オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

正式に五銃士結成!!「THE ICE2019大阪7月28日」第二部

こんばんは。「今頃、THE ICE新潟やってるんだろうな~」と思いながらブログを書いている種子島ぴーです。

もう誰も読んでいないかもしれませんが、とりあえずTHE ICE大阪最終公演の第二部レポートを、宇野昌磨の観察をメインに続けたいと思います。

 

激闘ダンスバトル

f:id:tanegashimapi:20190730163454j:plain

提供:チュッキョさん

オープニングは、恒例の激闘ダンスバトルです。

本日も、審判長は“ホスト・オブ・ザ・アイス”の昌磨先生。

海上自衛隊みたいな白い制服にサングラスで登場。

マッカーサー?(☜古っ)

f:id:tanegashimapi:20190804130227j:plain

taishu.jp/articles

司会の蒲田さんによると、「提督」だそうですが、よく見ると、給食係が着るかっぽう着みたいなペロペロの生地&ブカブカなんです。

しかも、「今、ドン・キホーテで買ってまいりました!!」っていうような、折り畳み線がついたチープな仕上がり(笑)

 

真凛ちゃんは学ランにサングラスで、下は光もののスパッツ。

 

蒲田さん「昌磨君、今日のコスプレのポイントは?」

昌「これですか……………。……。……。」

蒲「あ、次行きましょうか。何も出そうにないですね。真凛ちゃん、ポイントは?」

真「…。今年は用意してあるものに、あんまり面白いのがなくて…」と、楽屋裏を暴露。

 

いや、あったじゃなーい。これ着てよ、昌磨!!

f:id:tanegashimapi:20190730162918j:plain

ロマン君のジーニーが今回のツボです。

さて、3回目ともなると、賞品の箱を持って紹介する手つきも慣れてきて、テレビショッピングのように、うまいこと観客席にお見せする昌磨。

 

続いて真凛ちゃんが学ランを脱ぎ捨て、望結ちゃんとバトルのお手本を披露。

興味なさげに見ていた昌磨、お手本披露が終わると、学ランを持って真凛ちゃんに渡しに行ってあげました。

 

さてさて、本日のマッチは、ガブリエラ・パパダキスvsヴィンセント・ジョウ選手でした。

ガブリエラは、タイガーマスクのマスクにプロレスラーの派手な衣装で登場。顔が見えず。

 

対するヴィンセントは、セーラー服にレオバード柄のタイツ、頭には青い布をかぶって登場。THE ICE史上、最もキモイ系というか不気味系のコスプレ。←ごめんヴィンス。まじで異様な感じでした。

青い布を取ると、下にはさらに赤いプロレスラーマスク。

顔が見えない者同士で、バトルへの意気込みを語ります。

 

ガブ「初めてのダンスバトルなので、あまり準備ができてないの」

ヴィンス「今日限りで終わるといいなぁと思います(勝ち残りたくない)」

 

蒲「さ、審査員長のホイッスルの音で(あわてて笛をフライングで吹きそうになる昌磨)、演技をスタートしてください」

昌磨、ふっ、ふっ、ピーとホイッスルを吹く(かわいい♡ので笑いが起こる)

 

ダンススタート。

そうはいっても、品のある動きを見せるガブリエル。

が、プロレスラーマスクを脱ぎ捨てたヴィンスは、頭のてっぺんを結び、スカートの下は赤パン。サングラスも吹き飛ぶ、衝撃のダンスを見せる。

 

それを、リンクのふちにちょこんと座って、ぼーっと眺める昌磨。

蒲「お客さんの反応は甲乙つけがたいので、審判長判定を!!」

昌「……」 真凛ちゃんのほうへ助けを求めに行く。

蒲「空気を読むとかじゃなく、あなたの意見で。審判長」

 

ガブとヴィンスは、勝ち残りたくないので、お互いに「相手を選んでくれ」と主張。が、勝利はヴィンス!!

ヴィンス、「えー」とのけぞるが、結局は喜んで勝利の奇天烈ダンスを舞う。

 

この大好評のヴィンスですが、私はけっこうドン引きました(笑)

ヴィンスは、赤パンを見せるのが楽しいみたいで、頭にカゴをかぶって去っていきましたが・・・

 

ミハイル・コリヤダ  新SP「Wind of change.」

こんなドタバタの後で、会場を清めるかのように、スポットライトの下に浮かび上がる美しいコリヤダ君。

おぉ、今日はチャップリンの衣装ではない!!

