オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

ゾクッとした島田高志郎くんのエキシビション

こんにちは。日曜の昼下がり、島田高志郎くんのNHK杯エキシを見て、ただならぬ何かを感じて、ゾクッとしてしまった種子島ぴーです。

 

昨日、スポニチのウェブニュースで「島田高志郎は失意の9位」という記事を読み、

自分がどこにいるのか、何をしているのか分からないまま終わってしまった。自分に失望しています。

とにかく今は、(何が原因か)よく分からない自分をすぐにでも助け出したい、もう一人の自分がいます。

というコメントに、ほぉぉぉと、何かとても感じるものがありました。

 

自分をすぐにでも助け出したい、もう一人の自分。とな。

 

で、エキシビションのQueen『I Want To Break Free』の演技を見て、
こりゃあ、大丈夫だ!!と。
もう、自分を助け出しているんじゃないかと思われました。

 

f:id:tanegashimapi:20191124143006j:plain

この表情と空気感!!

女装しているからではありません!
真っ赤な口紅を塗っているからでも、コント風のカツラをかぶっているからでもありません!

そのカツラのクオリティがビミョーであるからでも、昌磨が借りてかぶっていたことがあるからでもありません!

 

コメディタッチの女装演技を、ここまで感情移入して、なり切って演じている選手を、今まで見たことがないからです。

 

圧巻は、スポットライトが当たってから滑り始めるまでの、演技の“間”。

ノーバリアならぬ、ノー羞恥心。
完璧にその世界に入っているように見えました。

 

f:id:tanegashimapi:20191124143124j:plain

 

エキシビションと言えども、失意の教え子を近くで見守るランビ伯爵も温かい。

 

f:id:tanegashimapi:20191124143243j:plain

 

これが終わったら、昌磨を一緒に連れて、スイスに帰るのかな。

 

私は、織田君の一連のモラハラ騒動(騒動っていうのも変ですが)で、時々、ランビ伯爵のことが思い浮かびます。


スケーターとしてまだ一流の滑りができる人が、アイスショーやメディアに出ながら、生徒を指導することはできる。

コーチとして悪でもないし、手抜きでもない。裏方に徹しなければいけないわけでもない。

織田君がテレビやアイスショーに出ているからといって、「十分な指導ができていない」と印象づけようとするのは、おかしいのではないか?

 

そのロールモデルとして、ランビ伯爵がいるのではないか、と思います。

 

ということで、こーしろー君は、大丈夫だと思います。