グランプリシリーズいよいよ開幕
こんばんは。急激な寒さに、いきなりヒートテックをデビューさせた種子島ぴーです。
寒さとさらなる雨で、台風被害に遭われた地域が心配です。
少しでも暖かく過ごせるといいのですが。
さて、今週末のスケートアメリカを皮切りに、グランプリシリーズが始まりますね。
昌磨が参戦するフランス大会は、11月1日~3日まで。
ファンランディア杯から1カ月弱あると勘違いしていましたが、2週間しかなかったです。焦る~!!
今年は、ISUがすべての国々で、試合を見られるようにしました。
放送局がない国では、「ISU You Tubeチャンネル」でライブストリームが見られます!!
が、日本はテレ朝で放送されるので、You Tube除外国(見られない)に指定されています(泣)。
地上波放送があるばっかりに、奇妙に編集された試合しか見られない…ということにならなきゃいいのですが…
試合を見る楽しみの一つは、「そろそろ出番だぞ」というドキドキ感や、いろいろなスケーターが見られること、「フリーで何点以上出せば逆転できるかも」という手に汗握る感だったりするので、
日本での知名度が高くない選手がカットされていたり、「王者ネイサン・チェンは、CMの後!!」みたいなことになると、面白さが半減しちゃいます。
何より、放送を見る前に、ネットで結果がわかってしまうんだろうな。
男子の最終エントリー
改めてスケートアメリカのアサイン表を眺めると、男子シングルはスケートアメリカが、一番戦いが熾烈な気がします。
役者がそろって楽しみでもあります。
エントリー12名は、このようになっています。
1.キーガン・メッシング(カナダ)
2.ボーヤン・ジン(中国)
3.ミハル・ブジェジナ(チェコ)
4アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)
5. 島田高志郎(日本)
6. 友野一希(日本)
7. チャ・ジュンワン(韓国)
8. ドミトリー・アリエフ(ロシア)
9. ロマン・サヴォシン(ロシア)
10.ジェイソン・ブラウン(米国)
11.ネイサン・チェン(米国)
12.アレクセイ・クラスノジョン(米国)*開催国枠
ロマン・ポンサールが入っていると思ったのに、名前がないなぁと思ったら、
出場を取りやめたようですね。
どこか痛めたのでなければいいのですが。
THE ICE公演を見ていたとき、演技の途中か何かに、腰をスコンとやったように見えて、腰とか背骨とか大丈夫かなーと思った記憶があります。
関係ないとは思いますが。
SP『Poeta(フラメンコ)』で、セクシー隊長として人気が500倍になったばかりなのに残念。
代わりに、ミハル・ブジェジナおしゃれ番長が、セクシー番長も兼任する予定です。
ロマン選手の抜けた後に、イスラエルの英雄アレクセイ・ビチェンコがインしています。
また、弟さんが亡くなったばかりで心配なキーガン・メッシングさんは、予定通り参加するようです。勇敢です。いい滑りができますように。
私のいい加減な予想
私の何のデータにも基づかないメダル予想は、
金 ネイサン・チェン
銀 ドミトリー・アリエフ
銅 ジェイソン・ブラウン
銀と銅は僅差です。
◎ネイサンは盤石だと思います。
ジャンプで大崩れする姿が想像できません。「調子が悪ければ、4回転ジャンプの種類を変更すればいいや」って感じですよね。
そして、SPの『ラ・ボエーム』もFSの『ロケットマン』のヒップポップ系ステップも、観客の熱狂によって、さらにノリノリになりそうなので、すごい点数を叩き出しそう。
それを、「ネイサン、好きです」の昌磨が見て、フランス大会に向けてスイッチが入るという美しい連鎖。
ネイサンの衣装も楽しみです。
母国開催ということで、ヴェラヴェラ・ウォンウォンとの契約が発動するかもしれません。
SP『ラ・ボエーム』を、クローゼットに大量にストックされた、ブラック&ホワイトラインのヴェラヴェラ・ウォンウォン衣装で演じるのかどうか、注目されます。
フリーは、昨シーズンの衣装にピンクやイエローの染料を加えて染め直したエコロジー衣装を、ジャパンオープン同様、着用すると思われます。
◎ボーヤン・ジンも優勝争いに加えたいところではありますが、そもそもビザは発給されるのか? 会場に到達できるのか?
なぜあえて、米国にアサインするのか疑問のボーヤン・ビザ問題。
数十年後に、「ボーヤンが実は中国のスパイだった」なんて話になったら、それはそれで面白いけれど(笑)
実は、ジャパンオープンと同じ時に開催された上海杯で、ボーヤンは男子シングル銅メダルでした。私は、ぶっちぎりで優勝すると思ったんですけどね。
上海杯男子シングルの順位
1.マッテオ・リッツォ 248.53
2.アレクサンドル・サマリン 246.36
3.ボーヤン・ジン 232.17
4.ミハル・ブジェジナ 218.48
5.ブレンダン・ケリー 207.04
6.ジュン・ヒョン・リー 189.51
ジャンプの調子がよくないと、PCSも著しく低くなってしまうボーヤン。
うーん、どうでしょうか。
◎銀メダルは、願望もこめてアリエフ!!
昨シーズンは、ジャンプがボロボロだったアリエフですが、今シーズンは戻ってきております。
ショートの4回転ジャンプが2本決まれば、表彰台に片足が乗った状態になると思います。
◎銅メダルは、接戦でジェイソン・ブラウン。
動画を見ると、今シーズンもジャンプの着氷は盤石そう。
となると、FS『シンドラーのリスト』で、とんでもない点数をたたき出しそうです。
うーんとなると、やはり銀メダル候補か??
しかし、今シーズン、アリエフの方が試合の場数を多く踏んでいるので、やはり期待をこめてアリエフが銀メダル。
◎しかし、昨年銀メダルを獲った、ミハル・ブジェジナおしゃれ番長も黙っていないでしょう。再度、ラファ親父をネイサンと囲んで、喜びの舞ができるでしょうか?!
◎さらに言えば、成長著しい島田高志郎くんと、意欲的なプログラムを揃えてきた友野一希選手の日本勢も、表彰台にからまずにはいられません(主語が不明ではありますが)。
友野君は、高志郎くんに負けるわけにはいかないので、プラスの化学反応が起こると面白いことに。
◎キーガン・メッシングさんは、とにかく無事に乗り越えてほしい。
表彰台に乗れれば、もっともすばらしい結末ではありますが。
◎今シーズンの仕上がり具合が見えない、チャ・ジュンワン(韓国)も怖い存在。若いだけに、成長スピードが速そうです。
目を離したすきに、とんでもない進歩を遂げていたりして。
と、私自身がヴェラヴェラ・ウォンウォンとしゃべっていたら、長くなってしまいました。
本当は、翻訳記事をアップしたかったのですが、また次回に。