いやー、深夜まで起きててよかった!!
すばらしい、すばらしい、すばらしい、すばらしい『ダンシング・オン・マイ・オウン』を見せてもらいました。
一瞬のよどみもなく、すべての重心が前へ前へ。
縫い目のない、一筆書きのような演技でした。
これは、まさにシーズン始めに昌磨が「切れ目のないイメージで滑りたい」と言っていた、そのものの『ダンシング・オン・マイ・オウン』ではなかろうか。
6分間練習では、元気にリンクを跳ねまわる、2年前のあの昌磨が帰ってきていました。
ただ、昌磨もケージ・タナカも、6分間練習ではジャブのパンク合戦。
なかなかタイミングが合わないようだったので、ジャンプの仕上がりはまだなのかな…と思っていました。
さらに言えば、「4回転サルコウを跳ぶ。たぶん失敗すると思うので、その後で崩れないようにしたい」というような昌磨の予告があったので、
演技冒頭で4回転サルコウを跳んで、華やかに転倒するものと、身構えていました。
ところが、「あれ??? 今の3回転??」と思うくらい軽々と、4回転サルコウを跳んじゃいましたよ!!
GOEが2.91付いてます。
続く4回転フリップも、3回転のように跳びました。
とにかく、演技に切れ目がなくてスピードが速いので、
本当に4回転だったか確信がもてないままに、どんどん進んでいくんですよね(笑)
着氷が乱れた4回転トゥループでさえ、演技を止めることはありませんでした。
きらきら光る川面を葉っぱが流れるように、すーーーーっと氷の上を流れていくんです。
磁力に引き付けられるように、昌磨から目が離せない。
コラントッテさんが昌磨を選んだのは、この磁力のすごさも一因だろうか?(☜たぶん違うな)
キス&クライに座ったままのジョナサン・ヘスも、吸い寄せられるように昌磨の演技を見ていました。
コリオに大幅な変更はなかった気がしますが、
ロステレコムや全日本のときとは別物のプログラムのように、
引き締まって迫力がありました。
小ワザが効いてます。
最後のステップシークエンスは、まさにハートをわしづかみにされたというか、感情が揺さぶられました。
私の中の雑念が、さーっと一掃された感じ。
昌磨のバランス&体幹すごかったですよね。
拍手しながら笑い泣きしちゃいました。
昌磨の演技で、こういう涙の出方をしたのは初めてです。
純粋に、作品だけで感動させてもらいました。
技術点は、100点を超えました。
音楽の解釈は、9点台後半。 体と音符が一体化していたから、当然ですね。
ここまですごいものが見られるとは、まったく期待していませんでした。
何度でもリピートして見られます(笑)
ありがとう 昌磨!!
ありがとう アルプスの風!!
ありがとう ランビ伯爵!!
優勝おめでとう!!
1、2フィニッシュ、おめでとう!!
演技動画
Youtubeのリンクお借りします。
https://www.youtube.com/watch?v=zs6PLXytj8o
https://www.youtube.com/watch?v=yO-iFtF_D7s