こんにちは。日曜の昼下がり、島田高志郎くんのNHK杯エキシを見て、ただならぬ何かを感じて、ゾクッとしてしまった種子島ぴーです。
昨日、スポニチのウェブニュースで「島田高志郎は失意の9位」という記事を読み、
自分がどこにいるのか、何をしているのか分からないまま終わってしまった。自分に失望しています。
とにかく今は、(何が原因か)よく分からない自分をすぐにでも助け出したい、もう一人の自分がいます。
というコメントに、ほぉぉぉと、何かとても感じるものがありました。
自分をすぐにでも助け出したい、もう一人の自分。とな。
で、エキシビションのQueen『I Want To Break Free』の演技を見て、
こりゃあ、大丈夫だ!!と。
もう、自分を助け出しているんじゃないかと思われました。
女装しているからではありません!
真っ赤な口紅を塗っているからでも、コント風のカツラをかぶっているからでもありません!
そのカツラのクオリティがビミョーであるからでも、昌磨が借りてかぶっていたことがあるからでもありません!
コメディタッチの女装演技を、ここまで感情移入して、なり切って演じている選手を、今まで見たことがないからです。
圧巻は、スポットライトが当たってから滑り始めるまでの、演技の“間”。
ノーバリアならぬ、ノー羞恥心。
完璧にその世界に入っているように見えました。
エキシビションと言えども、失意の教え子を近くで見守るランビ伯爵も温かい。
これが終わったら、昌磨を一緒に連れて、スイスに帰るのかな。
私は、織田君の一連のモラハラ騒動(騒動っていうのも変ですが)で、時々、ランビ伯爵のことが思い浮かびます。
スケーターとしてまだ一流の滑りができる人が、アイスショーやメディアに出ながら、生徒を指導することはできる。
コーチとして悪でもないし、手抜きでもない。裏方に徹しなければいけないわけでもない。
織田君がテレビやアイスショーに出ているからといって、「十分な指導ができていない」と印象づけようとするのは、おかしいのではないか?
そのロールモデルとして、ランビ伯爵がいるのではないか、と思います。
ということで、こーしろー君は、大丈夫だと思います。