こんばんは。心身ともに、たるみまくっている種子島ぴーです。
仕事も生活も、そろそろ通常運転に戻る心の準備をしなくては…。
さて、フィギュアスケート界も、本日5月25日と来る6月1日を境に、再始動する国が多いようです。
すでに練習を始めているリンクもありますよね。
安全とトレーニング再開のバランスを、どう取るかは悩ましい問題です。
以前、「東京オリンピックを年内に開催した場合、コロナウイルスが早く収束した国がメダルを独占してしまう恐れがある」と言っている人がいて、なるほどと思ったことがあります。
主要国の現状について、インターナショナル・フィギュア・スケーティングに記事が載っていたので意訳させていただきます。
Figure Skating Gets Back on Track – International Figure Skating
Akiko Tamura and Tatjana Flade contributed to this report.
世界中の多くの国民たちが、新型コロナウイルスのパンデミックから立ち直ろうとする中、フィギュアスケーターたちも、ゆっくりと元の状態に戻ろうとしている。
世界中のトレーニングセンターが、過去3週間で再開し、5月25日からさらに多くのセンターが再開する予定だ。
ただし、一度にリンクで滑るスケーターの数を制限したり、洗浄・消毒の厳格なルールが定められていたり、厳格な規制がある。
(中略)
米国ではいくつかのリンクがオープンし、私たちが知っているのは、そのうちのコロラド、アラスカ、テキサス、フロリダで、5月25日からさらに多くのリンクが開く予定。
5月4日に開業したコロラドスプリングスのワールドアリーナは、リンクを使えるのはコーチとその生徒に厳しく制限されている。
同時にリンクに入れるのは10人。(中略)
スケートカナダの州規定は、まだ第一段階で、オンタリオのリンクがおそらく来週のどこかで開業するが、コーチを含めて5人しか一緒に練習できない。ハイクラスの選手のみ、練習を許可されている。
ペアとアイスダンスは、ソーシャルディスタンスの制約により、練習できない。ケベックでは、いくつかのリンクで氷が溶けてしまっていて、9月まで再開の予定はたっていない。
ドイツとスイスでは、エリートレベルのスケーターだけがリンクに戻っている。
ドイツでは、ナショナルチームのメンバーだけが練習でき、一度にリンクに入れるのは5名だけ。コーチは、(アクリル?) ボードの後ろにいること。
バイエルンでは、ペアとアイスダンスの選手は練習できるが、ペアでの動きを練習するのは許されていない。
ベルリンでは、制限はない。
日本は、リンクはまだ閉鎖されている。通年オープンのリンクは、大学のリンクをのぞいて、ほとんどが6月1日からの再開を予定している。
関西大学と中京大学のリンクは、キャンパス内のほかの施設と同様に、追って通知があるまで閉鎖されたまま。
仙台の羽生結弦のホームリンクは、6月1日に再開予定である。
イタリアのダニール・グラスールは、コーチのロレンゾ・マグリと共に、ボルツァーノで練習を再開したと報告している。
「自宅で午前中に3時間トレーニングを行った後、いくつかのレッスンを受けてから、ボルツァーノのコーチの所に向かいます。おしなべて、すでに通常の生活に近いところまで戻っています」
ここで、ちょっと暴言はかせていただきます。
私は、ダニールはダンスができないので、ブノワ・リショーさんの摩訶不思議なコリオでごまかしていると思っていました。
しかし、最近インスタに投稿された動画では、ちゃんとコンテンポラリーダンスを踊っているではありませんか。
あーびっくり(笑)
下記リンクでインスタをご覧ください↓
https://www.instagram.com/p/CAIi--xosVE/?utm_source=ig_web_copy_link
マッテオ・リッツオも、ワームリンクであるベルガモのアイス・ラボに戻って練習をしている。
最近、ダニールのことを“イタリアの貴公子”と書いているメディアがありましたが、
「いやいや、元祖イタリアの貴公子はマッテオ君だろう」とおっしゃる方も多いでしょう。
元祖貴公子マッテオ君も、負けずにインスタで激しく踊っておりますよ!!
“生命”を感じる力強い踊りです。
https://www.instagram.com/p/CAlFxIGI3by/?utm_source=ig_web_copy_link
四つ葉のクローバーを拾う、かわいい一面も。
韓国のスケーターも、ソウルの木洞アイスリンクで、トレーニングを再開した。
最近のインタビューで、ユ・ヨンは、3月下旬にカナダのローリー・ニコルによって振り付けられた、二つのプログラムがあると話した。
しかし、二人のコーチ、タミー・キャンベルと濱田美栄は米国と日本にいるので、彼女の母親が動画をそれぞれに送っている。
ロシアのフィギュアスケート連盟は、代表チームのメンバーのための2つのトレーニングキャンプが開かれるように設定されていることを認めた。
5月25日はノボゴルスクのオリンピックセンター、6月上旬はキスロヴォツクのオリンピックセンター。
代表チームのメンバーは今週、ノボゴルスクでトレーニングを開始する予定だ。
すべての人々がコロナウイルスチェックを受け、医学的に通関した選手は、キャンプに残って、トレーニングをする。(中略)エテリチームも、ノボゴルスクでトレーニングに参加する。
ロシア連邦のその他のリンクも、来週中にオープンする予定。
レイク・クルーグロー、クラスノダール、スタヴロポリとクリミア。
サンクトペテルブルクでは、まだリンクは開いていないが、あるコーチによれば、準備中であり、まもなく再開する予定。
タマラ・モスクビナと生徒のアレクサンドラ・ボイコワとドミトリー・コズロフスキーは、どちらのキャンプにも参加しないだろう。
ミーシンとプルシェンコの生徒たちは、キスロヴォツクのキャンプに参加する。
「私たちのチームは、サーシャ・トゥルソワ、ベロニカ・ジリーナ、ソフィア、ソフィア・ティトワ、シリル・サノブスキーと一緒に、キスロヴォツクのトレーニングキャンプに行きます。私は連盟に申請し、手続きは完了しました。6月1日出発です」と、選手時代、山間部でトレーニングしたプルシェンコは話す。
アリエフは、バイクでツーリングに出かけたいたようですが、練習再開前の息抜きかな?
アレクサンドル・サマリン、ドミトリー・アリエフ、マーカー・イグナトフもキスロヴォツクのキャンプに参加予定。
以上です。 IFSさん、情報ありがとうございます。
昌磨は、日本のリンクが再開されたら、まずはそこで練習するのかな?
シャンペリーのリンクが開いても、日本からスイスに入れなければ、無理ですよね。
そういえば、昨日の夜中、ISUのトレーニングビデオに登場したランビ伯爵の髪型が・・・変わっていて・・・しかし、何か理由があるのかもしれないので、いじらないことにしますね。
ポジティブな理由であることを願っていますが。
おやすみなさい。