こんばんは。コリヤダ君の美しい立ち姿が恋しい種子島ぴーです。
長らく情報が少なかったコリヤダ君ですが、
ミーシンコーチのところへ移籍し、かなり頑張っているようです。
ロシアの記事からコリヤダ君部分を抜き出し、Googleさんのお力も借りながら、
頑張って訳してみました。(間違いがあったらすみません)
ミーシンのインタビュー
コリヤダは4回転トゥループを跳び、サルコウを取り戻し、ルッツに取り組んでいる。すべてが順調そうだ。
「スポーツ・デイ・バイ・デイ」の特派員は、ロシアの名誉あるコーチ ミーシンと話しました。
とりわけ、副鼻腔炎のために1年以上試合に出す、その後、コーチをヴァレンティーナ・チェボタリョーワからアレクセイ・ミーシンに変更した平昌オリンピックの団体銀メダリスト ミハイル・コリャーダの状況を確認できました。
コリヤダ君たちがいるサンクトペテルブルクは、今年いっぱい、フィギュアスケートの大会を禁止にしたいという考えもあったそうです。
ちなみに、ロシアの8月28日の新型コロナウィルス新規感染者数は、4829人です。
しかし、8月25〜26日に、サンクトペテルブルクでグループ試技会が開かれました。
インタビューしたときは、選手たちがその準備をしている段階です。
(グループ試技会の情報は、後の段落に書いてあります)
ミハイル・コリヤダについては、情報がありません。練習での彼の様子はどうですか?
M(ミーシン) ミーシャはよくトレーニングをし、(ミーシンの)グループにうまく適合している。効率よく、どん欲に学んでいる。
ショートブログラムはすでに上演されていて、振付はタチアナ・ニコラエフナ・プロコフィエバによって行われました。
【訂正します】
コリヤダ君の今季SPは、The Baseballsが歌う「Let's Get Loud」でした。
「Let's Get Loud」は、ジェニファー・ロペスが歌って大ヒットした曲なので、
聴いたことがある人も多いと思います。
記事には、休養前にショートで滑りかけた『Wind of Change』のYouTubeが挿入されています。
THE ICEの大阪公演で「SPを世界初披露です」とアナウンスされて滑ったのを見ました。
美しいプログラム。コリヤダ君自身が曲を選んで、でもその後、曲を変更して、病気で休養して…となり、幻のプログラムでしたが、
今、この時代、時期だからこそ、より一層意味を持つ曲になった『Wind of Change』。
彼の新シーズンを後押ししてくれますように!!
M フリーは、イリヤ・アベルブフが振り付ける約束になっています。
しかし、彼はまだ『アイスエイジ』(スケートのテレビ番組)で忙しいので、まだ手が付けられていません。
イリヤと私は仕事をしたことがありますが、彼はできない約束をする人ではないし、約束を破る人ではありません。今週彼は、サンクトペテルブルクに来る予定になっています。
コリヤダは、どんなジャンプを跳んでいますか?
M 4回転トゥループを跳び、4回転サルコウを取り戻そうとしています。
以前は4回転サルコウを跳んでいましたが、ほぼ1年、休養していたので、積極的に取り組む必要があります。
また、4回転ルッツにも取り組んでいます。ミーシャは、積極的にトレーニングをしています。テストスケートでミーシャがどうか、見てみましょう。すべてが順調に見え、取り戻した要素(4Tなど?)については、着実に一貫性を示しています。
副鼻腔炎の問題は、もうありませんか?
M ない。回復したので、全力でトレーニングできる健康状態にあります。
あなたがモスクワにいる間、コリヤダと他の生徒たちは、タチアナ・ミーシナコーチと一緒にトレーニングをするのですか?
M ええ、もちろん。私たちは確立されたグループ体制を有しています。アルトゥール・ガチンスキーの後輩は、ベレドビコフのアイスアリーナでトレーニングをしています。ユビレイニはアイスリンクが足りないので(修理中らしいです)、このように分けました。
イリヤ・アベルブフのインタビュー
コリヤダ君の新プロは、フリーはバレエダンサー ルドルフ・ヌレエフを描いた映画『ホワイト・クロウ』のサントラです。
振付を、ソルトレイクの銀メダリスト、元アイスダンス選手のイリヤ・アベルブフが担当します。記事は、アベルブフのインタビューです。
ミハイル・コリヤダが、どういうイメージを演じるか教えていただけますか?
