オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

強い人は真面目。『宇野昌磨×しょーぐん withすいのこ 特別対談』

こんにちは。昨晩は、帰宅後に『宇野昌磨×しょーぐん withすいのこ 特別対談』を聴いて、睡眠不足の種子島ぴーです。

 

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YouTubeで現在も視聴できますが、2時間ぐらいあるので、
興味がる方は、お時間のあるときにご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=ITtyIcSPZWI&feature=emb_logo

 

いや、しかしですね、トークは全般的に真面目でした。

特に前半は、「人生無駄なことは何もない」的な、

「こども電話相談室か新入社員に体験談を話す先輩社員か!!」と、突っ込みたくなるほど、質問も答えも大真面目!!

 

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がちゃがちゃ、わちゃわちゃしたトークを想像していた私は、予想外でした。

考えてみれば、バラエティじゃないんだから、騒ぐ必要もないわけで(笑)、
ファンを中心に寄せられた質問に、3人が答えていきます。

 

といっても、2時間で取り上げた質問は、数個だけ。

じっくり考えながら、互いの深層心理に迫っていきます。

 

昌磨もしょーぐんさんもすいのこさんも、まじめで細心。
きちんとした人たちなんだと思いました。

 

 

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さて、昌磨トークの中で、印象に残ったのは、

1.「僕、こう見えて、しゃべるのが好きなんですよ」

 

確かに、平昌オリンピック以降、インタビューで自分の言葉でしゃべる姿が印象的&話題になりましたが、

しゃべらされているからではなく、意志を持って発信しているからなんでしょうね。

 

2.人に何かしてあげたいと思ったことはなかったが、いろいろあった昨シーズンを経て、僕も人のために何かしたいと思った。

 

ここで、「(コメント欄の)マダムが号泣してますけど」と、しょーぐんさん、すいのこさんから突っ込みが入る(笑)

「宇野昌磨YouTube公式チャンネル」の開設も、
「今年はアイスショーもないので、僕から発信することがない(ので、ファンに発信してあげたい)。人と同じことはやりたくないのでYouTubeになった」とのことでした。


最近の露出が多いのは、予想どおり、ファンへのお返しだったようです。
よし、私もここで泣いておこう(笑)


3.スケートとゲームの関係


「スケートをやっているからゲームが強いのか?」(と聞かれることも多いが)、そうではないらしい。
「自分にとっては、スケートをやっているのは、息をしているのと同じ」。

「(ゲームにそこまで時間は割けないので)スケートと同じくらいやらないとゲームでトップにいけないなぁ、と思って、ゲームをやめてしまおうと思うことがある」。
「スケートと同じようにゲームに求めているものが高くなってしまって、
ゲームやめちゃおうと思うときがある」。

 

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4.「人口」のアクセント♥


「靴」につづく、名古屋の素敵アクセント。

ツボでした。

 

5.“最初の人”にならなくてもいい。

 

「ゲーム音楽で滑る予定は?」という質問に対して、

「他の人がやっていないことを自分が最初にやるというのは‥最初の人になる必要は僕はない」みたいな内容。

私はすぐに、織田ちゃんの『マリオブラザーズ』が浮かび、

そこから安部総理の東京オリンピック誘致PRビデオのマリオが浮かんだ(笑)
ケヴィン・レイノルズの『ゼルダの伝説』の緑の衣装も…。

 

ゲーム音楽も、壮大な曲なら昌磨に似合いそうですが、
今ここで昌磨がゲーム音楽を選曲すると、

海外実況解説のコメントが「ショーマ・ウノ。ゲーム好きでも知られています。曲は『マリオブラザーズ2』」みたいなことになりそうなので、やめたほうがいいと思う(笑)

みなさんのご意見は、いかがでしょうか?

