オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

ISLの「This and That」より宇野昌磨選手小ネタ

こんばんは。ミズノのシューズでトレーニングに励んでいる種子島ぴーです。

何のトレーニングなんだ?って話ですが(笑)

 

さて、宇野昌磨選手の新シーズンのプログラムは、フリーだけではなく、試合用にアレンジされる『グレイト・スピリット』も楽しみですね。

シェイ=リーンがフレンズ・オン・アイスで来日するときに、振り付けるのかな?

 

黙ってお披露目の日を待てばいいのですが、

フリー『Dancing on my own』の曲名発表後、業界ではどんな風に受け止められているのかな~と、好奇心が。

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デビッド・ウィルソンInstaglam

とはいえ、いちいちミーシンが「ハラショー!!(いいね)」、ラファエル・アルトゥニアンが「not so good(今ひとつじゃねーか?)」などとコメントを発表するわけもなく…(笑)

 

ちょうど、ISLの「The Skating Lesson」の「This and That」で、デイブとジョナサンが選手の新プロについて触れていたので、興味のあるところだけ、ざっくり聞いてみました。

ちゃんとした翻訳ではありません。

 www.youtube.com/watch?v=qrl3ZIfjy3g

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左:デイブ 右:ジョナサン

ショーマの『Dancing on my own』

(以下、だいたいの内容。うろ覚えです。違ったらすいません)

D:昌磨とデヴィッド・ウィルソンが、Robinの『Dancing on my own』のカバーを滑ることで、ゲイの少年たちや僕らに訴えかけてくれて、本当にうれしい。 

『Dancing on my own』は、スウェーデンの女性歌手ロビンの歌ですが、

昌磨が使用するのは、イギリス人のカラム・スコットのカバーバージョン。

カラム・スコットは、ゲイであることを公表しています。歌詞自体も、誰から誰への愛か、性別がいろいろ解釈できるようです。

昌磨がそこまで考えて選んだかどうかわかりませんが、勇気をもらう人たちがいるなら素晴らしいですね。

 

そして、昌磨の曲使用を受けて、デイブがジョナサンにメールで教えてあげたらしい。

J:君に送ってもらったのはRobinが歌っているもので、それを聞いて悪くないと思った。(Robinの原曲は、もっとパワフルでアップテンポです)

でも、カラム・スコットのカバー曲を聞いて…3億人がvivoやYouTubeで再生した人気の曲なんだろうけど、

メリハリがなくて、スケートで滑るような曲じゃないなと…。

でも、この曲は、昌磨が緻密な演技をする助けに、ちょっとなるかもしれないね。彼は、押しの強い曲を選んで、すべてを出し切る演技をするのを好むから。この曲で、より演技をコントロールできるようになるのでは。

凹凸がないスローな曲だから、力で押すことができず、反対に昌磨の繊細な部分がどんどん表面に出てくると。なるほど。

 

「昌磨の良いところが一杯のプログラムになりました」(by 樹くん)ということで、

「弟だけが知っている秘密の昌磨」という『兄・宇野昌磨』(宇野 樹著)のサブタイトルが思い出されます。

秘密の昌磨が演技に投影されてくるかも。

 

ダイスケの『The Phoenix』

高橋大輔選手の新SP『The Phoenix』(byThe Fall Out Boy)についても触れていました。

(これも、だいたいの内容。うろ覚えです。違ったらすいません)

D:ダイスケの曲についてだけど…(☜彼は懐疑的。見てみないとわからないと)

J:「Love It!!」(食い気味に叫ぶ)

自分が聞いたバージョンだとノンストップの曲だけで、きっと編曲していると思う。

ネイサン、昌磨、羽生らは、アスリートと芸術性の両方を追求する同クラス。その後を、オールマイティのヴィンセント・ジョウが追っている。体調が許せばコリヤダ君も。

だけど、〇選手ファンには申し訳ないけど、ダイスケは当代一のアーティスティックな演技者だから!!

ジャンプが今、どういう状態かはわからない、彼が正確にクリーンなプロを滑ったら、すばらしいことになるだろう。

 …みたいなことを言っていたと思う。アーテイストとして別格なのは、二人とも認めるところ。

 

そして、振り付けに加わったミーシャ・ジーについて。

D:ミーシャにとっても、重要な局面。

ミーシャは、若くて成長中のコリオグラファー。潜在的な能力はあると思うけど、昨シーズンのメドベージェワの『トスカ』は、たいしたことなかった。編曲もひどかった。

J:の点、大輔はすでに自分の視点を持っているから、心配ないだろう。意見を出し合って、ブレストしながらコリオを創り上げたと思う。

みたいなことを言っていました。

この作品の評価が上がれば、コリオグラファーとしてのミーシャの前途も開けると。

ミーシャと言えば、友野くんの『ニュー・シネマ・パラダイス』もあるんですけど~

 

ネイサンやブノワ・リショー、坂本花織、キーガン・メッシングさんのことも話していましたが、長いのでここまでで。

おやすみなさい。