こんばんは。心地いい風に吹かれながらブログを書いている種子島ぴーです。
大雨の地方のみなさんは、大丈夫でしょうか。
さて、ISUスケーティングアワードが、
いよいよキナ臭い感じになってきてしまいました。
昌磨にはほぼ関係ないし、高見の見物気分だったのですが、
あろうことか、チャーリー・ホワイト王子とタニス王女が司会進行に抜擢されてしまいました!!
なんということだ…毒が中和されてしまうではないか(笑)
ショーにふさわしいコメディアンとか、持ってこれなかったのだろうか?!
というのは横に置いておいて・・・
私は、少々混乱しています。
昨日、ISUは、スケーティングアワード2020の最終ノミネート者を発表しました。
各部門3名ずつです。
アワードのPRビデオのリリースから3、4日しか経っていません。
ビデオが作成された時点で、
最終ノミネート者の選出は終わっていたのでしょうか?
結果がわかった上で作られたような選手の取り上げ方でしたが、
最終候補者が絞り込まれた後に作られていたとしたら・・・
ワンポイントで顔出しされた選手やコーチに対して
失礼なんじゃないかという気がしています。
「濱田コーチは、何のために大写しにされたのか??」って話です。
「アリエフとか知子ちゃんとかジェイソンとか、テキトーに散りばめるなよ!!」とも思います。
反対に、3回もビデオに登場した隋 文静&韓聰ペアは、
何も最終ノミネートされていません。
中国枠はなくていいのか、逆に心配です。
大どんでん返しで、当日発表の生涯貢献賞に、中国の元選手やコーチが選ばれたりするのかな?
ISUのレターをざっくり訳
ということで、興味のない方もご一緒に、ISUのレターを確認してみましょう。
審査のベースになったのは、2019-2020シーズンの
・グランプリシリーズ各大会とグランプリファイナル
・ヨーロッパ選手権
・四大陸選手権
…の結果や体験(感動ストーリーや技術的なことなど?)です。
加えて、2019年12月1日~2020年2月10日までに、
候補者リストの中から一般人、メディア、ISUメンバーがweb投票を行い、
各賞に対して3名の候補者を選出しました。
スケート界のスターが揃った審査員は、それぞれのカテゴリーの勝利者を決めます。
そして、タニス・ホワイトとチャーリー・ホワイトがホストをつとめる2020年7月11日のオンラインアワードで発表されます。
「スター揃いの審査員」というのは、オリンピックや国際大会で実績を残してきた元選手6人。
カナダのエリック・ラドフォード、中国のチェン・ルゥ、日本の安藤美姫、フランスのスルヤ・ボナリー、ロシアのタチアナ・ナフカ、アメリカのトッド・エルドリッジです。
正直、ゴタゴタ続きのアワードで審査員をつとめるのも大変でしょう。
断った人もいるのではないかと…。彼らに火の粉が降りかかりませんように。
最終ノミネート者
では、最終ノミネートがどういう方々なのか、確認しておきましょう。
イメージがつきやすいように、スクショした写真を並べてみました。
Sennaさんのブログで何度か、「オオナゾコナゾのスクショが凄腕」と書いていただいているのを目にしました。ありがとうございます。
http://forzasenna.blog75.fc2.com/
でも、穴があったら入りたいくらい、低クオリティのお寒いスクショでお送りします。
最優秀選手賞
ファンベース、メディアの注目、スポンサーの評価によって、フィギュアスケートの人気レベルを上げることに成功したシングル、ペア、アイスダンスの選手を称えます。
(左から掲載順)
・ネイサン・チェン(USA)
・ガブリエラ・パパダキス/ギヨーム・シゼロン(FRA)
・羽生結弦(JPN)
最優秀衣装賞
創造性、現代性、実装性(着たときにどうか等?)、ファッション性、独自のスタイル、オリジナリティを反映した衣装を使用したシングル、ペア、アイスダンスの選手を称えます。
・マディソン・チョック/エバン・ベイツ (USA) (Free Dance)
・アンナ・シェルバコワ (RUS) (Free Skating)
・羽生結弦 (JPN) (Free Skating ISU Grand Prix of Figure Skating)
最優秀作品賞
音楽のチョイス、表現、創造性、現代性が盛り込まれているか、オリジナリティがあるかに加えて、全体的なパフォーマンスが優れていたプログラムを演じたスケーター。
・ケヴィン・エイモズ (FRA) (Short Program)
・エフゲニア・メドベージェワ (RUS) (Free Skating)
・ガブリエラ・パパダキス/ギヨーム・シゼロン (FRA) (Rhythm Dance)
最優秀新人賞
・アリーナ・コストルナヤ (RUS)
・アレクサンドラ・トゥルソワ (RUS)
・ユ・ヨン (KOR)
最優秀コリオグラファー賞
・シェイ=リン・ボーン
・マリー=フランス・デュブレイユ
・ローリー・ニコル
最優秀コーチ賞
プロフェッショナルで効率的な指導を通じて、傑出した結果を選手、または複数の選手と共に達成したコーチ。
・ラファエル・アルトゥニアン
・ブライアン・オーサー
・エテリ・トゥトベリーゼ
生涯貢献賞は、当日発表されます。
ざっと見た感想は、いかがでしょうか。
コリオグラファーとコーチは、甲乙つけがたい面々だと思います。
でも、突っ込みどころがある賞もあります。
たとえば、旧エテリ3人娘の中でも突出した結果を残したアンナ・シェルバコワは、
新人賞にノミネートされていませんよね。
ユ・ヨンは、もちろんすばらしい。
だからといって、シェルバコワが衣装賞のノミネートだけで、
お茶を濁されていいわけはないと思う。
海外では、ザギトワ選手がノミネートから漏れたことで、議論が噴出しています。
その気持ちもわかります。
いろいろ考えると疲れるので、昌磨が巻き込まれていなくてよかったと思うことにします。
おやすみなさい。楽しい週末を!!