしていたのです。
しかし、最終的にはチェンが勝って、“シーズン無敗”を通しました。
また、カナダのトロントでブラウンと一緒に練習をしている、韓国のチャ・ジュンワンも注目です。
インターナショナル・デュ・フランスのネイサン・チェンvs.宇野昌磨
チェンと宇野は、世界選手権の表彰台を分け合ってきました。
最近では、2018年に、チェンが金メダル、宇野が銀メダル。
宇野のコーチ変更は、2人の対決を盛り上げるでしょう。
しかし、彼は、どこをトレーニング拠点にするか発表していません。
他に注目すべき点は、この大会で、ジュニア世界選手権の覇者トモキ・ヒワタシが、
シニアグランプリにデビューするということです。
彼は、1月の全米選手権で4位に入っています。
ロステレコム杯の宇野昌磨vs.ヴィンセント・ジョウ
インターナショナル・デュ・フランスで米国トップのチェンと闘った後、宇野は、もう一人の米国トップ選手であるビンセント・ジョウと闘う前に、1週間の休息を取ります。
ジョウは、昨シーズンの最後に大ブレイクしました。シニアの世界大会としては初めて、そしてトップレベルである四大陸と世界選手権で銅メダルを取ったのです。
女子シングル
スケート・アメリカのアンナ・シェルバコワvs.エリザベータ・トゥクタミシェワvs.エリザベート・トゥルシンバエワ
3人とも、ジャンプで名を知られています。
15歳のロシア選手権チャンピオン シェルバコワは、4回転ルッツ。
2015年の世界選手権女王トゥクタミシェワは、トリプルアクセル。
カザフスタンのトゥルシンバエワは、世界選手権で銀メダルを取ったときに決めた4回転サルコウです。
そのほかに注目すべきは、2017年の全米女王カレン・チェンが、平昌オリンピック以来初めて、試合にカムバックすることです。
チェンのオリンピックでのチームメイト、2018年の全米女王ブラディ・タネルも出場します。
NHK杯の紀平梨花vs.アリーナ・ザギトワ
昨秋、グランプリシリーズにデビューした紀平は、ホーム日本の大会で、トリプルアクセルを披露するでしょう。
しかし、オリンピックと世界選手権で金メダルを取ったザギトワも、日本で愛されています。
そのほかの注目点は、1月のヨーロッパ選手権でザギトワを破った、ロシアのソフィア・サモドゥロワです。
ペア部門
NHKトロフィーの隋 文静&韓聰 vs. ヴァネッサ・ジェームズ&モルガン・シプレ
もう少し時間がかかるかもしれませんが、中国の隋&韓にとって、フランスのジェームズ&シプレは、本当の脅威になるでしょう。
隋&韓は、シーズンの大半を怪我でロスしたにもかかわらず、3月の世界選手権を含む二つの国際大会で優勝しました。
ジェームズ&シプレは、5位に終わった世界選手権で、ショートプログラムでミスをするまでは、昨シーズン負けなしでした。
そのほかの注目点は、米国の二組のペア、タラ・ケイン&ダニエル・オシェイとアレクサ・シメカ・クニエリム&クリス・クリエニム。両者は、互角です。
1月の全米選手権の行方を占うことになるかもしれません。
アイスダンス部門
スケート・アメリカのマディソン・ハベル&ザカリー・ダナヒューvs.アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン。
3月の世界選手権では、アメリカのハベル&ダナヒューが、ロシアのテパノワ&ブキンを、1.88の僅差でかわして銅メダルになりました。
昨シーズン同様、ハベル&ダナヒューは、最初の2週間でグランプリ大会を連戦し、最初のグランプリファイナル出場権獲得者になると思われます。
そのほかの注目点は、モントリオールでハベル&ダナヒューやスケート・アメリカに出場する多くの選手たちと一緒にトレーニングをしているスペインのオリヴィア・スマート&エイドリアン・ディアスです。
フランス大会のガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン vs.マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ
4度の世界選手権チャンピオン パパダキス&シゼロンは、トレーニング仲間であるチョック&ベイツとの激しい戦いに直面するでしょう。
チョック&ベイツは、チョックが足首の怪我で10カ月近く試合から離れていたため、昨シーズンは短期間しか活動できませんでした。
にもかかわらず、彼らは四大陸選手権で優勝し、世界選手権では6位になりました。
元記事はこちらです↓
みなさんにとっての楽しみな対戦は、どの大会の誰と誰でしょうか?
どの大会にも、実力が拮抗したライバルが出ていると盛り上がるのですが、グランプリファイナル進出を考えると、難しいところですね。