おはようございます。
昨夜は、GPF2015女子フリーをコワゴワ見た種子島ぴーです。
ISUのプレミアム公開は、まだ見られます↓
https://www.youtube.com/watch?v=9wi2ui2dqKE
浅田真央ちゃんの演技を見ながらぼんやり考えたことと、
「真央ちゃんで緊張しすぎて、当時は気付かなかったどうでもいいこと」について書きたいと思います。
浅田真央 『蝶々夫人』
この年は、「ハーフハーフ」から、競技復帰をした年でした。
今考えると、私は、浅田真央選手に期待することが、理不尽に多過ぎたと思います。
彼女のスケートが大好きで、見れるだけで良かったはずなのに、常にメダルを期待していた気がします。
メダルを期待するというよりも、他を圧倒すべきスケーターだと思っていたのかも。
10年間も。なんともひどい話だ…
この年も、復帰してグランプリ2大会で表彰台に乗って、ファイナルに進出(すごすぎる!!!)。
SP『素敵なあなた』で3位になり、いやがおうでも期待が高まります。
6分間練習では、きれいにトリプルアクセルを決めて、おぉぉぉーー!!
ところが、本番では、ふわりふわりとジャンプにミスが続きました。
それを、はらはらしながら、祈るように見ていたのを思い出します。
このとき実は、胃腸炎にかかっていて、エキシビションをキャンセルして帰国したんですよね。
それが分かったうえで改めて見ると、ジャンプで跳びあがるときに、体に力が入れられない様子。
胃腸炎なのに、よくこんな寒いリンクで…と思いました。
演技を終えた真央ちゃんに、エッジカバーを渡す佐藤コーチの「はい、お疲れさん」。
いろいろ分かったうえでの、「はい、お疲れさん」が・・・山田洋次監督の映画風で、じんわりします。
キスクラで「お疲れ様でした」と、静かにお辞儀をした真央ちゃん。
うーん、具合が悪そう。
そして、二人のこの感じ・・・なつかしい。
当時は、佐藤コーチと100パーセント、心が通っていてほしいと願っていましたが、冷静に考えて無理でしょう(笑)
そんなことを、あれこれ考えながら、演技を3回見ました。
改めて思うのは、「競技を引退した今の方が、この頃よりも上手い」という、驚くべき事実です。
サンクスツアーで見た『蝶々夫人』は、美しく力強かった。
このときの、はかなげな『蝶々夫人』もいいけれど。
ここから先は、演技とは関係ない、どうでもいい発見です。
ラファの低温度感
第一滑走は、アシュリー・ワグナー選手の『ムーラン・ルージュ』。
演技開始前、 リンクから少し離れて立つ、無表情のラファ親父。
アシュリーに言葉をかけるでもなく、気合を入れるでもなく、ポケットに手を突っ込んでいます。
アシュリーが、自分でバンバンと壁を叩いて気合を入れ、リンクへ出て行きました。
リッポンやブジェジナに対しては、肩をバシッと強すぎるくらいに叩いて送り出していたから、選手によって違うのかしら?
それとも、体に触れないように配慮していたのかな。
にしても、立ってる位置が、壁から遠いな(笑)
フランク・キャロルのぐしゃぐしゃティッシュ
グレイシー・ゴールドのフリーは、『火の鳥』。
ジャンプの調子が良くなかった模様です。
しかし、ポイントは、そこではない。
キスクラで、「ティッシュある?」と、キャロルコーチに聞くグレイシー。
「えーと、どこいったかな」と、コートのポケットをあちこち引っ掻き回すフランク・キャロル。
ほれっ
くしゃくしゃに丸まった、ティッシュのかたまりを差し出すキャロルコーチ。
ありがと。
え、ふくの? それでいいの?
欧米のドラマを見ていると、泣いている人に、きれいなんだかそうでないんだかわからない、ぐしゃぐしゃのティッシュを渡す場面をよく見ます。
不思議。
エテリコーチのガッツポーズ
優勝したのはメドベ―ジェワ。曲は、『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』でした。
そこは、いいです。
それよりも、エテリ・トゥトベリーゼの髪がブロンドではない。
表情も明るく、終始にこやか。
そして・・・
ガッツポーズもしちゃうよ!!
なんか、今と違うよね???
違いすぎるよね。
そんなこんなの発見もある、グランプリファイナル2015女子の演技は、YouTubeのISU公式で、絶賛公開中です!!
・・・と言いつつ、女子のフリーの再生回数が、1万回にも達していないのが気になります(笑)