全国のケージ・タナカファンのみなさん、こんばんは。
スケートカナダSPの演技が終わり、少ししょんぼりな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も、そんな一人です。
だって、ケージ・タナカの衣装、前と同じだったよ!!
どこかのスポーツ新聞の記事に、「田中刑事は、独特な衣装を身に着けて公式練習にのぞんだ」みたいなことが書いてあったので、
すごーく襟が立っているとか、袖がばっさり切られているとか、いろいろ想像して楽しみにしていたのに、
例のあのリゾートホテルのフロント係スタイルではないですか!!
でも、画質のいい映像でよく見ると、これはこれでベルサーチみたいな柄ではあるよね。
襟の色が、ショッキングピンクだったら、印象が違ったと思う。
え、衣装じゃなくて演技の話? これは失礼。
そうなんですよ。
“新生ケージ・タナカ”がスタートして、銀メダル候補と目されていたスケートカナダですが・・・。
オープニングのトリプルアクセルは、柵越えするんじゃないかというくらいダイナミックで、お茶の間の私も観客も驚愕!!
これは行けるかも!!と思ったものの、絶好調だった4回転サルコウが3回転になり(あえて3回転にしたようにも見えました)、
コンビネーションジャンプは、セカンドがフンワリ2回転に。
本人は何も言わないですが、交通事故の影響が体に出ているのではないかと思っています。
首や耳にダメージを受けていて、頭がガンガンするとか、打撲した膝に痛みがあるとか…。
時間がたってから現れる症状もあるし。
だって、いつもは、ジャンプを失敗しようものなら、鬼の形相でガツンガツンしゃべる林コーチが、キス&クライで目にうっすらと涙をためていたような…
ケージ・タナカにかける言葉も、信じられないくらいやさしいトーンだったよ。
コーチも、悔しいんだと思う。
必死に練習してきたのに、なぜ交通事故なんかに?と。
しかし、それでも、ケージ・タナカのステップは、力強く熱かった。
氷を蹴って、前に進むぜグイングイン!!
筋肉のバネを使って、ひねってしなってゴーゴーゴー!!
テンションが上がって、気持ちいー。
足を蹴り上げるところなんかは、USインターナショナルクラシックの時より、動きが少し小さく見えたけれど、
今日初めてテレビで演技を見た人は、ぜんぜんわからなかったと思う。
陽気で楽しく力強い、ヒップヒップチンチン!!に見えたと思う。
そして、調子が悪くても、3位、4位とは僅差の5位。
まだ表彰台は狙えます。
狙えるけど、事故にあった直後の人に、そんなことを求めてはいけない…いけない…いけない…。
もう数時間後には、フリーの演技が始まります。
本人が納得いく形で終わることだけを願ってます。