 

↓これだったと思う。

f:id:tanegashimapi:20190125012628j:plain

 

昨シーズンのSP「アイ・ビロング・トゥ・ユー」の衣装…ということは!!

世界初披露の新SP「wind of change」来たー!!

ボーカルに「wind of change」っていう歌詞が入っていたので、すぐわかりました。

 

緊張しているのか、ジャンプはパンクして悔しそうなコリヤダ君。

しかし、ステップでは、ところどころ歌いながら、気持ちよさそうにスイスイ滑っていました。

確か、副鼻腔炎で入院しているときに、自分でこの曲を選んだと言ってましたね。お気に入りの曲で、今季うまくいきますように!!

 

坂本花織 新LP「マトリツクス」

昨日は新SPでしたが、今日は新LP「マトリックス」。

ブラックのクール系衣装で、ジャンプをすべて決めて、感動的な演技を見せてくれたかおちゃん!! ほんとーに力強く、高く、幅があるジャンプ。

「日本の女王は坂本花織です!!」といった感じで、日本には彼女がいることを再確認させてくれました。もちろん、スタンディングオベーションです!!

 

そして、かおちゃんの気迫あふれる新プロを見たためか、ここから先の演技者は、みなさん真剣勝負の様相を呈してきます。

 

ヴィンセント・ジョウ 新LP「クラウドアトラス」

先ほどのキモイ系コスプレバーの店員風から一転、高橋一生風の顔に戻って、新LP「クラウドアトラス」を演じるヴィンス。

ダンスバトルの残像が一切よみがえってこない、静ひつな演技でした。

 

壮大な音楽に乗せて、集中してジャンプも盛り込んだ、入魂の演技。

しかし、盛り上がりにくい、難しい曲ですなー。

なぜこんな編曲なんだろうか。ジャンプを失敗したら、観客の集中力も途切れそうなので、自分を追い込むためもあるのかな?

 

紀平梨花 新LP「International Angel of Peace」

ベージュのきれいな衣装で、新LPを披露してくれた梨花ちゃん。

難しいプログラムを完成させるべく、シーズン初めは果敢にジャンプを挑んでは、バタバタ転倒する紀平選手。その姿に引き付けられます。

ジャンプのタイミングをつかむのが難しそう。

こんなに難しいプログラムでも、シーズンが始まるまでには、ちゃんと仕上げてしまうんだろうな・・と、梨花ちゃんのナイスファイトに拍手をしていると……

 

コリヤダ君&梨花ちゃんコラボ

金ぴかジャケットを着たコリヤダ君が、花道からカツカツと登場。

この唐突な登場の仕方、けっこう好き(笑)

ヴァイオリン演奏によるマイケル・ジャクソンの「Smooth Criminal」に合わせて、二人でかっこいいステップを踏むミニコラボプロです。

 

急遽、出演が決まったコリヤダ君の見せ場を作るために作ったプロかな。

短すぎる!! もっと見たい!!

そして、この金ぴかジャケットを着こなせるのは、コリヤダ君だけだと思った。

 

ガブリエラ・パパダキス / ギヨーム・シズロン

昨日はピアソラでしたが、最終日は「Power Over Me」。

問答無用に美しい二人の演技は、音がしないまま、空気に乗ってすわーっと滑っていくみたい。なめらかで、つなぎめがない演技。

どうやってバランスを取っているのかわからない、氷すれすれの位置で二人が重なり合うリフト。うーむ。美しすぎる。

ほとんどの人がスタオベでした。

 

ネイサン・チェン 新SP「ラ・ボエーム」 

 
 
 
この投稿をInstagramで見る

〈THE ICE 2019〉ネイサン・チェン(撮影・長久保豊)

スポニチ写真部公式インスタグラム 工事中さん(@sponichitokyophoto)がシェアした投稿 -

 

ネイサンは引き続き、THE ICEで初披露の新SP「ラ・ボエーム」。

フランス語の曲に乗って演技をするネイサンが、とても新鮮。

 

体から遠い位置で手足を動かす、美しいポジションで氷の上をクルリ、スルリ。4回転ジャンプも入れて、形としてはすでに完成されているのがすごい。

 

