こんにちは。
ノートパソコンに続いてビデオまで壊れてしまった種子島ぴーです。
今日は深夜に『浅田真央 HERO~サンクスツアー 幸せを届ける旅に』の放映がありますが、録画できないのでリアルタイムで見るしかない。
2時20分~4時20分の2時間番組。きびし~
今、外出自粛やテレワークの推進で、ノートパソコンは届くまで1、2か月かかるし、ビデオは品薄で売っていない。
そういうわけで、少し古いパソコンで、のろのろとブログを書いています。
さて今日は19時から、世界選手権2017の男子SPが、YouTubeでプレミア公開されます。
時間が過ぎても見られます↓
https://www.youtube.com/watch?v=zYbREDYcICU
私が言うまでもなく、この年は、彗星のごとく現れた宇野昌磨選手が、話題をさらった年でした。
当時、海外で昌磨がどんなふうに驚かれてていたか探したのですが、いい記事が見つからず。
ただ、NBCの事前予想では、米国のジェイソン・ブラウンとネイサン・チェンの他は、ハビエル・フェルナンデス、羽生結弦、パトリック・チャンが有望と見られていたようで、昌磨の名前はありませんでした。
SPの後のThe Mainichiの英字記事があったので訳してみました。
https://mainichi.jp/english/articles/20170331/p2a/00m/0sp/002000c
宇野がショートでパーソナルベストを出し、世界選手権での優勝も視野に。
©MAINICHI
ここヘルシンキで3月30日に開催された世界選手権SPで、宇野昌磨が感動的な演技でキャリア史上最高の104.86点をたたき出し、2位に飛び込みました。
オーケストラのメロディーに合わせて演じた表現力豊かな演技を終えると、19歳のライジングスターは、すぐに勝利のポーズで右こぶしを突き上げました。
スコアは、以前のパーソナルベストを4.58点上回っています。
©MAINICHI
「このような高得点を出せたのは、この一年のすべての経験のたまものであり、2位になれたのは、本当にうれしいです」
「練習のときにジャンプがうまく跳べなかったとしても、集中すれば、競技会で成功できるジャンプの本数が増えました」と、昌磨。
まさしくその言葉どおり、1ポイント以上のGOEを付け加えて、4回転フリップと続く4回転と3回転トゥループのコンビネーションを成功させたのです。
「練習の成果を反映できたと思います」と昌磨。
昨年の世界選手権や、この2月の札幌冬季アジア大会で足りなかった部分を考えながら、スケートをしたといいます。
初めての世界選手権だった2016年は、涙をぬぐう7位に終わり、札幌では優勝しましたが、ショートでもフリーでもミスがありました。
同じミスを繰り返したくなかったので、彼は、持てる力をすべて出し切って、すばらしいショートプログラムを滑りました。
©MAINICHI
ショートでの勝利に浮かれることなく、宇野は勝利の表彰台に向けて、フリープログラムの準備をしています。
「今の時点では、ミスをした場合、点数をどこまで落とすか、順位をどれだけ落とすかわかりません」
彼は、自分のスキルを最大限に発揮する事を目指して、いちかばちかの戦い(攻めの演技)をしようとしています。
「ジャンプだけに集中したくはありません。演技のすべてが見どころだと思われるようなスケートをしたいです」
「演技のすべてが見どころだと思われるようなスケート」。
まさしく、その後のフリーで、昌磨はすべてが見どころとなった演技をします。
うーん、すばらしい!!
まずは、今夜のショートの試合から。
そういえば、SPの演技前にリンクに入ろうとしたら、黄色いクマが頭上からポコポコ落ちてきた年でしたよね??
もー、昌磨~(爆笑)
あのシーンは映らないのかな?
いずれにしても、編集なしのドラマが見られるプレミア公開。
公開済みの女子フリーでは、アンナ・ポゴリラヤ選手のシーンで泣いてしまいました。
身長が急激に伸びて(170㎝以上)、急にジャンプが跳べなくなってしまったポゴちゃん。
世界選手権の場だというのに、ジャンプが全然決まりません。
すると、観客が彼女を後押ししようと拍手をするのですが、地上波と違って編集なしなので、すごい音量!! 鳥肌が立ちました。
演技を終えて、深い悲しみが彼女を覆います。
リンクを引き上げるときも、泣き崩れて、コーチに抱えられるようにキス&クライへ。
その様子を見守る、暫定3位までの選手たち。
三原舞依ちゃん、カロリーナやカレンの表情…
人間性が見える素敵な表情でした。
号泣していたポゴちゃんも、「さあ笑って」とコーチに促され、手で口角を押し上げてスマイルを作ります。
このとき、彼女の暫定順位は12位。
彼女の演技が地上波放送で流れたのかカットされたのか記憶にありませんが、試合を見るなら、こういうシーンこそを見たいなぁと思いました。