コリヤダ君、2大会連続優勝
さて、先週末、ロシアのミンスクで「ミンスク・アイス・スター」という大会が開催され、ミーシン組が出場していました。
- ミハイル・コリヤダ君が男子シングルで優勝。
- ソフィア・サモドゥロワが、女子シングルで3位。
大会の規模自体は、一部門エリート選手5、6人のエントリーだった記憶がありますが、定かではありません。
ロシアカップから連戦のコリヤダ君は、SPは完璧で100点越え(だったと思う)。
フリーは、ジャンプでミスはあったものの、これまではとは違う余裕を感じました。
一度ミスをしてもミーシンが呪文を唱えれば立て直せるし、
今までなら「転倒する!!」と思う場面でもスタッと着氷!!
今シーズンのコリヤダ君は、昌磨同様、ジャンプが1、2個失敗しても、胃がキューンとならずに演技を楽しめると期待しています。
Mikhail Kolyada OfficialのYouTubeで演技が見られます。
SP
https://www.youtube.com/watch?v=NAcb41WBTaQ
FS
Mikhail Kolyada - Ice Star 2020 - FS (01.11.2020) - YouTube
そんなコリヤダ君のインタビューが同じくMikhail Kolyada Officialにアップされていたので、英語字幕を訳してみました。
カメラの位置もあると思うのですが、コリヤダ君の表情も声のトーンも、知的でクールな超絶イケメンになっております。
https://www.youtube.com/watch?v=pErPBVd_Vko
今日ここミンスクで、ミハイル・コリヤダが演技をし、ミンスク・アイス・スターで優勝しました。おめでとうございます!!
M スパシーバ。ありがとうございます。
ショートとフリーの演技は、どうでしたか。
M すべてがうまくいきました。ハラショー(すばらしく)で、順調でした。
フリーではミスがありましたが、ジャンプでのパンクがなかったのがうれしいです。
それに…ミーシン先生が言っていたように、「ミスをするのは為になる」。本当に、そのとおりですね。(笑顔) なぜなら…もしミスが全くなければ、つい安心して、何も取り組むことがないですよね。ミスがあれば、それがやる気につながります。
前進するために練習すると?
M もちろん、ええ、その通りです。
ロシアカップのソチ大会で優勝して、ここでも優勝しましたが、
M ンーフー(この相槌がしびれる)
2大会連続というのは、どんなふうに大変でしたか?
M あ~実のところ、何をどうしなくちゃいけなかったか、覚えてないです。
2大会連続なんて、珍しいことなので。ただ、自分を試してみたかったんです。
こういう状況をどうコントロールすればいいか、知らなかったので。
そしてそれは、とても興味深い経験でした。
疲れ切ってないですか?
M なんというか、氷の上に立って、ジャンプしたり、スピンやステップをしているときは、疲れているかどうかは考えません。(微笑) やるべきことに、完全に集中していますから。
ソチ大会とミンスク・アイス・スターは、休養の後の最初のリアルな大会でしたね。
M (軽く)ダー ダー (はい。そうです)
どうでしたか?
M (ニヤリ) すごくクールな気分でしたよ、ほんとうに。
アドレナリンが出る感じが恋しかったし…試合の雰囲気が恋しかったです。ただもう、すばらしかった。すべてがうれしかったです。
次の試合は、モスクワのグランプリ大会ですね。
M ダー
どう備えますか?
M 一生懸命やるしかない。(唇を一直線にきれいに引き締めて、にっこり)
何か、変更はあるでしょう?(ジャンプとか、ジャンプとか、ジャンプ構成とか)
M どうかな。フフッ
僕は‥なんていうか、言われたことをやります。
アレクセイ・ニコラエヴィチ・ミーシンがやれと言ったことをやります。
あなた方お二人は、仲がいいと?
M ダー (^_-)-☆
で、あなたは従順な生徒だと?
M ダー (^_-)-☆
アレクセイ・ニコラエヴィチ・ミーシンは、他にあなたに何か言いましたか?
ミスについて、もしくは他のことについて…
M うーん、詳細なことはまだ分析できていません。サンクト・ペテルスブルクに戻ってから、分析すると思います。
ミーシャ、ありがとうございます。健闘をお祈りしています。
M (200点の笑顔で) スパシーバ、スパシーバ
以上です。
今シーズンは、コリヤダ君のファンがますます増えそうな予感がします。