まだ「ラ・ボエーム」の色気や洒脱さは注入されておりません。

しかしながら、昨シーズンの「キャラバン」も、初めてみたときは味気なかった。でも、シーズンが進むにつれて、心がうきうきするような楽しい作品になっていったので、「ラ・ボエーム」も、グランプリシリーズ2戦目あたりから、ファンが失神しちゃうような作品に仕上がっていくのでしょう。

 

アリーナ・ザギトワ 新Sp「Me Voy」

f:id:tanegashimapi:20190730183634j:plain

撮影:長久保豊氏(スポニチアネックス)

今シーズン最高点が出そうな予感。

前の記事にも書きましたが、感情をこめやすい曲なので、セカンドマークが相当出そう。いつものようにつなぎが難しいのですが、せわしない感じがしないので、今までの作品で一番好きかも。

 

 

 

 

トリは、宇野昌磨「グレイト・スピリッツ」

f:id:tanegashimapi:20190730171813j:plain

産経新聞

トリは、本日もザ・アイスのホスト宇野昌磨。

予感的中ー!! 最後にもう一度、私のためにグレート・スピリットを滑ってくれました(狂喜)

「グレート・スピリットをやってください」って、事前に昌磨に(心の中で)頼んでおいたのが届いたみたい(笑)

 

音楽が始まった瞬間、会場全体が手拍子で包まれ、トランス状態へ。

ノリノリで~す。

4回転は体が開いちゃったけど、トリプルアクセルはヒュルヒュルキュイーン。

これまでとの違いは、力を入れるところと抜くところの強弱がはっきりしていたこと。

 

ドンドコドンドコと重いビートに乗せて、リンクのコーナーを回っていく昌磨の動きが大好きです。

エーエーエー エア エーエアエアヨ♪ ってことで、もうザ・アイス大阪で思い残すことは、ありません!!

ありがとー、大阪!!(って、誰だおまえは!!)

 

フィナーレ

ボンサール、トモキ・ヒワタシ、本田真凛、望結でにぎやかにフィナーレの幕が開き、続いてゆったりとした「Anything Goes」。

小松原美里 /ティム・コレト→ガブリエラ・パパダキス / ギヨーム・シズロンのアイスダンス2組で繋げます。パパ・シゼのパートは、コラボ作品のかわりか、少し長めでした。

小松原・コレト組も素敵なんだけど、パパ・シゼと並べる構成はどうなのかと。

どちらも素敵なアレンジのAnything Goesで素敵でしたが、パパ・シゼは別格なので。

 

ガールズグループナンバー

マライア、ザギトワ、坂本花織、紀平梨花の4人によるガールズナンバー、TWICEの「ブルドーザー」。

雰囲気を味わいたい方はこちら↓

https://www.youtube.com/watch?v=UyJNrhRHbZQ

 

これ、ほんと好き。彼女たちの年齢にぴったりな元気な曲とコリオ。

この元気女子パターン、今までなかったかも。4人とも楽しそうで、私も大盛り上がり!!

 

♪ブルドーザーのように、戦車のように、戦士のように♪

♪レッツ、ゴー、レッツ、ゴー♪

 ・・・って、よくよく考えると昌磨のテーマのような歌詞(笑)

 

ボーイズグループナンバー ボン・ジョヴィ

昌磨、ネイサン、ボーヤン、コリヤダ君、ヴィンスによるボン・ジョヴィの「 You Give Love A Bad Name」

f:id:tanegashimapi:20190730185526j:plain

スポニチ 撮影:長久保豊氏

https://www.instagram.com/p/B0aj79MlhtZ/?utm_source=ig_web_copy_link

 

まずは、三銃士そろい踏み!!

このポーズでライトに浮かび上がります。

f:id:tanegashimapi:20190728004839j:plain

 

「キャー、しょーまー、ぼーやーん、ねいさーん」ってことで、会場はカオスに。

ブラックパンツにキラキラロックテイストの衣装を着たボーイズ。

昌磨は、キラキラシルバーのトップスでした。

 

♪しょっするーざぁー あん ゆーとぅぶれー
ゆぎぶ らーぶあ ばっねー♪ ☜こう聞こえる

 

ということで、「心臓を撃ち抜かれたぜ。ひでぇ女だ。愛をなめてんのか」と、ボン・ジョヴィの名曲に合わせて苦悩する男たち

…のはずが、3人とも楽しそうでしたけどね。

 

3人一緒に4回転ジャンプを跳ぶ場面で、またしても昌磨の着氷が怪しくて、てへぺろ気味。

しかし、3人一緒に4回転を跳ぶアイスショーって、かなりすごくないかい?

