オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

大変だった一日の最後に、宇野昌磨フィンランディア杯優勝!!

こんばんは。みなさん、ご無事でしょうか。

テレビから緊急警報が鳴り続け、

スマホはブインブインと避難警報を発して、

一日中緊張感の途切れなかった今日という日の終わりに、

 

宇野昌磨フィンランディア杯優勝!!

おめでとう!!

そして、ありがとう!!

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フィンランディア杯インスタストーリー

順位表

1

宇野昌磨

JPN

255.23

2

1

2

山本草太

JPN

223.24

1

6

3

ロマン・サドフスキー

CAN

222.23

3

4

4

ジミー・マ

USA

213.49

8

2

5

アレクサンドル・セレフコ

EST

206.81

7

3

6

セルゲイ・ヴォロノフ

RUS

206.19

4

9

7

アンドレイ・ラズキン

RUS

203.91

5

8

8

ロマン・ガライ

FIN

193.11

11

5

9

エイドリアン・ポール・セレスティノ

PHI

191.45

10

7

10

クリストファー・カルーザ

PHI

187.43

9

12

11

ヨナサン・ヘス

GER

183.49

12

10

12

二コラ・トデッシーニ

SUI

171.84

14

13

13

ルック・エコノミーザ

FRA

169.76

6

16

14

フィリップ・ウォーレン

FRA

165.71

18

11

15

ヤカウ・ゼンコ

BLR

163.92

16

15

16

トーマス・ローレンス・ガリーノ

SUI

157.11

17

14

17

ヴァルター・ヴィルタネン

FIN

155.43

15

17

18

カタリン・ディミトリスク

GER

141.69

13

18

 

『Dancing On My Own』いい!

昌磨のフリー『Dancing On My Own』を見て、心がすーっと解き放たれていくのを感じました。

あ、私、このプログラム好きだなぁ。と改めて気づかされました。

 

「ジャンプが調整不足」「プログラムが滑り込めていない」と、不安要素満載でフィンランディア杯にのぞんだ昌磨。

フリーの6分間練習でも、なかなかジャンプを跳びにいかない、跳ぶタイミングがつかめない様子でした。

 

でも、昨日といい今日といい、名前がコールされるとスイッチが入る。

今シーズンの昌磨は、キリっといい顔してます。

 

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そして、曲がスタートするまでに、まばたきしないでくれ!! しないでくれ!! しないでくれ~!!

よっしゃ、しなかった!!

昌磨が集中しているときの証なので、期待大!!

 

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この『Dancing On My Own』の出だし、すごくいいです。

一瞬で、作品の中にぎゅっと引きづりこまれる感じ。

 

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冒頭の3回転サルコウは、着氷が乱れてドキっ。

でも、続く4回転フリップは、高さもあってキレイに決め、

トリプルアクセルは、幅があってすーっと流れる着氷。

 

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ここまで、ピアノのインストゥルメンタルに乗せて、一気に魅せます。

続くループも成功して、「このままいけるんじゃないか?」と思い始めました。

 

が、4回転トゥループは、着氷で後ろに崩れ落ちるように転倒。

昨日のグレスピが、脚にきているのか?!

 

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コンビネーションジャンプは、難易度を下げた2A+3T。

なかなか渋い構成なので、ジャンプシークエンスで一気に点数を稼ぎたいところ。

が、トリプルアクセルでバランスを崩して、なんとかオイラーにつなげたものの、サードジャンプが1回転に!!

これは・・・

 

すると、ステップシークエンスで、ぜんぜん、ノリノリの音楽ではないのに、会場から手拍子が。

がんばれ。がんばれ。

 

うー、泣きそう。観客の手拍子に泣かされそうになる私(笑)

 

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すると、昌磨のステップが勢いを増します。

ここのステップ、ツイヅルも入って本当に美しい。

ウィルソン姐さん、いい仕事してますなぁ。

 

I keep dancing on my own.=僕は独りで踊り続ける

サビのところで、昌磨の口が動いているように見えたけど、

歌っていたのかな?

昌磨~、独りじゃないぞー(笑)

 

演技が終わると、あっちの世界からこっちの世界に戻ってくるのに、数秒を要する昌磨。

 

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私も、昌磨の演技に没頭していたので、こっちの世界に戻ってくるのに2秒くらいかかりました。

 

このプログラム、すごい。

本当に吸引力があります。

ジャンプの構成を落としていても、ジャンプに失敗しても、引き付けられて目が離せないし、離れない。

スピードとリンクのカバーがすごい。エッジもきれい。

海外修行の旅が、成果を上げているのでしょうか。

 

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フリーの点数は 162.95。

合計で255.23。

点数を見て、うんうんとうなづく昌磨。

自分が今、どんな状態か分かっている様子。

 

グランプリシリーズで表彰台を狙う点数ではないけれど、

ここから、ジャンプを跳びにくい箇所を手直ししたり、滑り込んだりして、あと1カ月で仕上げていくんだと思う。

今季のプログラムは、ショートもフリーも大好きなので、楽しいシーズンになりそうです。