オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

サムソノフ君、昌磨を語る。

こんにちは。今日の東京は、冷たい大風が吹いています。

マスクをして寒い屋外から電車の中や室内に入ると、

ラーメン屋さん状態になって、鼻水が出てきそうになるのですが、

新型肺炎の影響で、鼻をかんだり少しでも咳こんだりしようものなら、様子をうかがうよな視線をあびてしまいます。(☜本当です)

 

さて、話はがらっと変わるのですが、ジュニアのスケーターが、

「スケートを始めたきっかけは〇〇選手」、「好きなスケーターは〇〇選手」、「〇〇選手のような滑りがしたい」「憧れは〇〇選手」などと話すとき、

自分が好きな選手の名前があがると、なんだかうれしい。


かといって、違う選手の名前を出したからと言って、
その選手を嫌いになったり、責めたりするのは、意味不明な話だと思う。

 

しかし、実際には、バッシングする大人もいるので、

最近では、ジュニアの選手も、全方位に気を配らねばならなくなりました。

 

「ウルトラマンが大好きです!!」では危険なので、

「ウルトラマンが大好きです!! あ、でも、ウルトラマンレオもかっこいいと思うし、ウルトラマンセブンは、ストーリーがいいですよね」みたいなね(笑)

 

そんな中、昌磨の名前をちょいちょい出してくれる、ロシアのサムソノフ君。

(写真は、エテリ組合宿のときのもの)

 

 
 
 
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Очень рад был познакомиться! Добро Пожаловать! #shomauno #daniilsamsonov #teamtutberidze #figureskating #olympicgames

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(訳)

Очень рад был познакомиться! Добро Пожаловать!

よろしくお願いします! ようこそ!

サムソノフ君、かわいいけど、

表情が昌磨より年上に見えるぞよ(笑)

 

オリンピックチャンネルの「この選手を一言で表すと?」シリーズでも、

昌磨のことを「アイドル」と言い切っていました。

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ショーマ・ウノは、

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僕のアイドルです。

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スケートがとてもうまいから。

ロシアのインタビューでも、「スピードがあって、膝のバネがあってすごい。あんなふうに滑りたい」と話していました。

 

今回、Ifsmagazine.comの記事でも昌磨に触れていました。

その部分だけ、意訳します。

www.ifsmagazine.com

 Samsonov’s favorite skater is Shoma Uno. The two met last summer when Uno attended a training camp in Novogorsk, Russia. “Shoma came for a month. He actually doesn’t know what real off-ice training is. He came to athletic training and we did a few exercises and he was already exhausted,” Samsonov recalled. “He also didn’t know what off-ice choreography is. He didn’t know some basic things. Apparently, he had never done them before. Probably they (the skaters in Japan) put the emphasis on the on-ice work and choreography on the ice.”

(意訳)
サムソノフのお気に入りスケーターは、宇野昌磨です。

二人は、昨年の夏に、昌磨がロシアのノヴォゴルスクで、エテリ組のトレーニングキャンプに参加したときに会いました。

「昌磨は、1カ月いました。(氷の外でやる)オフアイストレーニングのことを、知らなかったみたい。運動トレーニングに参加して、僕らといっしょにいくつかのエクササイズをしたけど、昌磨は疲れ切っていたよ」と、サムソノフは当時を振り返ります。


「それに、昌磨は、陸上での振付練習のことも知らなかったみたい。いくつかの基本的な練習についても、知らなかったよ。あれは、絶対、前にやったことがなかったんだと思う。たぶん、日本では、リンクでの練習と振付を重視しているんじゃないかな」

 

サムソノフ君、すばらしい!! なーんにも知らないお兄ちゃんを、よくぞ気に入ってくれました(爆)

 

私は、昌磨がオフアイストレーニングをしているのを見た記憶があるのですが、

あれも合宿だけかな!?

まぁ、しかし、普段やっていないことを、慣れている人たちに交じってやるのは、冷や汗ものですよね。

 

私は、小さくてかわいいサムソノフ君が、はりきって滑って、でも失敗してしょんぼりうなだれる様子が好きです。

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よーし、頑張るぞ!!

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しょんぼりだよー。

というと、S気があるように聞こえるかもしれませんが、

しょんぼりする様子が、本当に子どもらしいんです。

 

でも、時々、サムソノフ君が、おじさんのように大人っぽく見えることがあります。

記事の中に、その答えがありました。

His maturity and the manner in which he speaks are in direct contrast to his youthful appearance. Samsonov said he realized this year that it was time for him to speak like an adult and that his serious demeanor is “probably because I am very shy. But soon I’ll soon have to go out and compete with the senior skaters, so I’m trying to talk like them.”

(意訳)

若々しい外見とは反対に、サムソノフは、大人びたふるまいと話し方をします。
サムソノフは、「今年はもう、大人のような話し方をしなければならない」と考えていて、シリアスにふるまっている理由は、「僕はとてもシャイだけど、もう間もなく、シニアレベルに上がって、シニアスケーターたちと競うことになります。ですから、彼らのように話そうと思ってるんです」

 

というわけで、先ほど、子どものような口調で訳しましたが、

この口調は、正しくないですね。

(× イケナイ意訳)
「昌磨は、陸上での振付練習のことも知らなかったみたい。いくつかの基本的な練習についても、知らなかったよ。あれは、絶対、前にやったことがなかったんだと思う。たぶん、日本では、リンクでの練習と振付を重視しているんじゃないかな」

 

(〇 よい意訳)
「昌磨さんは、陸上での振付練習のことも、ご存知ないようでした。いくつかの基本的な練習についても、知識をお持ちでないようでした。明らかに、あのような運動に対する経験がなかったのでしょう。日本では、リンクでの練習と振付を重視しているのではないか、と私は感じています」

うーん、これでだいぶ大人びましたね。

 

14歳になったサムソノフさんは、来週開催されるロシアジュニア選手権に出場し、

3月のジュニア世界選手権への切符を狙います!!