オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

宇野昌磨選手、世界選手権2016「レジェンド」ユーロ解説翻訳

食べてるか~昌磨ぁぁ?

こんばんは。

ロシアから発信されてくる写真の昌磨が、どんどん痩せて薄くなっていくのが気になる種子島ぴーです。

顔の輪郭が、だいぶ変わっとりますがな。

 
 
 
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そのうち、首から下がエテリ組女子のような体型になって現れたりしたら驚く。

その時には、5回転ぐらい飛んじゃってる気もしますが(笑)

 

さて、最近、昌磨の2015-16年シーズンの演技を見返していたのですが、世界選手権SP「レジェンド」のユーロスポーツ解説があったので、訳してみました。

 

世界選手権2016「レジェンド」ユーロ解説


2016 Shoma Uno WC SP ESP

 

昨年の全日本ジュニアチャンピオン、全日本選手権シニアでは2位でした。今年です。

 

(スタート前に、クルクル動く昌磨)

演技の前に、自分を落ち着かせる時間を取っています。

…で、(なぜか小声で)彼は素晴らしい…あー、(突然声がでかくなり)彼は並はずれたスケーターなんです。

 

彼にとっての、初めての世界選手権です。

どんな演技を見せてくれるでしょうか。

日本のショーマ・ウノです。

 

(演技スタート。かかと、トントン。ジャンプ前の美しい滑走!!)

ゴージャスな4回転トゥで、ブログラムの幕を開けました!!

 

最初のエレメンツには、エッジの一連の美しい流れがありました。

彼は、ジャンプとスケーティングに定評がありますが、その技術をここで見せてくれるでしょう。

 

(ハーモニカさんに合わせて、素晴らしいシットスピンを見せる昌磨)

日本では、この青年とユズル・ハニューによって、スケートにものすごい興味が持たれています。リンクの周りをご覧ください。日本の広告が掲げられているのにお気づきでしょう。(☜えっ、解説そこ? スピンじゃなく?)

 

難しいスプレッドイーグルから入るトリプルアクセル。

(着氷後のスピードもすごい)

この2シーズン、このイーグルからの入りを取り入れて成功させています。

 

彼は平然と落ち着いていて、独自の演技スタイルと(演技に臨む)姿勢を持っています。

 

ここまでで唯一のミスです。

3回転+3回転にしようとしたところが、3回転フリップ+2回転トゥになりました。

 

(ハーモニカさんのキュンキュン言う音を拾いながらのステップ。すごい体幹!! いっさいのブレなし。)

ファンタスティックなサーキュラーステップ。

 

(スピン。演技終了)

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なんと、なんと、彼にはカリスマ性があります。

ちょっぴり、彼らしくないミスはありましたが、

これで、初めての世界選手権出場なんですよ!!(信じられますか?)

フィギュアスケートの大会カレンダーの中で、この世界選手権が、最大最重要の試合なんです。

 

(観客席で揺れる日の丸)

まるで、自分のホーム(日本)にいるように落ちついている日本のショーマ・ウノ。

 

わーお。

(アワワ、アワワ) 彼は、すばらしい膝の動きを使ったスケーティング技術で、氷の上を楽々とカバーしていました。

彼は、2018年のオリンピック後に、ユズル・ハニューから受け継いで、日本のキングスケーターになる準備が出来ていますね。

彼はすべてを持っています。

 

ニッキー、君の言うように、日本ではフィギュアスケートへの関心がとてつもなく高い。

数年前、日本に行ったとき、浅田真央を新聞で見かけたんだ。

いろんなスポーツが好きな人に読まれているような種類の新聞でね。(スポーツ新聞)

日本のフィギュアスケーターたちは、(僕らの国の)フットボール選手のジム・ブラウンのように、ある種の名声と成功を享受している。

 

(日本でのスケート人気や関心は)金儲けによるものではなく、継続的にクオリティの高い日本人スケーターが現れることによるものです。

コーチたちが、次々にすぐれた選手を輩出し続けています。

 

これはトリプルアクセルの場面。

スプレッドイーグルから、ほら、難しい入りで飛びます。

こういうシーンを見せることで、ジャッジたちは、さらにGEOを与えます。

 

回転は問題なし…あ…ここは、3回転の着氷がちょっと詰まって…最後、2回転だ。

 

おっほっほー。彼、ちょっと笑ってるじゃないか。

「あれれ、完璧に飛んだと思ったのに、どうしちゃったんだろう??」みたいな(笑)。

 

どれだけのことをスケーターに教えたとしても、こういう、彼のようにミスをしたときに平然としていられるかどうかといった内面の部分は、教えることができません。

 

だね、カリスマ性があるよ。

彼は、とても落ち着いている。

 

音楽のチョイスも面白いよね。本当に気に入りました。

この音楽は…

 

(キス&クライで、昌磨と美穂子先生がペコリ)

あはは、キス&クライでお辞儀をしています。

この音楽は、ジャッジたちに気にいられるでしょうか?

たぶん、もっとクラシック(古典的)なものが好まれるかもしれませんが、

このコンテンポラリー(現代的な)な音楽はとてもクールで、私は楽しませてもらいました。

彼にとても、合っています。

 

コーチは山田満知子。(☜違います!!)

2016年の四大陸選手権で92.99を出しています。

ここでも素晴らしい点が出るといいですね。

わお、90.74です。

(終)

 

体幹がどっしりして動きがブレないのと、表情にスゴ味があるので

まったく新人に見えない昌磨(笑)

このころから、ミスをしても失敗感がなかったなぁ。

この年の、怖れを知らないはつらつとした演技が、私は大好きです。