アイスショーで4回転をいれること自体、今までなら「おぉー」って感じでしたが、お互いに触発されて「跳ぼうぜ」ってことになったのでしょうか?

 

そこへ、コリヤダ君とヴィンスが、うぉーっとかっこよく登場。

腕を突き上げたコリヤダ君の登場の仕方が、悪を倒しにきたヒーローみたいだった。

 

最後は5人揃ってのスピン。

昌磨だけ早くスタートしたので、みんなより早く周り終わっていたような…。

このナンバー、短すぎる!! もっと長くプリーズ!!

フィニッシュの後は、やんや、やんやの大喝采でした。

 

そして、「ここに三銃士から五銃士、結成!!」と、正式にTHE ICE五銃士の結成がアナウンスされました。

ってことは、来年も再来年も、コリヤダ君は日本での円卓会議に参加しに来るわけだよね!! うれしいぞ~

 

グランドフィナーレ

恒例の「どこ見ていいかわからない」状態の全出演者登場フィナーレ。

どこ? 昌磨どこ?

お願いだから、スローモーションで動いてもらえませんか!!

ほんとに目が宙を泳いで、誰も識別できません。

 

とりあえず昌磨は、リンクを周回する先頭に立って、ピロピロピロ~と手を振りながらも、責任ある表情でお客さんを見渡していました。「私はいま、あなたを見ていますよ」といった表情で。

「あ、いま、私と目が合ったよね??」と、だまされる私。

 

コリヤダ君は、ロシアの国旗や自分の応援バナーを見つけるたびに、腕を上げて「グッド!!」のポーズをしてから、ハートに両手を当ててペコリ。紳士だ~。

 

ボーヤンははじけてて、おちゃめなポーズを取りながら、観客席に応えていました。

ネイサンは、超余裕で、大きくお手ふり。

ヴィンスは、礼儀正しい好青年という感じで、ばいば~い。

 

そして、「君の瞳に恋してる」の音楽に合わせて、会場全体でダンス。

キメてぇ、シャー        

キメてぇ、シャー

ピコピコ えっ?えっ?

ピコピコ えっ?えっ?

右、左、肩回す

Wow wow wow wow

クリムキ~ン

 

一人だけ、コリオが板についている昌磨先生。

そりゃそうだ。自分の作品から抽出してるからね(笑)

 

撮影会

出演者がリンクを3周ほどして、ほんとにさよなら~という場面で、出演者全員の記念撮影。

つづいて、「あ、五銃士(だけ)の写真を撮りたいってことで」とアナウンスが。

「五銃士のみなさん、( You Give Love A Bad Nameのものに)衣装を着替えてきてください」

その間、トモキ・ヒワタシを先頭に、残った出演者がリンクをもう一周したところで、五銃士のみなさんが異常に早く着替えて戻ってくる。

 

しかし、男子シングルの選手は、ほかにトモキ君とロマン・ポンサールしかいないわけで、五銃士だけで撮るっていわれても、ちょっとハートが痛みますなー。

 

とりあえず、5人でキリっと並んだ写真と、ジャニーズジャンプをしているカットを撮影。

シャッターを一度しか押してないのに、失敗したらどうするんだろうと思ったけど、すごい!! ちゃんと撮れてる!!

f:id:tanegashimapi:20190730235142j:plain

提供:チュッキョさん

コリヤダ君は、プライベートでよくこういうポーズの写真を撮っているからお手の物だね。

最後にもう一度リンクをまわって、本当に今年のTHE ICE大阪はおしまい。

 

そういえば、行く前はバタバタしていて、大阪に来てからもバタバタしていて、昌磨にお手紙書くの忘れた~と思ったけど、

これだけブログでべらべらしゃべっているのに、これ以上、何を伝えろというのか??

何もありませーん!!ということで、よしとしよう。

 

不必要に長い、THE ICE大阪のレポートは、以上になります。

最後までお読みいただいた方、ありがとうございました。

情報が間違っていても、私は責任を取りたくありません(☜昌磨風)