A (アベルブフ) これまでとは、まったく違うイメージになります。曲は、 (コリヤダ君?) 自身によって提供されました。ルドルフ・ヌレエフについての映画「ホワイト・クロウ(直訳すると“白いカラス”)」からです。
ミーシャ(コリヤダ君)は、プログラムをとても気に入っています。これまでとは違うミーシャを、見ることができるでしょう。
1シーズン逃したという事実は、もう一度体力をつけるのを難しくします。しかし、彼はトレーニングでたくさん努力をしたし、彼と一緒に仕事をするのは大きな喜びでした。彼は、新しいことをする準備ができています。
もちろん、ミーシンは、いつもプログラムに修正を加えます。エレメンツの実施は、現在のフィギュアスケートのメインになり、ミーシンはそのことをより熟知しているからです。
しかし、どうにかプログラムの振付は終わりました。メインのアイデアは、ヌレエフの生涯です。夢への欲望、彼のメインダンス、人生の影と日なたなど。そして、自分を信じ続けることです。
ミハイルは今シーズン、技術的にどれくらい準備ができていますか。4回転ジャンプは戻っていますか?
A 正直なところ、私は個人的に4回転ジャンプを見たことはありませんが、プログラムには組み込まれており、1つではありません。トリプルアクセルもです。
プログラムコンテンツは、難度が高いです。さらに、ミーシンは、コリヤダの状態を見て、必要だと思えばプログラムをより複雑にします。
ミーシンがあなたを呼んだのですか?
A はい、(私が振り付けるという)アイデアは、彼のものでした。彼は電話で、ミハイル・コリヤダと協力するように依頼してきました。原則として、希望されても、私自身が振付を提供することはありません。しかし、ミーシンに依頼されれば、ノーと言う選択肢はありません。
ミーシャは本当に成熟し、私はこれまでとは全く異なるアプローチを見ました。
ミーシンが彼に、何度もこういうのを聞きました。「今、私たちは、焦って何かをする必要はない」と。
ミーシャ自身が、「できるだけ早くすべてをやりたい」「できるだけジャンプしたい」という欲求に圧倒されていることを認めており、それを考慮してのことです。当然でしょう。25歳という年齢が、男子シングルスケーターとして、高い結果を出すことが不可能になる年齢だとは思いません。
そういう意味で、ミーシンとの協力は良いニュースです。チェボタリョーワコーチに全面的な敬意を払いつつも、ミハイルはこの移籍を早期に行うべきであったことに、私は同意せざるを得ません。
しかし、アスリートにはそれぞれの人生の道筋があり、ミーシンとコリヤダが、まったく期待外れの結果になる可能性もあると思います。
非公開試技会のインサイダー情報
8月25〜26日に、サンクトペテルブルクでグループ試技会がありました。
非公開で行われたテストスケートの情報です。
ショートプログラム後の条件付きのトップは、昨シーズン好調だったマカール・イグナトフでした。彼は4T + 3Tのコンビネーションをほぼクリーンに披露し、多くのスケーターにとって困難な、4回転ループを跳びました。トリプルアクセルでの小さなミスは、演技を台無しにしませんでした。もちろん、プログラムの終盤で、マカールは著しく疲れ果てていましたが、まだシーズンの始まりに過ぎません。
残念ながら、ドミトリー・アリエフは、軽傷を負ってスケートができませんでした。
新しいスケート靴に変えた初日から、
4回転トゥと4回転ルッツが跳べた…と聞いていたのに。
ジュニアの世界チャンピオンであるアンドレイ・モザレフは、シーズン初めに非常に好調でした。プログラムの最初のジャンプ要素で4回転ルッツを跳ぼうとしましたが、回転が少し足りずに転倒しました。その後、4T + 3Tおよび3Aを跳びました。
ついにミハイル・コリヤダが氷上に出てきました。スケーターは、4T + 2Tの連続ジャンプ(体を締めて飛び上がれば、3Tにできた)、彼の代名詞である美しい3Aとルッツを跳びました。
エルザベータ・トゥクタミシェワは、女性の主役でした。新しい美しいショートプログラムでは、所定の位置(ファーストジャンプ)にあるトリプルアクセル(多少の回転不足はあります)、クリーンな3L + 3Tの連続ジャンプと3Fを見せました。
ソフィア・サモドゥロワは、トリプルルッツで転倒しましたが、全体的にはよく滑りました。
スタニスラワ・コンスタンティノワは、素晴らしいショートプログラムを披露しましたが、ジャンプは、いつものように簡単にはいきませんでした。大幅にアンダーローテーションの3L + 3T。単独の3Fも、少し回転不足でした。
今後の予定
9月12日と13日に、観客を入れてのテストスケートがあります。
ロシアのトップスケーターたちが、9月12日には、ショートプログラムを、9月13日にはフリープログラムを滑ります。
そこにコリヤダ君も出るようです。
その映像が見られるといいのですが…
以上、コリヤダ君情報でした。