こんにちは。真夏に逆戻りした東京で、メルティング状態の種子島ぴーです。
さて、遅くなりましたが、レイクプラシドで開かれたジュニアグランプリ米国大会の日本選手の演技をさらっと翻訳します。
今年のフレンズオンアイスに、田村岳斗氏の姿がないと思ったら、
まったくタイプの違う二人の教え子と共に乗り込んでおりました。
コーチとして忙しくなると、アイスショーに出演するのもままならないですよね。
まずは、女子シングルの田中梓沙選手です。
田中選手は、素人目にもエッジの深さが際立っていました。
ターンして方向転換するときの足元にご注目ください。
そして、翻訳で怪しい点があったらすみません。特に技術的なこと。
他の選手の演技も、後日訳す予定です。
田中梓沙SP実況翻訳
Azusa Tanaka (JPN)| Ladies Short Program | Lake Placid 2019 - YouTube
ジュニアグランプリ出場は初めてです。
アズサ・タナカ。京都の美しい都市で生まれました。まだ13歳です。
コーチは、ミエ・ハマダ、ヤマラ・タマラ(!)。
振り付けはキャシー・リード。
ここレイクプラシドSPで滑ります音楽は、デイヴィット・ギャレット演奏の『ジプシーダンス』です。
(演技中無言。終了)
この少女を覚えておいてください。
大会全体を通して、
もっともすぐれたスケーティング技術を持った選手の一人ですから。
楽々と方向をチェンジし、深い、とても深いエッジで、
しっかりとした流れとスピードで、氷上をカバーしています。
彼女がものにしていないのは3回転ジャンプですが、
もうマスターするでしょう。
公開練習では、あと少しのところまで来ていました。
着氷がまだ少し乱れていましたが。
(3回転ジャンプの空中で?)自分がどういう状態にあるか、まだ正確に理解していないようです。
が、繰り返し練習すればできるようになります。
ブログラムに連続3回転ジャンプが加わると、すばらしいですよね。
これは3回転ルッツの場面。
最後の着氷はうまくいきませんでしたが、足元を見ると、
跳びあがるのが少し早かったかもしれません。
回転するとき、空中で十分に絞められていません。
空中で一番高い位置になる前に、回ってしまっています。
これはトリプルループ。
パンクして2回転になってしまいました。
空中で1回転目に入るときのスピードが、適切ではなかったです。
空中姿勢はしっかり締まっていましたが、回転の速さが足りていません。
スピンを見てください。
アウトサイドエッジからチェンジして、フライングシットスピン。ビューティフォー!!
これはダブルアクセル。
ジャンプに入るときの美しい流れや着氷時のエッジ、スピードに注目してください。
ナイスです。
見せ場はジャンプではなく、スケーティング技術、演技、動きの軽快さです。
アメージング!!
いろんな点で優れていました。
3つの大きな要素(ジャンプ)のうち、2つでミスをしてしまいました。
点数に響くと思います。
でも、彼女の未来は明るいですよ。
この少女の名前を憶えておいてください、日本のアズサ・タナカです!
近い将来、ジュニアでそしてシニアの試合で目にするでしょう。
すばらしいです。
アズサのショートの点数です。
51.37!
二つの大きなミスがあっても、この点数を出しました。
彼女の基礎技術が、どれだけすばらしいかを物語っています。
現時点で7位です。