こんばんは。今日はブログを書きすぎの種子島ぴーです。
ジュニアグランプリファイナルの男子シングルで、
佐藤駿選手が優勝しました。
大会前は、全日本ジュニアで優勝したばかりの鍵山優真選手が本命と言われていました。
鍵山選手も、フリーで素晴らしい演技をしたのですが、僅差で4位でした。
惜しい!!
優勝した佐藤選手は、シーズンベストを36点以上伸ばす神演技!!
グランプリシリーズの2大会よりも、着氷時のひざがさらにソフトになっていました。
ISUの実況を見ていたので、ざっくり訳します。
点在する誤訳はご容赦ください。
実況翻訳
https://www.youtube.com/watch?time_continue=6&v=qydfkrgW-VU&feature=emb_logo
次は日本の佐藤駿。
SPは3位。金メダルまで、トップと5点差です。
15歳です。
ザグレブの大会で出した141.2点が、今シーズンのベストです。
ここトリノで、メダルを目指して『ロミオとジュリエット』を滑ります。
- 4Lz GOE3.16(以下、演技中暫定)
- 4T+3T GOE 1.52
- 4T GOE3.28
- コンビネーションスピン レベル4
- 3A+2T GOE1.47
- フライングシットスピン レベル4
- 3A GOE2.53
- 3F+オイラー+3S GOE0.83
- ステップシークエンス レベル2
- 3Loop GOE1.47
- コンビネーションスピン レベル4
技術点は98.81!!
(演技終了)
ガッツポーズが出ました。
たくさんの日本のファンがスタンディングオベーションをして、
日本の国旗を掲げています。
アンビリーバブル!!
アメージング!!
すべてのアスリートが望むような、パーフェクトに計画し、パーフェクトに練習し、パーフェクトにやり遂げた、人生でそう何度もできないような演技。
この若者は、ここトリノで存在感を示しました。
141.2点がシーズンベストですが、それを打ち破るでしょう。
トップに立つには142点が必要です。
エレメンツを振り返りましょう。
この4回転トゥの高さを見てください。とんでもない高さです。
アンビリーバブル!!
5回転革命も近いかもしれません。この大会に出ている選手たちが、ジュニアからシニアに上がるころには、未知の領域を探索するかもしれません。
これはまた別の4回転トゥ。
軽々跳んでいます。
トリプルアクセル。
素早く体を締めています。
余裕があります。
何に気を散らすこともなく、すべてのジャンプをプログラムの中で、彼にとって最高のクオリティで跳んでいます。
トリプルルッツは、飛距離2.55メートル。
着氷時のスピードは14.6km/h.
すばらしい流れがありました。
ワオ。この笑顔がすべてを物語っています。
すばらしいとしか言えません。
ここトリノで、我々はジュニアとシニア両方のファイナルを観戦しています。
本当に本当に、素晴らしいです。
金メダルに向けて、次に演技をする選手にプレッシャーをかけるでしょう。
177.68点。
「うわーーー」と日下コーチ絶叫。
シーズンベスト141.2⇒177.68へ
36点以上もアップ!!
「やったー」と日下コーチの雄たけび。
ふぉふぉふぉ、楽しいですね。
シーズンベストです。
はっはっ。
わーい、わーい。
さーて、255.11。佐藤駿がトップに立ちました。
ショートを終えて1位のアンドレイ・モザレフが、次に滑ります。
(終)
余談
優勝インタビューで、「羽生結弦はくまのプーさんがお気に入りですが、君のお気に入りは?」と質問された駿くん。
うーん、と困って頭を抱えますが、「あ…パンダが、ティッシュケースをパンダにしていて…パンダが好きです」と返事。
「会場のみなさん、聞こえましたか?」と、あおる司会者。
おいおい、パンダを投げろってか??
数個なら素敵だけどね。
おやすみなさい。