 

6.(この話をするには)いろんなところに許可を取らないといけないかもしれないんですけど…

 

「有名な人の名前を間違えたことがある」という話をする前の、コメントです。

「どういう話をすると、どこに影響を与えるか、もしくは迷惑をかけるか」を、瞬時に考える習慣が身についているようです。

小さいころからテレビなどにも取り上げられて、いろいろな経験をしてきたのだろうと思いました。

 

そういえば、KISS&CRYについての記事をsennaさんのブログに取り上げていただき(ありがとうございます)

面構え - フィギュアスケート

印象に残った言葉番外編、16頁の後半
「運命というと壮大すぎるので、ここは”流れ”でお願いします(笑)」

ここは、私も「頭いいな」と思いました。

自分が意図したことと違うように書かれないように、

自分の身は自分で守ることを知っている、と。

これも、何か経験があるのでしょう。

 

7.「何事も楽しいと思ったときのパフォーマンスってすごく高くて」

 

これは、すごくわかります!!

私も、仕事が忙しいのは好きなのに、忙しすぎると心の余裕がなくなってくるときがあって、
そうすると、仕事のレベルも落ちてしまいます。

なので、「好きでやってる仕事でしょ」って書いて、パソコンに貼ってあります。

その貼り紙を見ると、「あ、そうだ」と思って、“楽しい気分スイッチ”を入れて、
気持ちも新たに仕事をします。

そうすると、いい仕事ができる。と自分では思っています。

 

8.「いかにメンタル不利を背負わないか」

 

ここ、最初は「メンタルフリー」に聞こえたのですが、「メンタル不利」なんですね。

「精神的に強くなろうとしない」「緊張しないようにしようと思わない」っていうことなのかな?

昌磨の最近のコメントとも通じますね。

 

9.逃げていい。

 

「いつも失敗しないミスを、試合で失敗して落ち込むのではなく、あらかじめ失敗を想定していたメンタルでいくようにしている」というような話だったと思います。


これも、最近の昌磨の試合での「失敗してもニコッ」「演技を終えて、ステファンがどんだけ驚いてるか振り返る」と一致しています。

 

この境地には、私は達していないので、見習いたいです。って、やっぱり「こども電話相談室」か!!

 

というわけで、笑いはありつつも、真剣なトークだった『宇野昌磨×しょーぐん withすいのこ 特別対談』。

私は、「真面目が最強。最後は真面目な人が勝つ」と信じて生きてきましたが(大げさ)、

ゲームもスケートも、一流の人は真面目であることを、再確認した配信でした。

 

本田選手のラジオ番組に昌磨も出演

さて、引き続き、真面目なトークが聴けそうなラジオ番組が明日あります。

 

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8月27日(木)13時~14時30分 ニッポン放送特別番組「本田圭佑 『NowVoice』」

本田はブラジルから、宇野は愛知から、アシスタントを務める同局の東島衣里アナウンサーは東京からと、3地点をZoomでつないでリモート収録を敢行。本田は、宇野とは初対面ということもあり、緊張気味ではあったが、冒頭に宇野の趣味であるゲームの話で一気に打ち解けると、兄弟や家族の話、「負けず嫌い」のお互いの見解、オリンピックなど、さまざまな話題でトークを繰り広げた。(中京新聞より)

あの本田選手が、昌磨に対して緊張気味というのも信じられませんが(普通は逆では?)、
本当ならほほえましいですね。

 

ただ、平日の13時~14時30分って、ラジオを聴ける人って、限られていますよね。
こちらに、ニッポン放送の番組表があるのですが、

2020年08月27日(木)の番組表|AMラジオ 1242 ニッポン放送

 

「Radiko」という聴き逃し番組を聴けるシステムがあるようです。
時間を過ぎると、このようなマークが出て、

 

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「聴取を開始してから24時間以内であれば、合計3時間までいつでも聴取できる」そうです。


ただし、「特定のタレント出演番組やスポーツ中継など一部聴取できない番組がある。」とと書かれているので、今回の特別番組が聴けるかどうかはわかりません。
NowVoiceにアップされるかな?

 

もうそろそろスイスに旅立ちそうな昌磨の
貴重なラジオ出演。
私も含め、みなさんが聴けることを願っています。


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